2012年6月16日土曜日

映画ランキング2011

超今さらなんですが、2011年の映画ランキングを掲載しておこうと思います。
ただし、下半期からほとんど映画を見ておらず、本数自体が少なかったので
ちゃんとランク付けしたのは7位まで。それ以下は「次点」としました。

次点 モールス
怖すぎてマジで半泣きになった。雪深い枯れた街での惨劇。グッロ~!!
でもそのグロさの裏にあるやりきれなさ、どうしようもなさみたいなのも確かに伝わった。
特に少女と“父親”の関係性に想いを馳せずにはいられない。

次点 高校デビュー
意外な掘り出し物。胸キュンなストーリーを楽しくポップに描いてました。
キャストも地味めながらちゃんと選んでる感じで好感。
なにより主役の大野いとが大変がんばっていた。自分の可愛さに頓着してない感じがいい。

次点 アリス・クリードの失踪
騙し、騙され、騙し合い・・・大好きな、“密室心理劇モノ”でした。
この映画の本質は「アリスは解放されるのか」ではなく
「この中で誰が一番悪いのか」である、と気づいたときの興奮は格別。

7位 トゥルーグリット
とにかく画が美しくて。渋くて、壮大で、厳しくて、烈しい西部の大地。
その背景にぴったりなキャストもお見事。ヘイリー・スタインフェルドはハリウッドの蒼井優と呼びたい。
「天罰なんて待ってられない」というキャッチコピーは年間ベスト!

6位 ブラックスワン
これも痛い痛い映画。目を背けたいけど目が離せなくて、終わった瞬間ほっとした。
ナタリー・ポートマンはこれでオスカーを獲れて幸せ者だよ。今後これ以上のハマり役はないのでは。
あと私はヴァンサン・カッセルの出演作選びに信頼を置いている、ということがよくわかった。

5位 アジョシ
下半期のMY流行語大賞のひとつが「アジョシ」でした。うわ言のようにつぶやいていた。
細かい粗など気にならないくらい、ウォンビンのかっこよさ(顔、演技、アクション全部!)に目を奪われっぱなし。
おかげで質屋を見ればアジョシを探す体質になってしまいましたよ・・・

4位 ステイ・フレンズ
2~4位はほぼ順不同です。素晴らしい出来栄えのラブコメディ。こういうのが見たかった。
小道具、音楽、キャラ設定、ファッションなどすべてにイマっぽいキーワードを散りばめ
それらを包括した「街」というものを鮮やかに撮ることが、よいラブコメの肝だなと感じさせられる。
作り手の、ニューヨーク(とLA)への愛着がすごく伝わってくるのです。
ジャスティン・ティンバーレイクとミラ・クニスのあの身軽な感じ、日本人にはないよね。

3位 ソーシャル・ネットワーク 
何もかも上手すぎて、脱帽しかできなかった。描かれているのは天才たちだけど、作ってる人たちの頭もめちゃ切れてる。
演出や構成にまったく無駄がなくて、冒頭10分だけで主人公の性格を理解させられた。
キーを叩く音、ショーン・パーカーの演説じみたメニューをオーダーする声(ここでもジャスティン・ティンバーレイク!)など
脳内麻薬が出る爽快なスピード感とともに、終焉に向かっていく青春。そう、これが青春なんだなって。
 
2位 X-MEN:ファースト・ジェネレーション
ひたすら楽しかった。エンターテイメントかくあるべしな、美男美女の愛憎と策略と活劇!
息をしているだけで場面に意味を与えてしまうマイケル・ファスベンダーには主演男優賞を贈るしかない(ウォンビンと同時受賞で!)
ナチス、キューバ危機など歴史上の出来事のからめ方も上手くて、本当に楽しかった。

1位 塔の上のラプンツェル
正直、出来の良さでいえば前作「プリンセスと魔法のキス」のほうが上だと思うんですが
個人的に本当に好きすぎて、これは文句なしの1位。見終わったときの、甘酸っぱいきらめき。
祝祭感あふれる人生讃歌。私がまさにフィクションに求めるものだった。
映画本編とは別に、ラプンツェルの声を演じたマンディ・ムーア自身の物語も透けて見えるようで
そういう意味でも私の映画であった。
詳しいレビューはこちらに。

あと特別賞的に『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』も。
ミッチー結婚報道の直後に見たもので、微妙に記憶が飛んでるんですが(アホ)、よかった。
助演男優賞はアラン・リックマン以外にいないですよね。

2012年6月11日月曜日

日本ロック界のアベンジャーズ

LUNA SEA武道館公演決定のニュースに発奮していたら、更新を忘れていました。
Jの動きを見るに、今年はLUNA SEA本体でも何かあるんだろうなーとは思っていたけど、まさかこれとは。
次のライブは、見られるならドームでも、と思ってたけど、武道館なんて最高すぎる!
発表された夜はマジで興奮しすぎてまったく寝られませんでした。
しかし心配になるのがチケット・・・争奪戦間違いなしなので。
Jのファンクラブでも先行があるらしいので、そこにかけるしかない。一般はほぼ空売りだろうな・・・

この半年で既に2回Jのライブに行ってるし、夏も2回行く予定なので、J不足ということはないのですが
やっぱりLUNA SEAでのJをこの目で見られるのは嬉しい。
基本はソロのJが好きだし、ついていく!と思ってるけど、LUNA SEAとしての格好よさは別物なんですよね。
5人揃ったときに、バーン!と雷が落ちるような「待ってました感」があるというか。
私はLUNA SEAを日本ロック界のアベンジャーズだと思っているんですけど。
Jも、ソロだとTシャツ&デニム&ヒゲなのに、LUNA SEAだといきなりスーツになったりするという。そのギャップがたまらん!
以前も貼った2007年の「One Night Dejavu」のときの外見が一番好きといいつつ
最近は2010年クリスマスの「黒服ナイト」のJにも悶絶していました。
この映像、ライブが丸々見られるよ! 見始めると夜更かし間違いなしでオススメです。
1:49:44からの「ROSIER」は特に見ていただきたいですね。
私、好きすぎて、いいタイミングで一時停止→画面キャプチャ→ペイントでサイズ調整して
自分だけの画像を作るという不毛な行為を真夜中に繰り広げてしまった。
その一部を公開する!!

間奏の英語詩を歌うJさん。この髪の角度完璧だわ。

「行くぞ東京ドォオオオム!!」 必殺マイクスタンド投げきたー! 
マイクスタンドになりたい!!!

ジャーン!って弾くときのポーズが常に絵になる。

ついでにこれはライブ本編のラスト、退場前に。
 この不敵な笑顔たまらん・・・みんなより先にさっさと退場するキャラもしびれる。

このブログ読んでる人、ついに狂ったと思ってるだろうな。うんマジで!
もし本当にLUNA SEA武道館公演行ったら、失明するんじゃなかろうか・・・

話は変わるがAKB総選挙。
今年も楽しく見ましたが、上位のスピーチは去年のほうが印象に残るものが多かったかなー
表情や語り口を含め、一番惹きつけられたのは8位の板野友美。

皆さんありがとうございます。
去年は沢山悩みました。
私の居場所がここには無いんじゃないかなと思ったり 
一年間悩み続けました。
でも順位が下がったり 他人と比べたりすることじゃなくて
私は私らしく いていいんだよということを教えてくれたのは
この五万という票を投票してくれた皆さんです。
皆さんからは沢山の愛と夢とそして自信をもらいました。

私は歌うのが好きです。
ダンスが好きです。
好きな事が出来る場所が私にはあります。
それはみなさんがいるからだと思います。
友は友らしく 我が道をこれからも歩んでいこうと思います。
そして何年か後にまた皆さんにありがとうと言えるように頑張りたいと思います。
皆さん、友についてきてください。
ありがとうございました。

涙ぐんでいるけど微笑んでいて、淡々としつつもはっきり喋って。
月並みだけど、すごいイイ女になってるなというか
一度落ちた者だけの言葉に、胸を打たれた。

14位峯岸みなみも素晴らしかった。

いつも16位と17位どっちが美味しいですかね?とか
バラエティ班だから順位は関係ないと言ってきたけど
でもいつも頭の中に描いていたのは
一つでも高い順位に上がり
うれし涙でぐちゃぐちゃになる自分でした。
素直になれなくてごめんなさい。
これからもAKBのスパイスとして頑張ります。
今はもうこのまま消えてしまいたいくらい幸せです。(一部略) 

これは私の中の全喪女が号泣した。
可愛い子集団のなかで、ちょっと頭が切れて正統派美少女じゃないという理由で
ピエロポジションをまっとうしてきた女子のせつなすぎる本音だわ。報われてよかったよマジで。