2011年11月13日日曜日

生存報告

またもや間が空いてしまった・・・申し訳ない。
普通に元気に生きているし、映画や音楽もそれなりに摂取しているのですが、なんか今ひとつ書く気が起こらず。
先週の文学フリマが終わったら、さらに脱力してしまいました。
しかも今日は起きたら風邪気味だしさ・・・
ファッションダイアリィはちょこちょこ更新しているので、よろしければご覧くださいましね。

最近よかったものなど。

・明治北海道十勝スマートチーズ
12ピース入りで300円ちょっと。ほのかに甘くて、食べ応えがあり、美味いです。
最近は朝食代わりに食べている。

・柚木麻子『あまからカルテット』
去年『終点のあの子』でデビューした作家の2作目。
少女の繊細な心情を描いた前作とはうってかわり、女子4人組が人探しで東京中を駆けまわる、明るく楽しいライトコメディ。
基本はポップなテンポで笑わせつつ、泣かせるシーン、考えさせられるシーンも忘れない。
なにより、出てくる食べ物の美味そうな具合といったらないのである。食いしん坊にしか書けない、生唾をごくりと飲み込む上手さ(美味さ)。
最終話は、仲良し4人組がはじめてバラバラになって、ひとりずつが危機に立ち向かうのだけど、この話がとてもよかった。
特に、当初は気弱だった料理ブロガーの由香子が「私はプロの料理人なのだ」と奮い立つシーンが大好き。
仕事で他人に求められ、応える瞬間にしか生まれ得ない感慨がある。

・小室哲哉ライブ@早稲田祭
生TKのライブを見るのは初。いや~かっこいい。
ライトに照らされながら、数台ものシンセを操って、メロディを弾いたり、音を重ねたり、ドラムソロ風に音を出したりする姿は、まさに魔術師。
ステージ中はオーラあるんだけど、終わった後のトークが柔らかいのも、またTKらしい。
「Love Again」ではじまり、「Get Wild」で終わる構成で、興奮しないわけがない!

・『ステイ・フレンズ』
もう上映終わっちゃったところ多いかな。今年いちばんのラブコメ。
ジャスティン・ティンバーレイク×ミラ・クニスの組み合わせが、嫌味がなくて、軽やかで、活き活きしていて、親近感たっぷり。ジャスティン嫌いの私ですら、「いい!」と絶賛せざるを得なかった。
いや、生身のジャスティンが好きじゃないだけで、俳優としては評価してるんですけどね・・・
なにより、イマっぽいキーワード(フラッシュモブやiPhoneの聖書アプリなど)、ファッション、キャラの設定、音楽(Janelle Monaeの「Tightlope」も!)などすべてをひっくるめて、「街」を鮮やかに撮ることが、よいラブコメの肝なのだなと感じさせられる。
作り手の、ニューヨーク(とLA)への愛着がすごく伝わってくるのです。
New York, concrete jungle where dreams are made of
There's nothing you can't do
・・・ではないけれども、 フレッシュな街で、魅力的な男女が出会えば、ラブストーリーが始まらないわけがないのだ。

・ゴールデンボンバー
相変わらずハマっています。ちょっと前のシングル買ってしまったくらい。
今いちばん好きなのは、「The V系っぽい曲」(歌詞付き)
ヘドバン必至の疾走ヘヴィメタ風歌謡曲!
ふざけたタイトルだけど、バンギャの視点からビジュアル系への愛憎を歌った歌詞が秀逸すぎる。
“新曲はキラキラしてて なんとなく気に入らない
昔の曲は溝に捨てたの? ならば私はその溝をさらう”
この心情は、どんな音楽ファンも一度は経験したことがあるはず・・・