2011年12月23日金曜日

壁紙Before After

ようやくJ以外の音楽が聴けるようになってきました。
でも来週のO-EASTライブに行ったら、さらなる深みにハマるんだろうな・・・
え、もうその話はいいって?

というかライブまでにやらなきゃいけないことが山盛りの年末。
仕事はようやく一段落つき、次なる山はそう、引っ越し!!!
いよいよ今週末・・・ていうか25日朝に搬出。
つまり明日24日は丸一日潰して、梱包作業にひたすらいそしむというわけです。
夕方まで大して捗らず、「イブだし」とかいって近所のバーに出掛け、真夜中に泣きながら荷詰めをする自分が見える。

もう新居の鍵はもらっていて、ネット回線の手続きしたりライトを取り付けたりしてるんですが
今日ついにやりました!
「賃貸でもOKなはがせる壁紙施工サービス」by wall beauty

ダイニング(左Before 右After)


選んだのはポップなピンク。
ごはん食べるところだし、日当たりもいいので、明るい感じにしたかった。
もうちょっと薄い色でもよかったかな?と思ったけど、パリジェンヌっぽくて気に入りました。
窓枠の茶は白のマスキングテープで消して、壁時計や額縁も白で飾ろうかなと思う。
ライトは「オニオン」という、鳥籠っぽいデザインにしました。
床も変えたいんだけどなー、金さえあれば・・・

ベッドルーム (左Before 右After)


どうしてもこの柄がよくて、貼ってみたら予想以上によかった!
紺ベースなのでシックでありつつ、金が上品にきらめいて、ラグジュアリーホテルのよう。
焦げ茶の本棚&ランプを置いて、カーテンも紫系にして、とことん趣味に走りたい。
ライトも可愛いんです。インターフォルムの「ミティア」という型。オリエンタル。
凹凸のあるガラスシェードが、部屋中に影を映してうっとり。

この2面やって、お値段は2万8千円。
好きな壁紙を選んで、特に準備することもなくて、これはお値打ち価格だと思います。
施工中は家を留守にしてても問題なし。
引っ越しタイミングの人が多いらしいですが、居住中でも家具をどかしながらやってくれるそうです。
かなり高まる結果となったので、皆さんにもぜひおすすめしたい。
さあ! あとは! 梱包だけ!
梱包だけ・・・(フェードアウト)

2011年12月13日火曜日

俺の中のSLAVE

このJの写真が格好良すぎてつらい・・・
 2007年秋。つまり私が見惚れたLUNA SEA「One Night Dejavu」のライブ直前頃。
 なんでこんなにセクシーなの? 

ブッチ・ウォーカーのカルバン・クライン広告をちょっと思い出した。

















ロックンローラーにはやはりデニムが似合う。

ごめん、今日の日記はこれだけです。
Jのことを考えるだけで興奮して、ここしばらく夜も眠れない(マジ)
私の中のSLAVEが完全覚醒してしまった。
たぶんもう手遅れ・・・

2011年12月11日日曜日

高まるこの鼓動は始まりの予感

Jへの溢れ出る激情を書き殴って、はや一週間。
前回の日記を読んで、「いきなりどうしたのこの人・・・まあ一時的なものよね」と思われていた皆さん!
全っ然!
それどころか!
加速していくばかり!
この一週間、起きている時間の9割はマジでずっとJのことを考えていました。
 「1日1Rosier」が日課となり、しかも毎回見るたびに「カッコイァアー!」と叫んでいます。
自分でもいったい何が起きたのかよくわからない。
アルバム買ったし、今書店で読めるインタビューは全部読んだし、完売したライブのチケットも押さえました。
ライブは年末なんで、帰省しようかなあと思ったんだけど、今年がJにとってソロ活動14周年で、14というのは彼にとって大事な意味を持つらしくて。
次のツアーがいつかわからないし、それならやっぱり今行くしかない!と思って、ネットで譲ってくれる人をみつけて。
その方に「3日前にファンになったばかりで」と打ち明けたら、「いったいどこでハマったんですか(笑)」と言われたけど、ほんとにね。
とにかくもっと知りたい・・・もっともっと欲しい。
人生には思ってもみない扉があって、ある日いきなり開くんだよほんとに。
カラオケで「Rosier」の映像を見たとき、「あ、私、この人のことすごい好きになる」って、天啓みたいに感じたんです。
名前フェチ的には、小野瀬潤っていう本名もかっこいい。

ご存じのとおり、生きとし生けるすべてのなかで、ミッチーがいちばん好みの顔という私なので
男くさいJを見て好きになったっていうのが、華月ちゃんに「意外」って言われたんだけど
薄顔でスタイルがよくて不精髭が似合うロックミュージシャンという意味ではButch Walkerと共通するかな。
私のなかのイケメンランキングではブッチ・ウォーカーもずっと上位ですからね。
元々濃い顔ではダメなんです。たとえば竹野内豊とか玉山鉄二とか、かっこいいけどツボではないというか。
Rockin' Onの2月17日のブログの写真(左端ね!)とか、かなりブッチっぽい。
そういえば年も同じくらいだな。40代前半。

とはいえ、見た目だけにハマったわけではもちろんございません。
ソロ曲がね、いいんですよこれが。
LUNA SEAのヒットシングルの多くを作曲しているだけあり、ポップ・センスが抜群。
そしてかなり洋楽っぽい。海がバーンと見えてくるというか、湿度が低い感じ。
Third Eye Blind、Foo Fighters、Swithfootなど、グランジを通過したキャッチーなロックが好きな私にとっては、とても自然に聴き込めた。

But You Said I'm Useless
 
97年作。
かなりグランジを意識させる、ダウナーでロウファイな曲。妙にクセになる。
2枚目のシングルなので、歌のほうはまだ全然・・・な感じとはいえ、吐き捨てるような雰囲気がカリスマティック。
ギターではあのスラッシュが参加。うねる蛇のようなギターが超かっこいい。

Graceful Days
2002年のサードアルバム『Unstoppable Drive』収録の隠れた名曲。
壮大なロッカバラードで、フーバスタンクの「The Reason」なんかが好きな向きは号泣必至かと。
だいぶ声が太くなってきてます。この頃は金髪。

Pyromania
 
09年の渋谷AXライブ。
「Pyromania」自体は初期の曲ですが、たくましい喉を手に入れた今、改めてかっこいい。
激しいけど余裕のある姿も、ロック・ヒーローらしい佇まいで、同性なら特に憧れてしまうと思う。
前のめりなアップチューンなんですが、1分50秒からいきなり転調する、ここのメロディセンスが素晴らしい。合唱せずにはいられない!
照明が落ちた会場に、無数のライターが灯る光景も絶品。
冒頭の水を噴き出す姿、1分37秒の笑顔(かわいい!)、終盤の手元のアップも必見です。

御年41歳でこのかっこよさ、本当に貴重だと思う。
自分のバンドのフロントマンであり、LUNA SEAというメガバンドのベーシストであり、ミュージシャンズミュージシャンであり。
ライブ映像だとやんちゃな感じだけど、ラジオだといい意味で普通に感じ良くて、常識人なんだなって思う。
俺らのアニキ!って呼びたい、ロックでたくましくて、でもすごく健康的な人柄と生き様を尊敬する。

まだまだ書き足りないんだけど、とりあえず今日はこのへんで・・・
思春期特有の「好きなアーティストの歌詞を手帳に書き写す」行為は、般若心経を写経するのと同じマインドだと思うんだけど、25歳にして再びやってしまっているからね今。
それだけでは飽き足らず、もはやベース習いたいレベル。Jのシグネイチャーモデルが欲しい。
そしてなにより、Jみたいにロックに生きたい!!!

2011年12月4日日曜日

J:I am the trigger

先日の『アジョシ』の感想でも書きましたが、「ボサボサヘア&不精髭おっさん」への欲求が止まりません。
というか、細かい設定を正確に言うと
「過去に何かあって人生に失望し、世を儚んでボサボサヘア&不精髭姿で生活しており、哀愁と色気を漂わせている。が、小奇麗にすると実はさっぱりめのイケメンで、やる気出すとデキる奴」というおっさん。
きっと何を言っているのか意味がわからない人もいるだろうが、これは私の萌え、いやもはや性癖と言ってしまおう。

そういう意味では、『アジョシ』はかなり私のツボを突いてくれましたが
所詮はフィクション・・・どこか、どこかに私の理想を具現化した男はいないものか。
と思っていたら、いたーーーー! 
これはLUNA SEAが2007年クリスマスイブに東京ドームで行った、一夜限りの復活ライブ。
昨日カラオケ行ったんだけど、JOY SOUNDだとこの映像が流れるのね。
私、LUNA SEAは結構好きで、小学生当時「GLAYとラルクとLUNA SEA」だったらLUNA SEA派だったし
ブレイク以降のシングル曲は大体わかるし、カラオケでもよく歌ってきたけど
こんなにかっこいいライブ映像があったのか!と心臓が飛び出そうになりました。
本当にめちゃくちゃかっこいいんです。やばいんです!
音がタイトでソリッドでかっこいいのは当然で、全員のビジュアルの整いっぷりがハンパない。
ソロだと気持ち悪いRYUICHIさんも、ここでは鬼のイケメンだからね。
騙されたと思って、できれば大画面で見てください。絶対にかっこいいから!
んで、私の目はヒゲ面の男に釘付けに。
長身、タイトな革ジャン、赤いベース、ボサボサの髪、不精髭。
そうです、LUNA SEAのベーシストJさんです。

Jが、「STORM」「True Blue」「Tonight」など、シングル曲の多くの原曲を作ってるのは知っていたし
「Rosier」間奏の英語詩は、スランプに陥ったJが、自分への遺書のつもりで書いたという知識もあったんですが
JとINORANのふたりに関しては、特に顔を意識したことがありませんでした。
で、しかも、今現在のアーティスト写真は、これですよ!
J オフィシャルサイト
アジア人俳優かと思った・・・イエス、すごく好みの顔です。
このビジュアルのギャップ(Jは別に世を儚んで不精髭だったわけではないだろうが)、ライブパフォーマンスの格好よさ。
完全に私の秘孔を突いたよね。

そんなわけで、今日は一日中ハァハァしながら、ひたすらYoutubeをめぐっている。
ちなみに上の「Rosier」ライブで言うと
1分50秒:「ロージーハート!」のところで弦を弾く瞬間
2分42秒:間奏の英語詩を歌い終わってマイクスタンドを後ろに放り投げる瞬間(死んだ)
3分57秒:RYUICHIの傍にやってきて、笑顔を見せる瞬間
6分19秒:INORANと向き合う瞬間
あたり、Jに悶絶できる場面です。
はじめてちゃんとソロの音源も聴いたんだけど、これがまたなかなかいいんだわ。
初期の曲はボーカルが固かったり、音が攻撃的すぎたりもするけど
2008年の『Ride』っていうアルバムあたりの音、かなり好き。
シングル「Reckless」。
明るさのあるポップなヘヴィーロックで、Foo Fightersっぽい。
というか、この頃のJのビジュアルはかなりデイヴ・グロール。

さっそくアルバムはネットでポチっとオーダーしたし、
都合よく今週、Jだけを特集した書籍が出るということで、さくっと予約。
さらに年末にあるライブも、帰省をほっぽり出して行こうか本気で迷っている。
うーん、破産の足音が聞こえます。
それにしたって、一目見て「ぐはあああああ!」って胸に突き刺さる生身の男子は久しぶりだわ。
中3のときに、『晴れ着、ここ一番』第7話のクライマックスで眼鏡を外したミッチーを見たときの感覚を思い出したよ。

2011年11月29日火曜日

We found love in a hopeless place

Rihannaの新曲「We Found Love」にめちゃくちゃハマっているよ。

解禁されたときから「好きだなー」とは思っていたんですけど
この数日のハマり方は異常。
アルバム買ったけどこの曲ばかり聴いてるし
仕事中もYoutube repeatで延々繰り返してる。
たぶん今日だけで50回は聴いてる。

物議をかもしているビデオですが、個人的には別にクリス・ブラウンは連想しなかったんだよねー
もちろんわかるけど、それ以上に別の部分が鮮烈で、あまり気にならない。
どのシーンも印象的だけど、白壁に別の風景が当てられる演出が好き。
ひとりぼっちの部屋で、失った恋の思い出を持て余してる絶望がよく出てると思う。
曲だけ聴いていると、ハイキーなダンスチューンなんですが
歌詞を読んで、ビデオを見ると、「We found love」に続く「in a hopeless place」の意味がよくわかる。
「We found love in a hopeless place」というフレーズの訳し方はいろいろあるけど
個人的には「私たちの愛は取り返しのつかないところまで来てしまった」
がいちばんしっくりくるかな。 ビデオでドラッグがキーワードになっているというのもあるけど
すごく刹那的で烈しくて、でも哀しい情愛の形にヒリヒリ来る。
エグいし醜悪だけど、目をそらしたくないというか。
ビデオの冒頭のナレーションがことさら胸に刺さる。
ナレーションを務めているのは、なんとアギネス・ディーン(良い声!)
いやー、リアーナの極道っぷり(≒腹の据え方)はハンパないよ。

サウンド面で言うと、サビのうしろで鳴っている繰り返しのメロディが特に好き。
音が光になって、肉体を引き離して上空へ抜けていく快感がたまりません。
軽くトリップできる。

以下、合っているのかどうかわからない自分和訳ですみません。
これはソング・オブ・イヤー候補だわー

【ナレーション】
It's like you're screaming, and no one can hear
大声で叫んでいるのに、誰にも聞こえない気分
You almost feel ashamed
That someone could be that important
That without them, you feel like nothing
大切だったはずの誰かが去ってしまったのに
何も感じない自分を恥じているのね
No one will ever understand how much it hurts
あなたがどのくらい傷ついているかは誰にも理解できない
You feel hopeless; like nothing can save you
あなたは絶望してるのね、何も自分を救ってくれないことに
And when it's over, and it's gone
You almost wish that you could have all that bad stuff back
So that you could have the good
だけどこの出来事が過ぎ去ったら
あなたはもう一度この苦しみを味わいたいと願ってしまう
この歓びを味わいたいと思ってしまうのよ

Yellow diamonds in the light
And we’re standing side by side
As your shadow crosses mine
What it takes to come alive
光の中のイエローダイヤモンド
ふたりの影が交差するように
私とあなたが隣り合わせで立っているとき
生きてるって実感するの

It’s the way I’m feeling I just can’t deny
But I’ve gotta let it go
この気持ちを否定することなんてできない
それでもさよならしなくちゃいけないの

We found love in a hopeless place
私たちの愛は取り返しのつかないところまで来てしまった

Shine a light through an open door
Love a life I will divide
Turn away cause I need you more
Feel the heartbeat in my mind
開いた扉から光が差している
愛してるけど、私はこの生き方を捨てる
あなたのことをもっと求めてしまうから
だから行くわ
心臓の音が頭の中で鳴り響いてる

It’s the way I’m feeling I just can’t deny
But I’ve gotta let it go
この気持ちを否定することなんてできない
それでもさよならしなくちゃいけないの

We found love in a hopeless place
私たちの愛は取り返しのつかないところまで来てしまった

2011年11月25日金曜日

シェハラザードの部屋

12月に引っ越しします。
今の家は4年目で、来年1月が更新なので、そろそろ探さなきゃな・・・と思っていたところ
第一希望の街で、条件を満たす物件にたまたま巡り合えたので、さくっと決めてしまった。
今の家と街はものすごく気に入っていて、当初は引っ越すつもりなかったんだけど
最近いろいろ人生について考えていて、もし30歳で結婚すると仮定したら、あと4年。
自由に一人暮らしできるのも、次の物件がラストだなと思って
じゃあ思い切って都心のオシャレタウンに住んでみるのもアリかな、と考えるようになったのです。
そういう意味では、大震災の影響も大きかったかもしれない。
やりたいことはやれるうちにやらないとね。
今住んでいる街は、いつか年を重ねてからまた帰ってきたいな。

新しい物件は、1DK。
私の生活は食料品(酒含む)と本とCDに侵食されているといっても過言でないので
なるべく広くて収納が多い部屋にしたくて。
まあ、収納があればあるだけ物を溜めてしまう説もあるけどね・・・こういうのは資質なんで。
キッチン&ダイニングと寝室が別になるので、お部屋のイメージも変えようかなと。
そこで気になっているのが、賃貸でもOKの貼ってはがせる壁紙!
ウォールビューティーというサービスです。
「施工例」を見てもらいたいんだけど、一面だけでもこんなに印象が変わるなんて。
私は白っぽいナチュラルな部屋より、断然カラフルでオリエンタルなお部屋に憧れているので
これはいい機会かも!と思ってます。
具体的には、寝室はオリエンタルでラグジュアリーな感じにしたいので、紺系の花柄
キッチンは明るいイメージにしたいので、明るいマゼンタにしようかな。
寝室はパープル系でもいいんだけどね・・・迷う。
東南アジア寄りにするか、インド~中東寄りにするかでもまた変わってくるし。
あーもーウキウキする!
んで、寝室にはシャンデリアもしくはオシャレペンダントランプね。
こんなこと言ってて、金はないし(ボーナス全部突っ込むけど足りないから貯金切り崩す予定)時間の余裕もないし何もかもいっぱいいっぱいだけど、妄想は止まりません。
しかしこうなると絨毯も欲しいなー。トルコでもっと買えばよかった!

いちばん参考にしているのが、DECOZYというインテリアブログ。
なかでもこのオリエンタルなインテリアの記事が可愛すぎて・・・悶絶!
私が住みたいのは、シェハラザードのお部屋なんです。

2011年11月22日火曜日

時代をつくろうセクシーゾーン

Sexy Zoneがヤバい。

♪Mildも地球の裏側じゃWildになるよ
時代をつくろうセクシィゾ~ン

ってことで、Sexy Zoneの話題でございます。
みんな見た? あのプロモーションビデオ。
平均年齢14.4歳の美少年たちが、赤いバラを片手に天空の城で歌い踊る。
久々に芸能で、ほとばしる狂気を感じました。
メンバーは本当に皆粒ぞろいだし、頑張ってるし、曲もいいんだけど、そこじゃなくて。
私は狂人を見るのが好きなんですが、やはりジャニーさんは日本で生きているなかでも、トップクラスの狂いびとだと感じずにはいられない。
あんな歌、ファッション、ダンス、ビデオ、正気で考えられるわけがない!
ジャニーさんは人間国宝ですマジで。

この曲「Sexy Zone」はフジテレビのバレーボールワールドカップの応援ソングなわけですが
ジャニーズのグループデビューと同大会は、切っても切れない関係にいます。
最初にこのタッグが生まれたのは、V6の「Music For The People」。
ただし現在に続くような応援ソングのイメージは、嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」から確立されたと考えていいでしょう。
永遠のポップ職人・馬飼野康二による要素てんこ盛りのこの曲は
ジャニーズ事務所でも歴代4位の売上を誇る、アイドルポップスの金字塔です。

4年に1回行われるこのバレーボールワールドカップ。
嵐以降のジャニーズのグループ(タッキー&翼、中山優馬w/B.I.Shadow、NYC除く)は、「バレー」「非バレー」で分けることができます。
バレー:嵐、NEWS、Hey!Say!Jump、Sexy Zone
非バレー:関ジャニ∞、KAT-TUN、Kis-My-Ft2
KAT-TUNは『2005年ワールドグランドチャンピオンズカップ』の応援プロデューサーを務めていますが
これはフジテレビではなく日本テレビが放送する別大会なので、上述の枠には含めません。
ジャニーさんの思いつきなのかなんなのか、
バレー組は「推しのメンバーをセンターにした急ごしらえのグループ」であることが多く
逆に非バレー組は「長い下積みを積んできた苦労人グループ」という特徴があります。
バレー組の作曲は、すべて馬飼野先生が担当。
「応援ソング」という名目がある以上、キラキラした王道のアイドルポップスで
ファッション的にも白っぽいイメージを強調するのに比べ
非バレー組は、オルタナティブ路線をいくことになります。
誰もがホストもしくはヤンキーかと見紛ったKAT-TUNはその最たる例でしたし、
テイチクという演歌レーベルに所属させられた関ジャニ∞も長いあいだコミックバンド的位置づけでした。
最近では、黒のタンクトップが似合うKis-My-Ft2は「ジャニーズの悪役商会」という称号にふさわしいでしょう。

ちなみに、嵐以降のデビュー組のシングル初週売り上げ実績は以下。
2004.05 NEWS:271,000枚
2004.08 関ジャニ∞:38,000枚(関西地区限定)
2006.03 KAT-TUN:754,000枚
2007.11 Hey!Say! Jump:247,000枚
2011.08 Kis-My-Ft2:316,000枚
2011.11 Sexy Zone:173,000枚
(Sexy Zone以外、Waste Of Popsより引用)

バレー組、非バレー組、どちらもいてこそのジャニーズだと思いますが
何気に非バレー組のほうが、デビュー曲の成績がいいことが目につきます。
このへんはやはり、それまで培ってきたファンのご祝儀度の違いでしょうか。
バレー組はひとりのスター&急ごしらえのメンバーという構成になりがちで
デビューを先延ばしにされている他のジュニアファンからだけでなく、
グループ内のファン同士でも諍いが起こりやすいのは悲しいことです。
NEWSは特に「山Pと愉快な仲間たち」などと揶揄されていましたが結局その壁を超えられないまま、山P&錦戸脱退という最悪の道を辿ってしまいました。
一方、セクシー路線最右翼に位置していたKAT-TUNも赤西脱退により
一気に毒気を抜かれ、当初のイメージから迷走していた感があります。
なんで楽しそうに「新型ソリオ」のCMなんか出てるんだよ!
それだけに亀梨和也が、『妖怪人間ベム』で久しぶりに影のある当たり役を掴んだのは喜ばしいことです。

話はSexy Zoneに戻りますが、ジャニーさん的には、かなり嵐を意識しているのではないかという気がしています。
アイドルにとっていちばん座りがいいのは5人組だと私は信じているのですが
その5人組でのデビュー、グループ名が曲のタイトルであること、「時代」というキーワードが重用された歌詞などなど。
まあ、今デビューするグループが嵐を意識しないわけないんですけど。
メンバーが幼すぎて、しばらく判断付きかねるというのも正直ありますが
それも含めて、楽しく見守っていきたいと思っています。
私は将来いい男になりそうな、ARATA似の菊池風磨を特に注視していきたい。
ちなみに「A・RA・SHI」の作詞をしたJ&T(菊池常利)は、菊池風磨の父親だったりするとか。

それにしても「時代をつくろうセクシーゾーン」って年号の覚え方みたいだな。

2011年11月13日日曜日

生存報告

またもや間が空いてしまった・・・申し訳ない。
普通に元気に生きているし、映画や音楽もそれなりに摂取しているのですが、なんか今ひとつ書く気が起こらず。
先週の文学フリマが終わったら、さらに脱力してしまいました。
しかも今日は起きたら風邪気味だしさ・・・
ファッションダイアリィはちょこちょこ更新しているので、よろしければご覧くださいましね。

最近よかったものなど。

・明治北海道十勝スマートチーズ
12ピース入りで300円ちょっと。ほのかに甘くて、食べ応えがあり、美味いです。
最近は朝食代わりに食べている。

・柚木麻子『あまからカルテット』
去年『終点のあの子』でデビューした作家の2作目。
少女の繊細な心情を描いた前作とはうってかわり、女子4人組が人探しで東京中を駆けまわる、明るく楽しいライトコメディ。
基本はポップなテンポで笑わせつつ、泣かせるシーン、考えさせられるシーンも忘れない。
なにより、出てくる食べ物の美味そうな具合といったらないのである。食いしん坊にしか書けない、生唾をごくりと飲み込む上手さ(美味さ)。
最終話は、仲良し4人組がはじめてバラバラになって、ひとりずつが危機に立ち向かうのだけど、この話がとてもよかった。
特に、当初は気弱だった料理ブロガーの由香子が「私はプロの料理人なのだ」と奮い立つシーンが大好き。
仕事で他人に求められ、応える瞬間にしか生まれ得ない感慨がある。

・小室哲哉ライブ@早稲田祭
生TKのライブを見るのは初。いや~かっこいい。
ライトに照らされながら、数台ものシンセを操って、メロディを弾いたり、音を重ねたり、ドラムソロ風に音を出したりする姿は、まさに魔術師。
ステージ中はオーラあるんだけど、終わった後のトークが柔らかいのも、またTKらしい。
「Love Again」ではじまり、「Get Wild」で終わる構成で、興奮しないわけがない!

・『ステイ・フレンズ』
もう上映終わっちゃったところ多いかな。今年いちばんのラブコメ。
ジャスティン・ティンバーレイク×ミラ・クニスの組み合わせが、嫌味がなくて、軽やかで、活き活きしていて、親近感たっぷり。ジャスティン嫌いの私ですら、「いい!」と絶賛せざるを得なかった。
いや、生身のジャスティンが好きじゃないだけで、俳優としては評価してるんですけどね・・・
なにより、イマっぽいキーワード(フラッシュモブやiPhoneの聖書アプリなど)、ファッション、キャラの設定、音楽(Janelle Monaeの「Tightlope」も!)などすべてをひっくるめて、「街」を鮮やかに撮ることが、よいラブコメの肝なのだなと感じさせられる。
作り手の、ニューヨーク(とLA)への愛着がすごく伝わってくるのです。
New York, concrete jungle where dreams are made of
There's nothing you can't do
・・・ではないけれども、 フレッシュな街で、魅力的な男女が出会えば、ラブストーリーが始まらないわけがないのだ。

・ゴールデンボンバー
相変わらずハマっています。ちょっと前のシングル買ってしまったくらい。
今いちばん好きなのは、「The V系っぽい曲」(歌詞付き)
ヘドバン必至の疾走ヘヴィメタ風歌謡曲!
ふざけたタイトルだけど、バンギャの視点からビジュアル系への愛憎を歌った歌詞が秀逸すぎる。
“新曲はキラキラしてて なんとなく気に入らない
昔の曲は溝に捨てたの? ならば私はその溝をさらう”
この心情は、どんな音楽ファンも一度は経験したことがあるはず・・・

2011年10月23日日曜日

眞子さまに着てほしいプリンセススタイル


またまた放置してしまった・・・サーセン。
11月3日に開催の「文学フリマ」に、また小説を書いて出展する予定なのですが、
案の定書き進められてなくて、ほかのことを書くパワーもないという有様でございます。
なので11月上旬までは、しばらく潜ったり浮いたりのペースかも。

そんななか、気になったのがこのニュースというか、写真。
眞子さま、20歳に
眞子内親王殿下が成人されて、初の記者会見に臨んだという話ですが
このお召しもの・・・ないわー!
ピンクの色みも合ってないし、形も変だし、そもそも20歳の女の子に着せる服じゃないでしょ!
こんな野暮ったい服を着せられて、可哀想としか言いようがない。
形の綺麗なワンピースとか、むしろ振袖でよかったんじゃない?と思う。
ほかの公務での写真とか見てると、可愛い写真もいっぱいあるのに。
顔立ちや体型的には、もっと直線を強調した、秋系の色みのほうが似合いそう。

というわけで、一歩間違えたら不敬罪な超おせっかい企画
「私が選んだ、眞子さまに着てほしいプリンセススタイル」です。

●ドレス編
たぶんパリっとした素材のがいいよ。シルエットもプリンセシーで、年配受けは充分かと。


ランバンオンブルーのサテンドレス
グレイッシュなカーキが大人っぽく上品。
リボンが後ろについてるところも、甘すぎなくて丁度いいでしょう。

ships little blackのカシュクールドレス
深い紺色が知的な雰囲気。足元はバレエシューズがいいね。
ICUに通う才女・眞子さまにぴったりです!

●街着編
これは私イチオシ! 美智子さまがまとっていたエレガンスを平成の世にも。
レトロなデザインと、鮮やかな色がグッドマッチ。Gossip Girlっぽくもある。

ヴィクター&ロルフのニット
肩~背中が黒の切り替えになっていてかっこいい。パンツでクールに。

PAUL&JOE SISTERのセーター
皇室といえば、あったかそうなセーター姿・・・(イメージ)
その最新版というわけで、お茶目な羊柄のこのニットを! ボトムは膝丈のプリーツスカート。

一歩上の女を目指すのにぴったりな、大人っぽくてこなれたワンピ。
ていうか私がほしいわ。

あえてのセレクトですが、このくらい攻めたっていいはず。
きっと、眞子さまなら着こなせる!

2011年10月9日日曜日

白雪姫、アジョシ、NEWS

しばらく放置してすみませんでした。
寒くなったのでトップ画像も変更しました。リリー・コリンズ。
あのフィル・コリンズの娘にして、モデル、女優として活躍する22歳。
眉が太くてイノセントなルックスがすごく可愛い。
ジャーナリズムを勉強中で、ELLE GIRLなんかに寄稿もしてるらしいですよ。
主演映画『白雪姫』は来年公開。
確かにこの黒髪&黒眉&赤唇は、白雪姫のルックスにぴったりかも。

白雪姫って、おとぎ話のお姫様のなかでも、ちょっと異質というか
実はいちばんエロいと思っていて。
常に目も唇も半開きで、ロリータの色気をぷんぷん漂わせて、白痴美の恐ろしさすらある。
そりゃ継母も警戒するわい!って感じですよ。
日本と違ってロリ志向のないディズニーにしては、異例のビジュアルだと思うんだけど
元のグリム童話で「城を追いだされたのが7歳、毒リンゴを食べたのが10歳」らしいから
設定を曲げて大人っぽく描写することができなかったのかな。
しかも、眠った姫を王子が自分のものにしようとするっていうのも
ほかの童話にはないフェティッシュ具合ではないですか。

映画『アジョシ』を見た。
http://ajussi2011.jp/pc/
大雑把に言うと、ストーリーは
世間と距離をおく孤独な質屋(ウォンビン)は、実は暗い過去を抱える元特殊工作員。
彼を唯一「アジョシ(おじさん)」と慕う少女が事件に巻き込まれる。
少女を救うべく、たったひとり、犯罪組織へと立ち向かう・・・
という感じ。
見た人の評判がいいのと、なにより私の大好物である「おっさん×少女」ものなので
レディースデイにいそいそと見に行ったわけですが・・・ヤバかったね。
結論から言うと、ストーリー云々はもはやどうでもよくて
ウォンビンが直視することができないレベルでイケメンだったということに尽きる。
いや、ストーリーもキャストもアクションもよかったんだけど
とにかく「ウォンビンがかっこいい」という事実が、映画を剛速で引っ張り続けるのである。
前半は一応「うさんくさくて怪しい質屋」って設定のはずなのに、普通にイケメンすぎて
「ちょ、まw」って感じなんだけど・・・でもあまりにも格好いいのでどうでもよくなってくる。
アクションはかなり頑張っていたし、クライマックスの表情なんかも目が離せなかったので
同性から見ても、文句なしに格好いいと思う。
(映画自体はどっちかというと男性向き)
撃たれた銃弾を、麻酔なしで体内から取り出すシーンがあるんだけど
辛そうで苦しそうで可哀想なのに、「イケメンが蹂躙される」という状況に暗い悦びすら感じてしまった。
どう考えてもイケメンですありがとうございました。
マジ、男も女も見に行くべき。

NEWSから山Pと錦戸亮が脱退する件。
ジャニーズの悪役商会ことKis-My-Ft2に続いてSexy Zoneのデビューが決まったとき
「年に2回という異例のグループ連続デビュー、ギネスブックへの掲載許可、名付けセンスの暴走・・・
もしやジャニーさんは、自らの死期が近いことを悟ったのではないか」
と思ったものだったのだけど、今週、上述の衝撃ニュースを聞いて
自分の浅はかさを呪ったわ。ジャニー喜多川いまだ衰えず。
というか、やることがエグいわ。むしろ老人になるほどエグくなるのだろうか。
NEWSというグループの成り立ち自体が実験的すぎたというのもあるから
仕方ないのかなと思いつつ、でもやっぱりひどいと思うわ。

2011年9月24日土曜日

トルコ旅行日記 その6

夕陽を見たあとは、桟橋近くに戻って、「カナート・ロカンタス」というロカンタへ。
ガイドブックにも大きく取り上げられている地元の人気店で、ラム入りピラフなど美味しかったんだけど
行くまでに迷ってしまって、旧市街へ帰るフェリーまでに時間がなくて、ゆっくり食べられず。
そしてどうしてもイスタンブール名物サバサンドが食べたい!という妹の要望もあり
戻ったエミノニュの桟橋付近のシーフードレストランへ。
帰りのフェリーから見えた夜景。お月さまが綺麗。

エミノニュ桟橋近くのガラタ橋は2段構造になっていて、下にはシーフードレストランがずらり。
上からの釣り糸がレストランの前にいっぱい垂れているのはご愛嬌です。
その中のひとつに入って、無事サバサンドを頼むことができました。
まあ、焼いたサバに塩とレモンを振って、パンに挟んだだけの代物なんですけどね。
屋台では3.5リラくらい、レストランでは5リラくらいかな。
肉料理に飽きていた妹は嬉しかったよう。
私は小魚のフリットをつまみに、EFESをごくごく。
店員さんが結構日本語喋れて、大きいサイズを割引で出してくれた。
ああ、イスタンブール最後の夜が更けていくー!

5日目 9月16日

あっという間に帰国日。
ホテルの朝食はパスして、屋台で買ったシミット(トルコ風べーグルみたいなパン)を食べながら、歩いてスレイマニエ・ジャミィを目指す。
スレイマン1世が大建築家・スィナンに命じて建立させた、イスタンブール一大きなモスク。
ただトラムの駅から少し歩くので、観光客は少なめ。神聖な雰囲気のなか、じっくり見られました。
Suleyman the Magnificent(壮麗帝)の名にふさわしい、美しいモスク。
黒を効かせた意匠で、今回見たモスクの中でいちばん好みでした(スレイマンは黒がお好き?)
感極まって「Finally here(とうとう来たで)!」と叫ぶと、妹が怪訝な顔をしていた・・・

門を出たところのお土産屋さんでスレイマングッズを探す。
オスマントルコ軍のフィギュアを売っている店は結構あるんだけど
イエニチェリとか軍楽隊、バシュチュハダル(小姓頭)とかがメインで、皇帝系だとあってもメフメト2世やセリム1世くらい・・・
と思ったら、あった!

会いたかった 会いたかった 会いたかった・・・イエス!!!
このクールな目つき、イケメンすぎる。
大きなターバンに白い服、というのはスレイマン1世の象徴のようです。
メフメト2世はだいたい緑の服で、馬に乗っている姿(コンスタンティノープル陥落の山越えのイメージ?)だった。
とはいえ買って帰るのはさすがにね、と買わなかったことを、今猛烈に後悔している。
いや、実際に買っても置くところないのだが。
でも執念で検索しまくってたら、通販サイトを発見しました。
シリーズコンプリートで150ドルって、高ぇわ!

いったんホテルに戻ってチェックアウトして、ピックアップの時間までランチへ。
スルタンアフメット地区にある、ゆるやかな坂を利用したオープンテラスのレストランにしました。
観光客向けだから値段高めだけど、チキンとアーティチョークの煮込みを食べながら、EFESを飲んでまったり。
 
向いのお店。ランプや絵の飾り方が素敵。
ここの店員さんも日本語を軽く喋れる人だったんだけど、何故か「Do you know 鶴?」と。
折り鶴折ってくれ!って正方形(でもない)の紙を渡されてびっくりした。
海外で折り紙は人気あるって聞いたことあるけど、本当だったみたいです。

トルコでは犬も猫もよく見かけた。特に猫。
妹の食べカスをもらいにきた不届きニャンコをぱちり!

16時台の飛行機に乗って、トルコとはお別れ。
帰りの飛行機ではほとんど寝てしまいました。朝食があまり味わえなくて残念。
映画は『サーカス象に水を(Water For The Elephants)』を。

翌日日本時間10時に成田に到着して、無事旅は終了しました。
こうして書いてると、楽しかったけど、まだまだ行けなかったところがたくさんある~!と思った。
余談だが、最近トルコ流行ってるよね。弾丸トラベラーでも取り上げられたし、女性誌まわりを中心に波が来ているようです。
あーん、私もまた行くもん!

トルコ旅行日記 その5

4日目 9月15日

この日は、アヤソフィア→地下宮殿→エジプシャンバザール→(フェリー)→ウスキュダルという流れ。
アヤソフィアは、もとは東ローマ帝国の大聖堂だったのを、メフメト2世のコンスタンティノープル陥落後、イスラム教のモスクとして改修されたもの。
数奇な運命を辿ってきただけあり、何とも言えない荘厳で濃厚な雰囲気。
イスラム教のモスクってだいたい天井からランプが吊るしてあるんですが、ここは特に数も多くて、ハリーポッターの大広間みたい。
天井には天使の絵が。
2階にあがると、東ローマ帝国時代のありがたいモザイク画などが見られます。

このへんはお土産物屋も多い。
トラムに乗るためのリラが足りなくなったときなどは、ドルで払ってお釣りをリラでもらったりしました。
どうでもいいが、街中やお土産の中に何度か「1453」と「1924」という数字を見かけたんだけど
前者はコンスタンティノープルからイスタンブールになった年、後者はトルコ共和国成立の年ですね。
すれ違った現地の少年が、「1453」っていう数字と馬に乗ったメフメト2世のイラストのTシャツを着ていて、めちゃくちゃ欲しかった・・・土産物屋を探したけど、ついにみつからなかった。

お昼は、Pudding Shopという名前のロカンタ(指差しでショーケースからメニューを選べる大衆食堂) で。
大通りに面していて、日本語の新聞の切り抜きが入口に貼ってあります。
店内はお客さんで溢れていて、店員さんもきびきびした動き。
テンションあがってあれこれ頼んだら、食べきれないくらいの量になってしまった!
全部美味しかった!!!
特に左端のトマトのドルマ(中にひき肉や野菜の詰め物が)がめちゃくちゃ美味かった。
手前のはキョフテ。トルコ風ハンバーグです。
そしてもちろん、EFES(国産ビール)もいただきました。
旅行中、飛行機以外ではようやく初ビール。 この私が・・・!
ふたりで74リラ(=約3500円)。食いすぎ! 旅行中の食事でいちばん満足しました。

午後はトラムに乗って、エミノニュという駅へ。
イスタンブールは海を挟んで新市街、旧市街(ホテルはここ)、アジアサイドに別れているのですが
エミノニュには旧市街のフェリー窓口があるから。
それともうひとつ、エジプシャンバザールと呼ばれる市場も見もの。
香辛料やコーヒー、オイル、ランプなどのお店が軒を連ねます。
観光客向けのグランドバザールより庶民的な雰囲気で、イスタンブールでお土産を買うなら是非ここで。

アメ横みたいな雰囲気。
食材好きにはたまりません。シナモンスティックが束で2リラ(約100円)!
 「Arifoglu」というこのお店は、アロマオイルやはちみつ、ハーブなどの専門店。
後ろの壁一面にオリジナルオイルの瓶が並んでいて、名前がどれも素敵!
「Night Of Istanbul」「Queen Of The Night」「Maha」「Ottoman(オスマンの意)」などなど。
量り売りは3gから。おじさんも素敵だった。オススメのお店です!

バザールの近くにあったお菓子屋さん。

伝統的なお菓子・ロクムがキュートに飾られています。
ロクムは、ナッツやオレンジなどの具を、求肥っぽい生地で包んだお菓子。
個人的にはピスタチオがいちばん美味しかった。どこでも売ってます。

そして、海へ!
アジアサイドのウスキュダルという街へ、20分ほどかけてフェリーで。

超気持ち良くて、異常にテンションがあがる! おめでたき人。
スカーフを巻いて女優ごっこ・・・ほらね、スカーフはいろんな場面で役に立つんです。
ボスフォラス海峡クルーズなどは観光客メインだと思いますが、このフェリーは地元の人が多かった。

アジアサイドに渡ったのは、ウスキュダルのクズ塔近くから夕景を見るため。
まだ夕暮れには時間があったので、海岸沿いをぶらぶら。
釣り人いっぱいいました。
観光客だらけの旧市街と違って、アジアサイドはのんびりした雰囲気。
派手な観光ポイントはないけど、とても良いです。

小さなモスクでみつけた、この旅のベストガール!
か わ い す ぎ る !
思わずお母さんに許可をもらって写真撮ってしまいました。
ヒジャブかぶってたからよく見えなかったけど、お母さんも美人&オシャレさんだった。
しかしこのモスクでまったりしてたら、お兄さんが近づいてきて、ものすごく申し訳なさそうに
「Here is a pray place...Your legsなんちゃらかんちゃら」と詫びられる。
ぶっとい脚出しててこちらこそすみません!
慌てて脚にスカーフを巻く私。ほらね、スカーフはいろんな場面で(略)

夕暮れに染まり始めるイスタンブール。 
 
手前がクズ塔、その奥に対岸の旧市街の風景。

これが見たかったんですよ!

トルコ旅行日記 その4

3日目 9月14日

前日夜にイスタンブール入りした我々。
イスタンブールでのホテルはベヤジット地区のAssos Hotel
小ぶりなホテルで、ゴミ箱がなかったりもしたけど、インテリアがクラシックガーリィで好みでした。
6階の食堂からはマルマラ海が見えるし、グランドバザールにも徒歩で行ける距離です。
奥にダブルベッド、手前にシングルベッド。鏡台が可愛かった!

今日はヒポドゥローム(ローマ野外戦車競技場跡)→ブルーモスク→グランドバザール→トプカプ宮殿と、THE 観光ルートを回ります!
 トラム(路面電車)が走る大通り。トプカプ宮殿、アヤソフィア、グランドバザールなど主要ポイントをつなぎます。


ブルーモスク(スルタンアフメト・ジャミィ)内部。あまりにも緻密な装飾タイルやステンドグラスにうっとり。
光があふれてあふれて。
今でももちろん礼拝に使われているそう。

午前中は女性のガイドさんが案内してくれたのですが、彼女は無宗教なのだそう。
「でもトルコ人は99%がイスラム教徒。生まれたときから決められるから、私も公にはそうなってる。
無宗教だって自分から言うことはない。
私の場合は親が教師だったし、大学でいろいろ勉強したから・・・いろんな宗教を学ぶと、逆に宗教はいらなくなったりするじゃない。貧しい人ほど宗教を必要とするから」
「トルコ人は本当に世界でいちばん日本が好き。韓国もまあまあ好き。ヨーロッパと中東はあんまり好きじゃない。ただ、日本の人もすごく宗教熱心だと思い込んでる。無宗教だって知ったらガッカリすると思う」
などと話していて、ほへー!と思った。
あとトルコ人は皆、国民登録カードみたいなのを持ち歩かなきゃいけないんだとか。
親の名前や生まれた場所などが細かく書いてある。
「私は親の仕事の関係で●●という地域で生まれたんだけど、そのせいでクルド人じゃないか?って疑われることがある。そういうときカードを見せて証明しなきゃいけないの。テロとかあるからね」
とのことでした。

お昼はグランドバザール近く(ベヤズット駅から入った通り)の食堂で。
上から時計回りに、チキンピラフ、トマトとピーマンの卵料理、豆のスープ。
実は妹はラムやスパイスやヨーグルトといったトルコ料理が苦手で(先に言えよって話だが・・・)
結構食べられないものが多かったのですが、ここはやさしい味付けでぺロリ。
チキンの丸焼きもあって美味しそうだったー!
ただ、アルコール類が置いてなくて残念。
イスラム教国ゆえ、簡易なお店だとアルコールを置いてない場合が多かった。

午後はトプカプ宮殿!
歴代スルタンたちが居住したお城ですが、んも~素晴らしかった。
広大な敷地に贅を凝らした建築や調度品。
天井、窓、壁など色がたくさん使ってあって、海からの光を反射してキラキラと輝いている。
ハレムではもちろん妹と写真撮影大会!
 住みたい!
見上げるたびにため息。

宮殿内のカフェからは、こんな光景も見られます。
開放感たっぷりでとても心地いい。
写真撮影禁止の宝物庫では、歴代スルタンのお宝がこれでもかと展示されていました。
何10キロあるんだよ!?な宝石たっぷりの王冠や、86カラットのダイヤモンド、金の茶器など、むしろ笑えてきます。
そんななか、黒地で豪奢だけどシックなセンスのいい儀式用玉座があって、「これは!」と思ったらスレイマン1世のものだった。
やはり・・・私が見込んだお方・・・!

結局トプカプだけで午後いっぱい使ってしまって、お土産なんかも重かったので
一度ホテルに帰って汗を流すことにしました。
そしたら妹が「具合が悪い」と、トイレにこもったのち、ベッドで寝てしまいました。
可哀想だし、私も疲れたし、ひと寝入りするか・・・と思ってベッドに入ったら。
次に目覚めたら、暗い! 時計の針、21時半!
調子が悪い妹はともかく、なんで私も3時間以上寝るんじゃあああああああああ
ホテルのレストランも22時閉店だし、今から遠くまで出歩くのは無理。
でも、貴重なイスタンブールの夜を無駄にするなんて耐えきれない!
ということで妹に無理を言って、近所のケバブ屋台へ。
ケバブのラップロール(約250円)をオーダーすると、その場で肉を削いでくれる。
いい匂い!
大通り沿いで、地元の人で賑わっていて、これはこれで楽しかったです。
こういう屋台は朝からずっとやっていて、軽食を食べたり、チャイを飲んだり。
日本で言うと牛丼屋とかマックみたいな感じかなあ。いたるところにケバブ屋やパンの屋台がある。
トルコはパンが本当に美味しい! このラップロールも美味でした。

トルコ旅行日記 その3

しかし観光だけでは終わらない・・・カッパドキア最大のクライマックスはここから!
夕方、連れて行ってもらったのは絨毯工場。
カッパドキアは昔からトルコ絨毯の産地で、ここで作られたものがイスタンブールなどに出荷されているのだとか。

ここまでトルコ石アクセサリーの猛烈なプロモーションにあっても、断固として財布の紐をゆるめなかった我々ですが
この工場では、説明がはじまって5分で「あ、たぶん買うわ・・・」と思ってしまった。
なにしろ、責任者のおじさんの日本語がめちゃくちゃ上手いのです!
「トルコ絨毯は100年もつ品質。他にはないダブルノット(二重結び)だから丈夫だし手間もかかります。
でもトルコは宣伝が下手で、日本の市場をペルシア絨毯や中国製のものに奪われていました。
でも国を挙げて数年前から本格的に進出しました。そしたら・・・今、デパートでのシェアはトルコ絨毯が40%、1位です!」
数字はうろ覚えだけど、こんな感じで話が異常に上手い。
さらに「あれ持ってきてください」と言うたびに、作業員の人が広い部屋に絨毯を広げていく。
絨毯は当然ながら素晴らしく綺麗で、そのたびため息をついていたら、部屋はいつの間にか絨毯の海に!
「東京のほうが価格が高い。新宿伊勢丹なら100万円、梅田の阪急なら80万円、でもここでは30万円。何故なら織り子さんから商品を直接預かっているうえに、政府が保護している伝統工芸だからです。さらに、この小さいサイズもつけます!」
そう言った瞬間、バッ!と玄関マット大の絨毯を投げたおじさん・・・
「ジャパネットたかたー!」と思わず心の中で叫びました。
ここからは個別の販売会。
ひとりの客にひとりの店員がつき、あれやこれやと薦められる。
さすがに大きいのを買う金はなかったが、小さいサイズならいいかなあと。
ちなみに、高級度では、シルク>コットン>ウールらしいです。
結局私は黒地にグリーン系の刺繍が入ったやつを、妹はベージュ地に淡い色の刺繍が入ったやつをまんまとお買い上げ。
これね!!!
玄関マットより一回り大きいくらいのサイズですが、くるくる丸めて袋に入れてくれます。
大きいサイズ(同行した夫婦は大きいのを買ってた。白、茶、焦げ茶の羊の毛をそのまま使ったナチュラルな色合いので超可愛かった)だと、日本まで無料で配送してくれるそうです。
ちなみに妹は後で
「最初、おじさん観光客を毎日相手しなきゃいけなくて大変だなと思ったけど
あんだけ売れりゃ楽しいだろうね・・・」
と呟いていた。私もそう思う。

私についてくれた店員さんは、ジョゼフという名前のアラフォーくらいの坊主のおじさん。
やはりヨーロッパ系の血が入っているのか、下睫毛が長くて、ちょっとフランス人みたいな雰囲気も。
カタコトの日本語と英語でやりとりしてたんだが、やたら「サイコサン・・・」と手を握ってくる!
さらに「フローリングに敷いてみましょう」と別の部屋になぜか私だけ連れて行かれた先で、ソフトに尻を触ってくる。
な、なに? なんなの!?
びっくりして、ノーノーという手振りをしながら「You are so sexy!」と笑って誤魔化した。
・・・が、むしろそれがまずかったのか? 最後、お会計の際にまたしても別室に連れて行かれ(混んでたからというのもあるけど)
私の手を握り、その手を・・・
股間にすりすりしながら、「Do you like?」
#$!?&”%
持てる限りの気力を振り絞って私「ノーー!!」
ジョゼフ「Meet tonight?」
私「ノ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!」
完全にNOとしか言えない日本人だったわ・・・

まあそんなこともありましたが、絨毯工場はほんと楽しかった。建物自体が元宮殿で、瀟洒な中庭があったりして楽しかったよ。
ほんとだよ・・・

21時にカイセリ空港からイスタンブールへのフライトに乗る私と妹は、本来ならここでツアーは終了の予定でした。
でもご夫婦がローズバレーで夕陽を見るということで、「どうしても!」と我儘を言って連れて行ってもらった。
この夕陽が本当に素晴らしかったです。
 
30分でもずれると見られないという貴重な夕陽。まさに沈まんとするところを目に焼き付けた。
私、正直自然遺産ってそれほど興味なかったんだけど、360度見渡す限りの岩と夕陽という光景を見て
その考えを改めざるを得ませんでした。
このあたりはワインの産地でもあり、ドライバーさんが食べられる自生のブドウみたいな果物を摘んできてくれたりして、皆で和気あいあいとしながら、自然の神秘に見入っていた。
1日しかいられなかったから、次に来るときは気球ツアーもぜひやりたい。

2011年9月23日金曜日

トルコ旅行日記 その2

カイセリ空港に着く頃は、すでに午前1時・・・
日本時間でいうと午前7時。ある意味この初日がいちばんキツかった!
旅行会社にピックアップしてもらい、1時間弱かけてカッパドキアのホテルへ。
ガイドさんの名前は確かアフメッドだったかな? いきなり英語しか喋れなくてびびる。
観光ガイドは日本語だけど、送迎は別ってことらしい。
ちなみに英会話ですが、私はおそらく平均より耳が悪い。
なのでリスニングは苦手で、読んだり書いたりするほうがラク。
まあこれ英語に限らずなんだけどね・・・会社にかかってくる電話を取り次ぐのが下手だなあと
(名前が聞きとれなくて、「なんとかスター会社の岩なんとかさんです」とか言ってしまう。OL偏差値35)
ずっと不思議に思ってたんだけど、こりゃぼーっとしてるせいもあるけど、耳が悪いからだ!と気づいた。
小さい頃から鼻炎なのも関係している気がする。
閑話休題。
逆に妹は会話はまあまあなので、ふたりで協力しながらなんとか英会話。
日本のどこから来たの?とか、カッパドキアで美味しい食べ物はね、とかひと通り話す。
同じ25歳で、今年からガイドになったばかりということもあり、気さくでやさしい感じ。
ただ「カッパドキアにはLove Valleyと呼ばれる名所がある」という話になったとき
「名前の理由は、たくさんの岩が家族みたいに立っているから。
もうひとつの理由は・・・岩の形がキノコみたいだから、その、男の人のさ・・・
ハハ、これ以上僕に言わせないでよ」
いや、この話はお前から振ったよな?
ちなみにラブバレーはこんなところです。下ネタですまん。
しかしこれは前フリにすぎなかった!
そのうち「日本の女の子は何歳くらいで結婚するのが普通なの?」という話になり
適当に喋っていたら、「Do Japanese woman have relationship before marriage?」(うろ覚え)と。
何を言わんとしているのか一瞬理解できなくて、妹ときょとんとしたら
「だから、セックスのこと!」(意訳)とはにかみながら言われてしまった。
いや、そうじゃないかとは思ったんだけど、そんなこと訊かれると思わないもん・・・
トルコは人によりけりだけど、宗教的な理由で結婚までしない人も多いらしい。
ただイスラムの中でも進んでいるため、戒律が、というより「Her and her God」の問題、だそうです。
一応彼の名誉のために言っておくと、日本女子をナンパだイエーイ!みたいなタイプじゃなく
本当に好奇心で聞きたがっているみたいでした(それでもどうかと思うが)
さらに「日本人の女の子の初体験の時期って、大体いつくらい?」(とりあえず20歳くらいと答えた)
「これ聞くの、僕、すっごく恥ずかしいんだよ・・・君たち、親にはセックスの話してる?」
どう考えても恥ずかしいのはこっちだろう!
妹(のほうがシャイ)はびっくりしていたが、私は状況がおかしくて仕方なくて
「My parents are very strict...We can't talk about sex!」と答えておきました。
しかし・・・何故トルコに着くなり、こんなSPA!みたいな会話を・・・

2日目 9月13日

4時間半ほど寝て、今日は1日観光デー。
まず、カッパドキアの日中の景色はこんな感じです!
気分はインディジョーンズ!
不思議な形の岩は、火山灰などさまざまな地層が重なって、それが長い時間をかけて、雨などで削られたことから。
白っぽい地層はやわらかく、穴を掘って人も住んでいたそう。
カッパドキアで人気のある、いわゆる「洞窟ホテル」もその跡地を使われています。

カッパドキアツアーは30代夫婦と同じ車&ガイドさんで回りました。
この夫婦は数日前からトルコに入っていて、すでにいろんな都市を回っていたので
食べ物のおすすめやお土産のアドバイスなど、気さくにしてくれた!
結婚8年目と言ってたけど、とても仲良して感じがよくて、素敵な方たちでした。
そしてガイドとして現れたのは・・・金髪ロンゲ長身で、ピンクのシャツのチャライケメン!?
しかも、やたら日本語が上手い!
このガイドさん(名前が長くて覚えられず、ラー君と呼んでいた)も当たりだった。
見た目チャラいんだけど、頭がよくてジョーク(もちろん日本語)もがんがん飛ばす。
トルコの男性って黒髪が多くて、平均身長もそんなに高そうではないんだけど
ラー君は目立っていて、居合わせた韓国人の団体客に「You look like movie star!」なんて言われたりしてた。
それに「カムサハムニダ~」とさらっと答えるラー君、やりよるわ。
ギリシアあたりの血が入っていたのかも。すごく綺麗なブルーグリーンの目だった。

お土産物屋にて。
トルコではお店でお茶を出してくれるのは普通。お茶はチャイと呼ばれます。
ミルクたっぷりのインド的なものではなく、トルコのチャイは紅茶にほど近い。
アップルチャイ、ざくろチャイなどフレーバーも豊富。これはざくろですね。
トルコランプ、お皿、布系あたりがお土産の王道かな。
同行した夫婦いわく、お土産はもちろんイスタンブールでも買えるけど
基本的にはどこも同じような品揃えなので、地方で買ったほうが割安とのこと。

迫害を逃れるキリスト教徒たちが暮らしたという地下都市(マジでインディジョーンズ!)や
鳩の谷、ラクダ岩、妖精の煙突、ギョレメ野外博物館など、主要な観光地は大体回りました。
とにかくどこも日本では見られない光景。スケールがでかかった。
カッパドキアは見どころが結構離れているので、車で移動するのが便利。
イスタンブールはほぼ自由行動なんだけど、カッパドキアはツアーで正解でした。

トルコ旅行日記 その1

お待たせしました、妹といっしょのトルコ旅行記です。

はじめてのイスラム教国、国内で寒暖の差が激しい土地柄というのもあり
何を持って行くか結構悩みました。
スーツケースは小ぶりなやつにしたかったし・・・
結局、基本の洋服やコスメ+以下の内容で行ったんだけど、結果的には不足分がほぼなかった!

<洋服類>
●スニーカー:カッパドキアは岩場、砂が多く、スニーカーで間違いない。
●バレエシューズ:青で、サイドがメッシュになってるやつ。それなりに華やかでオシャレ気分できた。とはいえイスタンブールも坂が多いので、2足目の靴もヒールのないものがいいかと。
●ハット:陽射しが強い! 帽子で日焼け対策を。
●パーカー:基本的には半袖にカーディガンを持ち歩く程度の天候でしたが、カッパドキアは内陸のため、夜はかなり気温が下がって寒かった。ので持っていて助かった。
●レギンス:モスクなどでは脚を見せないほうがいいため、スカート派は持っておくと吉。と言いつつ、はいててもモスク入口で「これ巻いて!」って専用ストールを渡されたが・・・
●大判スカーフ:同じくモスク対策にも使えるし、暑ければ陽射し除けにも。私のはブルー系だったので、バレエシューズとコーディネートして楽しんだ。
<薬・化粧品類>
●正露丸:私は問題ありませんでしたが、妹は結構腹を下すシーンも。胃の問題かと。
●化粧水スプレー:カッパドキアは、暑くて乾燥するなか車で移動・・・みたいなシーンも多いので、リフレッシュ用に。もちろん往復の機内でも。
●ウェットティッシュ:おてふきのないお店や状況も多いので。
●ティッシュ:一度だけ紙のないトイレが。トイレットペーパーを持ち歩いたほうがいいという前情報もあったけど、個人的にはティッシュで充分かな?
<食べ物類>
●カロリーメイト:1日目の乗り継ぎに時間がかかるので、おなか減ったら食べようかなあ・・・くらいに持っていたのだが、上述のとおり妹がお腹を壊して土地のものが食べられなかったとき、カロリーメイトが役に立った。
●柿ピー:これもおやつに、と思ってたけど、よくしてくれた現地ガイドさんにあげたら喜ばれた。日本のお菓子は喜ばれるらしい。
<お金>
トルコで使えるのはトルコリラ、ドル、ユーロ。
私は成田で4万円をドル、1万円をリラに換金しました。
ただリラは銀行では取り扱いなし、両替商のみということもあり、レート高め。
実際の為替は1円=45リラですが、60リラでの計算だった。
トルコに着いてからの両替で充分だと思います。数が大きいので、お札の枚数は必ずチェック!

この量で、ショルダーバッグ&スーツケース(機内持ち込みできるサイズ)の片側くらい。
あとトルコ航空は、スリッパや靴下が入ったアメニティセットをくれます。スリッパはホテルで活躍したので、ぜひ捨てずに持って行くとよいです(最終日にホテルで捨てました)

1日目 9月12日
出発は12時成田発の便。
成田の免税店でうろうろしてたら、Viktor&Rolfの香水「Flower Bomb」のミニセットを発見。
店員さんが「成田でもここしか扱ってないし、かなり珍しいです」と力説。
確かにほかで見たことないと思って、さっそくテンションあがって買ってしまった。
ある作家さんが「海外旅行のときは必ず免税店で香水を買って、旅行中それを使う。そうすると、あとで旅行と香りがセットで思いだせるから」というようなことを言っていて、素敵だなと思っていたの。

フライトはトルコ航空の成田-イスタンブールの直行便。
それでも10時間! 遠いわ。
ほかにはエミレーツ航空でドバイ乗り継ぎ、カタール航空でドーハ乗り継ぎなどが主流。

トルコ航空はメシが美味かった。
お昼ごはん。メインがチキンのグリルで、副菜が2つ、デザートがひとつ。
パンがあったかくて嬉しい。
機内エンターテイメントもなかなか。モニターがきれいで操作しやすかった。
行きの便では、映画は『ハンナ』と『エンジェルウォーズ』を見たよ。
音楽も結構充実してて、最新ポップスからジャズ、ヒーリングまで・・・と思っていたら、
おお、コーランがあるではないか!
しかし「私これ聴く!」とさっそくイヤホンをセットするも、なぜか音が聞こえない・・・
代わりに妹が「『バーレスク』のサントラ聴きたいのに、変な音が聞こえる!」と。
よく見たら、妹が私の座席に、私が別隣の人の座席にイヤホンを差してたっていうね。

そんな感じで、現地時間夕方頃アタテュルク空港着。
この日は移動日で、そのままカッパドキアに近いカイセリ空港にトランジット予定なのですが
次の便まで5時間。読書したりお茶したりしながら、国内線のターミナルでひたすら時間を潰す。
ツアーではないので、まわりに日本人もおりません。
私が持って行った本は、アガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』!
まさにトルコ旅行で読むべき本。
分厚いけど地の文が台本みたいにあっさりしてるので、さくさく読めました。

お茶はMADOという喫茶店で。
割と有名なチェーン店みたいで、サンドイッチやケーキが食べられます。
イスタンブールでも何店舗か見たけど、流行っていた。
私たちは食べる機会を逃したけど、目玉商品はドンドルマ(トルコアイス)ケーキ。
ちょっとわかりづらいけど、アイスケーキを切っているところ。
隣に座っていた現地のお兄さんがひとりでぺろっと食べていた。
「トルコ人は辛いものと甘いものと可愛い女の子が大好きだから」
って後にガイドさんに聞く言葉ですが、ほんと甘いものを男子もよく食べる!
ちなみにこの写真は、席でカメラいじってたら、店員さんが「撮ってあげるよ!」って親切してくれた。

まだまだ1日目続きますが、長いのでいったん切るね。

2011年9月19日月曜日

トルコより愛をこめて

トルコから帰って来たよー
いやあ楽しかった。久しぶりのロング海外(つっても6日間だけど)はリフレッシュ具合が違う。
イスタンブールとカッパドキア、表情の全然違う街を楽しめました。
食べ物も基本的に美味しかったです。ヨーグルトを使った酸味の強いサラダ?とかはあまり好みじゃなかったけど、自給率100%というだけあり、野菜もいっぱい食べられた。
念願のスレイマニエ・ジャーミー(スレイマン1世が眠るモスク)参りもできました。LOVE!

旅行記は次回からお届けしたいと思います。
デジカメをいいやつに新調したのもあり、写真も撮りまくったのでお楽しみに。
カッパドキア。日本では絶対に見られない光景。
イスタンブールの夕景。海のある街がやっぱり好き!

洋服とかコスメは特に買わなかったし、高級レストランにも行ってないので
それほどお金を使ったはずではないのです、が・・・
まんまとトルコ絨毯を買ってしまいました。
たぶん、行けばわかる。みんな欲しくなるから!(妹も買った)
さっそく部屋に敷いてごろごろしておる。明日からの仕事が憂鬱すぎるぜ!

2011年9月11日日曜日

飛んでイスタンブール

いきなりですが、明日から夏休みでトルコ旅行に行ってまいります!
ずーっと行きたかった憧れの地、トルコ。
文化と文化の混じり合う場所っていいよね・・・
6日間なのであまりがっつりは回れませんが、イスタンブールとカッパドキアを楽しんでまいります。

私が世界史で好きな人物TOP3はロベスピエール、スレイマン1世、李鴻章だというのは何度も繰り返し言ってきましたが
ことスレイマン1世に関しては、本人以上に、彼の右腕であった宰相イブラヒム・パシャと、寵妃ヒュッレムという存在が大きい。
イブラヒム・パシャはギリシア出身で、少年時代にさらわれ紆余曲折を経て、オスマン帝国へ。
数ヶ国語を話すことができる聡明な美少年と成長した彼は、イエニチェリとなって、当時15歳だったスレイマン1世の側近へ。
1歳違いのふたりはすぐに仲良くなり、イブラヒムは皇太子の右腕として名をあげていく。
スレイマン1世が即位すると、イブラヒムも30歳にして宰相へと大抜擢され、ふたりで黄金時代を築いていく。
だが、蜜月も長くは続かなかった。
その原因を作るのは、スレイマン1世のために自らが献上した美貌の女奴隷ヒュッレムであった・・・

詳しくはこちらで!!!
スレイマン1世とイブラヒム・パシャの、人種を超えた精神的な結びつき! 美しく強いふたりの男が栄光を極める!
だがそれを翻弄する運命! ふたりの男とひとりの女! 
3人とも「美形」っていうね・・・素晴らしすぎるだろ。スケールでかすぎるだろ。
あー、萌え悶えるわーーー
そんな感じで、飛んできますよイスタンブール。
旅行記をお楽しみにね。

2011年9月10日土曜日

妄想秋コーデ

だいたい、そのシーズンのファッションを象徴するようなアウター&靴が早めに手に入った年は、コーディネートの方向性が見えやすくなります。
そういうのって、決めて探してても出会えないというか、巡り合わせだったりする。
実はこの数年、定価でアウターを買うことはそうなかったんだけど
今年は早々によいジャケットに巡り合うことができました。

COCO DEALのツイードジャケット
ちょっとブルーがかったグレーのツイード生地。
襟や肘のディティールがおじさん度高くて今年っぽいの!
最初みつけたときは8月で、「まだ暑いしな~」って逡巡したんだけど
頭のなかでむくむくとコーデ妄想がわきあがり、9月になってダッシュしました。
今季のCOCO DEALはちょっと路線変えたみたいで、どのアイテムもべらぼうに可愛い。

●コーデその1
メインは白ブラウス&紺のショーパンという夏物の延長線なのだけど、小物で秋っぽく。
足元はニーハイソックスが良さそう。あえて赤のドクターマーチンなんかで外しても可愛いと思う。

●コーデその2
英国風クラシカルな感じで。秋だからこそできるコーデ。
キュロットは夏のセールで2980円で買った安物なんですが、今の時期使いやすくて重宝してます。
ビジューの付け襟でトゥーマッチにするのが私流。

●コーデその3
おじジャケットにレースワンピをあわせたMIXコーデ。
足元は黒の編みあげブーティとかよいかな。こういうのすとんと着こなせる体型を目指したい。

●コーデその4
インにあわせたのは黒のロングシャツ。透け感があり、かなり大人っぽい。dholicで買いました。
実際着るときはインナーワンピ&レギンス&鋲つきショートブーツ&チェーンバッグ、って感じかな。
アクセサリーでイイ女風。

ちなみに、「ツイードのジャケットが欲しいなー」と思い始めたのは
ツイッターで交流ある方(でも会ったことない)がいきなり「サイコさんの夢見ました」って
かなり具体的な話をしてくれたんだけど、その夢の中のコーデが「ツイードジャケット&紺ショーパン」だったんです。
以来「その組み合わせ可愛いな~」と思ってたら、店頭で出会って、コレかも!と。

今季は割とよいペースでいろいろ買ってますが、靴はまだGETできてない。
とりあえずローファーとマーチン風ブーツは欲しいところです。