2011年11月29日火曜日

We found love in a hopeless place

Rihannaの新曲「We Found Love」にめちゃくちゃハマっているよ。

解禁されたときから「好きだなー」とは思っていたんですけど
この数日のハマり方は異常。
アルバム買ったけどこの曲ばかり聴いてるし
仕事中もYoutube repeatで延々繰り返してる。
たぶん今日だけで50回は聴いてる。

物議をかもしているビデオですが、個人的には別にクリス・ブラウンは連想しなかったんだよねー
もちろんわかるけど、それ以上に別の部分が鮮烈で、あまり気にならない。
どのシーンも印象的だけど、白壁に別の風景が当てられる演出が好き。
ひとりぼっちの部屋で、失った恋の思い出を持て余してる絶望がよく出てると思う。
曲だけ聴いていると、ハイキーなダンスチューンなんですが
歌詞を読んで、ビデオを見ると、「We found love」に続く「in a hopeless place」の意味がよくわかる。
「We found love in a hopeless place」というフレーズの訳し方はいろいろあるけど
個人的には「私たちの愛は取り返しのつかないところまで来てしまった」
がいちばんしっくりくるかな。 ビデオでドラッグがキーワードになっているというのもあるけど
すごく刹那的で烈しくて、でも哀しい情愛の形にヒリヒリ来る。
エグいし醜悪だけど、目をそらしたくないというか。
ビデオの冒頭のナレーションがことさら胸に刺さる。
ナレーションを務めているのは、なんとアギネス・ディーン(良い声!)
いやー、リアーナの極道っぷり(≒腹の据え方)はハンパないよ。

サウンド面で言うと、サビのうしろで鳴っている繰り返しのメロディが特に好き。
音が光になって、肉体を引き離して上空へ抜けていく快感がたまりません。
軽くトリップできる。

以下、合っているのかどうかわからない自分和訳ですみません。
これはソング・オブ・イヤー候補だわー

【ナレーション】
It's like you're screaming, and no one can hear
大声で叫んでいるのに、誰にも聞こえない気分
You almost feel ashamed
That someone could be that important
That without them, you feel like nothing
大切だったはずの誰かが去ってしまったのに
何も感じない自分を恥じているのね
No one will ever understand how much it hurts
あなたがどのくらい傷ついているかは誰にも理解できない
You feel hopeless; like nothing can save you
あなたは絶望してるのね、何も自分を救ってくれないことに
And when it's over, and it's gone
You almost wish that you could have all that bad stuff back
So that you could have the good
だけどこの出来事が過ぎ去ったら
あなたはもう一度この苦しみを味わいたいと願ってしまう
この歓びを味わいたいと思ってしまうのよ

Yellow diamonds in the light
And we’re standing side by side
As your shadow crosses mine
What it takes to come alive
光の中のイエローダイヤモンド
ふたりの影が交差するように
私とあなたが隣り合わせで立っているとき
生きてるって実感するの

It’s the way I’m feeling I just can’t deny
But I’ve gotta let it go
この気持ちを否定することなんてできない
それでもさよならしなくちゃいけないの

We found love in a hopeless place
私たちの愛は取り返しのつかないところまで来てしまった

Shine a light through an open door
Love a life I will divide
Turn away cause I need you more
Feel the heartbeat in my mind
開いた扉から光が差している
愛してるけど、私はこの生き方を捨てる
あなたのことをもっと求めてしまうから
だから行くわ
心臓の音が頭の中で鳴り響いてる

It’s the way I’m feeling I just can’t deny
But I’ve gotta let it go
この気持ちを否定することなんてできない
それでもさよならしなくちゃいけないの

We found love in a hopeless place
私たちの愛は取り返しのつかないところまで来てしまった

2011年11月25日金曜日

シェハラザードの部屋

12月に引っ越しします。
今の家は4年目で、来年1月が更新なので、そろそろ探さなきゃな・・・と思っていたところ
第一希望の街で、条件を満たす物件にたまたま巡り合えたので、さくっと決めてしまった。
今の家と街はものすごく気に入っていて、当初は引っ越すつもりなかったんだけど
最近いろいろ人生について考えていて、もし30歳で結婚すると仮定したら、あと4年。
自由に一人暮らしできるのも、次の物件がラストだなと思って
じゃあ思い切って都心のオシャレタウンに住んでみるのもアリかな、と考えるようになったのです。
そういう意味では、大震災の影響も大きかったかもしれない。
やりたいことはやれるうちにやらないとね。
今住んでいる街は、いつか年を重ねてからまた帰ってきたいな。

新しい物件は、1DK。
私の生活は食料品(酒含む)と本とCDに侵食されているといっても過言でないので
なるべく広くて収納が多い部屋にしたくて。
まあ、収納があればあるだけ物を溜めてしまう説もあるけどね・・・こういうのは資質なんで。
キッチン&ダイニングと寝室が別になるので、お部屋のイメージも変えようかなと。
そこで気になっているのが、賃貸でもOKの貼ってはがせる壁紙!
ウォールビューティーというサービスです。
「施工例」を見てもらいたいんだけど、一面だけでもこんなに印象が変わるなんて。
私は白っぽいナチュラルな部屋より、断然カラフルでオリエンタルなお部屋に憧れているので
これはいい機会かも!と思ってます。
具体的には、寝室はオリエンタルでラグジュアリーな感じにしたいので、紺系の花柄
キッチンは明るいイメージにしたいので、明るいマゼンタにしようかな。
寝室はパープル系でもいいんだけどね・・・迷う。
東南アジア寄りにするか、インド~中東寄りにするかでもまた変わってくるし。
あーもーウキウキする!
んで、寝室にはシャンデリアもしくはオシャレペンダントランプね。
こんなこと言ってて、金はないし(ボーナス全部突っ込むけど足りないから貯金切り崩す予定)時間の余裕もないし何もかもいっぱいいっぱいだけど、妄想は止まりません。
しかしこうなると絨毯も欲しいなー。トルコでもっと買えばよかった!

いちばん参考にしているのが、DECOZYというインテリアブログ。
なかでもこのオリエンタルなインテリアの記事が可愛すぎて・・・悶絶!
私が住みたいのは、シェハラザードのお部屋なんです。

2011年11月22日火曜日

時代をつくろうセクシーゾーン

Sexy Zoneがヤバい。

♪Mildも地球の裏側じゃWildになるよ
時代をつくろうセクシィゾ~ン

ってことで、Sexy Zoneの話題でございます。
みんな見た? あのプロモーションビデオ。
平均年齢14.4歳の美少年たちが、赤いバラを片手に天空の城で歌い踊る。
久々に芸能で、ほとばしる狂気を感じました。
メンバーは本当に皆粒ぞろいだし、頑張ってるし、曲もいいんだけど、そこじゃなくて。
私は狂人を見るのが好きなんですが、やはりジャニーさんは日本で生きているなかでも、トップクラスの狂いびとだと感じずにはいられない。
あんな歌、ファッション、ダンス、ビデオ、正気で考えられるわけがない!
ジャニーさんは人間国宝ですマジで。

この曲「Sexy Zone」はフジテレビのバレーボールワールドカップの応援ソングなわけですが
ジャニーズのグループデビューと同大会は、切っても切れない関係にいます。
最初にこのタッグが生まれたのは、V6の「Music For The People」。
ただし現在に続くような応援ソングのイメージは、嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」から確立されたと考えていいでしょう。
永遠のポップ職人・馬飼野康二による要素てんこ盛りのこの曲は
ジャニーズ事務所でも歴代4位の売上を誇る、アイドルポップスの金字塔です。

4年に1回行われるこのバレーボールワールドカップ。
嵐以降のジャニーズのグループ(タッキー&翼、中山優馬w/B.I.Shadow、NYC除く)は、「バレー」「非バレー」で分けることができます。
バレー:嵐、NEWS、Hey!Say!Jump、Sexy Zone
非バレー:関ジャニ∞、KAT-TUN、Kis-My-Ft2
KAT-TUNは『2005年ワールドグランドチャンピオンズカップ』の応援プロデューサーを務めていますが
これはフジテレビではなく日本テレビが放送する別大会なので、上述の枠には含めません。
ジャニーさんの思いつきなのかなんなのか、
バレー組は「推しのメンバーをセンターにした急ごしらえのグループ」であることが多く
逆に非バレー組は「長い下積みを積んできた苦労人グループ」という特徴があります。
バレー組の作曲は、すべて馬飼野先生が担当。
「応援ソング」という名目がある以上、キラキラした王道のアイドルポップスで
ファッション的にも白っぽいイメージを強調するのに比べ
非バレー組は、オルタナティブ路線をいくことになります。
誰もがホストもしくはヤンキーかと見紛ったKAT-TUNはその最たる例でしたし、
テイチクという演歌レーベルに所属させられた関ジャニ∞も長いあいだコミックバンド的位置づけでした。
最近では、黒のタンクトップが似合うKis-My-Ft2は「ジャニーズの悪役商会」という称号にふさわしいでしょう。

ちなみに、嵐以降のデビュー組のシングル初週売り上げ実績は以下。
2004.05 NEWS:271,000枚
2004.08 関ジャニ∞:38,000枚(関西地区限定)
2006.03 KAT-TUN:754,000枚
2007.11 Hey!Say! Jump:247,000枚
2011.08 Kis-My-Ft2:316,000枚
2011.11 Sexy Zone:173,000枚
(Sexy Zone以外、Waste Of Popsより引用)

バレー組、非バレー組、どちらもいてこそのジャニーズだと思いますが
何気に非バレー組のほうが、デビュー曲の成績がいいことが目につきます。
このへんはやはり、それまで培ってきたファンのご祝儀度の違いでしょうか。
バレー組はひとりのスター&急ごしらえのメンバーという構成になりがちで
デビューを先延ばしにされている他のジュニアファンからだけでなく、
グループ内のファン同士でも諍いが起こりやすいのは悲しいことです。
NEWSは特に「山Pと愉快な仲間たち」などと揶揄されていましたが結局その壁を超えられないまま、山P&錦戸脱退という最悪の道を辿ってしまいました。
一方、セクシー路線最右翼に位置していたKAT-TUNも赤西脱退により
一気に毒気を抜かれ、当初のイメージから迷走していた感があります。
なんで楽しそうに「新型ソリオ」のCMなんか出てるんだよ!
それだけに亀梨和也が、『妖怪人間ベム』で久しぶりに影のある当たり役を掴んだのは喜ばしいことです。

話はSexy Zoneに戻りますが、ジャニーさん的には、かなり嵐を意識しているのではないかという気がしています。
アイドルにとっていちばん座りがいいのは5人組だと私は信じているのですが
その5人組でのデビュー、グループ名が曲のタイトルであること、「時代」というキーワードが重用された歌詞などなど。
まあ、今デビューするグループが嵐を意識しないわけないんですけど。
メンバーが幼すぎて、しばらく判断付きかねるというのも正直ありますが
それも含めて、楽しく見守っていきたいと思っています。
私は将来いい男になりそうな、ARATA似の菊池風磨を特に注視していきたい。
ちなみに「A・RA・SHI」の作詞をしたJ&T(菊池常利)は、菊池風磨の父親だったりするとか。

それにしても「時代をつくろうセクシーゾーン」って年号の覚え方みたいだな。

2011年11月13日日曜日

生存報告

またもや間が空いてしまった・・・申し訳ない。
普通に元気に生きているし、映画や音楽もそれなりに摂取しているのですが、なんか今ひとつ書く気が起こらず。
先週の文学フリマが終わったら、さらに脱力してしまいました。
しかも今日は起きたら風邪気味だしさ・・・
ファッションダイアリィはちょこちょこ更新しているので、よろしければご覧くださいましね。

最近よかったものなど。

・明治北海道十勝スマートチーズ
12ピース入りで300円ちょっと。ほのかに甘くて、食べ応えがあり、美味いです。
最近は朝食代わりに食べている。

・柚木麻子『あまからカルテット』
去年『終点のあの子』でデビューした作家の2作目。
少女の繊細な心情を描いた前作とはうってかわり、女子4人組が人探しで東京中を駆けまわる、明るく楽しいライトコメディ。
基本はポップなテンポで笑わせつつ、泣かせるシーン、考えさせられるシーンも忘れない。
なにより、出てくる食べ物の美味そうな具合といったらないのである。食いしん坊にしか書けない、生唾をごくりと飲み込む上手さ(美味さ)。
最終話は、仲良し4人組がはじめてバラバラになって、ひとりずつが危機に立ち向かうのだけど、この話がとてもよかった。
特に、当初は気弱だった料理ブロガーの由香子が「私はプロの料理人なのだ」と奮い立つシーンが大好き。
仕事で他人に求められ、応える瞬間にしか生まれ得ない感慨がある。

・小室哲哉ライブ@早稲田祭
生TKのライブを見るのは初。いや~かっこいい。
ライトに照らされながら、数台ものシンセを操って、メロディを弾いたり、音を重ねたり、ドラムソロ風に音を出したりする姿は、まさに魔術師。
ステージ中はオーラあるんだけど、終わった後のトークが柔らかいのも、またTKらしい。
「Love Again」ではじまり、「Get Wild」で終わる構成で、興奮しないわけがない!

・『ステイ・フレンズ』
もう上映終わっちゃったところ多いかな。今年いちばんのラブコメ。
ジャスティン・ティンバーレイク×ミラ・クニスの組み合わせが、嫌味がなくて、軽やかで、活き活きしていて、親近感たっぷり。ジャスティン嫌いの私ですら、「いい!」と絶賛せざるを得なかった。
いや、生身のジャスティンが好きじゃないだけで、俳優としては評価してるんですけどね・・・
なにより、イマっぽいキーワード(フラッシュモブやiPhoneの聖書アプリなど)、ファッション、キャラの設定、音楽(Janelle Monaeの「Tightlope」も!)などすべてをひっくるめて、「街」を鮮やかに撮ることが、よいラブコメの肝なのだなと感じさせられる。
作り手の、ニューヨーク(とLA)への愛着がすごく伝わってくるのです。
New York, concrete jungle where dreams are made of
There's nothing you can't do
・・・ではないけれども、 フレッシュな街で、魅力的な男女が出会えば、ラブストーリーが始まらないわけがないのだ。

・ゴールデンボンバー
相変わらずハマっています。ちょっと前のシングル買ってしまったくらい。
今いちばん好きなのは、「The V系っぽい曲」(歌詞付き)
ヘドバン必至の疾走ヘヴィメタ風歌謡曲!
ふざけたタイトルだけど、バンギャの視点からビジュアル系への愛憎を歌った歌詞が秀逸すぎる。
“新曲はキラキラしてて なんとなく気に入らない
昔の曲は溝に捨てたの? ならば私はその溝をさらう”
この心情は、どんな音楽ファンも一度は経験したことがあるはず・・・