前日夜にイスタンブール入りした我々。
イスタンブールでのホテルはベヤジット地区のAssos Hotel。
小ぶりなホテルで、ゴミ箱がなかったりもしたけど、インテリアがクラシックガーリィで好みでした。
6階の食堂からはマルマラ海が見えるし、グランドバザールにも徒歩で行ける距離です。
奥にダブルベッド、手前にシングルベッド。鏡台が可愛かった!
今日はヒポドゥローム(ローマ野外戦車競技場跡)→ブルーモスク→グランドバザール→トプカプ宮殿と、THE 観光ルートを回ります!
トラム(路面電車)が走る大通り。トプカプ宮殿、アヤソフィア、グランドバザールなど主要ポイントをつなぎます。
ブルーモスク(スルタンアフメト・ジャミィ)内部。あまりにも緻密な装飾タイルやステンドグラスにうっとり。
光があふれてあふれて。
今でももちろん礼拝に使われているそう。
午前中は女性のガイドさんが案内してくれたのですが、彼女は無宗教なのだそう。
「でもトルコ人は99%がイスラム教徒。生まれたときから決められるから、私も公にはそうなってる。
無宗教だって自分から言うことはない。
私の場合は親が教師だったし、大学でいろいろ勉強したから・・・いろんな宗教を学ぶと、逆に宗教はいらなくなったりするじゃない。貧しい人ほど宗教を必要とするから」
「トルコ人は本当に世界でいちばん日本が好き。韓国もまあまあ好き。ヨーロッパと中東はあんまり好きじゃない。ただ、日本の人もすごく宗教熱心だと思い込んでる。無宗教だって知ったらガッカリすると思う」
などと話していて、ほへー!と思った。
あとトルコ人は皆、国民登録カードみたいなのを持ち歩かなきゃいけないんだとか。
親の名前や生まれた場所などが細かく書いてある。
「私は親の仕事の関係で●●という地域で生まれたんだけど、そのせいでクルド人じゃないか?って疑われることがある。そういうときカードを見せて証明しなきゃいけないの。テロとかあるからね」
とのことでした。
お昼はグランドバザール近く(ベヤズット駅から入った通り)の食堂で。
上から時計回りに、チキンピラフ、トマトとピーマンの卵料理、豆のスープ。
実は妹はラムやスパイスやヨーグルトといったトルコ料理が苦手で(先に言えよって話だが・・・)
結構食べられないものが多かったのですが、ここはやさしい味付けでぺロリ。
チキンの丸焼きもあって美味しそうだったー!
ただ、アルコール類が置いてなくて残念。
イスラム教国ゆえ、簡易なお店だとアルコールを置いてない場合が多かった。
午後はトプカプ宮殿!
歴代スルタンたちが居住したお城ですが、んも~素晴らしかった。
広大な敷地に贅を凝らした建築や調度品。
天井、窓、壁など色がたくさん使ってあって、海からの光を反射してキラキラと輝いている。
ハレムではもちろん妹と写真撮影大会!
住みたい!
見上げるたびにため息。
宮殿内のカフェからは、こんな光景も見られます。
開放感たっぷりでとても心地いい。
写真撮影禁止の宝物庫では、歴代スルタンのお宝がこれでもかと展示されていました。何10キロあるんだよ!?な宝石たっぷりの王冠や、86カラットのダイヤモンド、金の茶器など、むしろ笑えてきます。
そんななか、黒地で豪奢だけどシックなセンスのいい儀式用玉座があって、「これは!」と思ったらスレイマン1世のものだった。
やはり・・・私が見込んだお方・・・!
結局トプカプだけで午後いっぱい使ってしまって、お土産なんかも重かったので
一度ホテルに帰って汗を流すことにしました。
そしたら妹が「具合が悪い」と、トイレにこもったのち、ベッドで寝てしまいました。
可哀想だし、私も疲れたし、ひと寝入りするか・・・と思ってベッドに入ったら。
次に目覚めたら、暗い! 時計の針、21時半!
調子が悪い妹はともかく、なんで私も3時間以上寝るんじゃあああああああああ
ホテルのレストランも22時閉店だし、今から遠くまで出歩くのは無理。
でも、貴重なイスタンブールの夜を無駄にするなんて耐えきれない!
ということで妹に無理を言って、近所のケバブ屋台へ。
ケバブのラップロール(約250円)をオーダーすると、その場で肉を削いでくれる。
いい匂い!
大通り沿いで、地元の人で賑わっていて、これはこれで楽しかったです。
こういう屋台は朝からずっとやっていて、軽食を食べたり、チャイを飲んだり。
日本で言うと牛丼屋とかマックみたいな感じかなあ。いたるところにケバブ屋やパンの屋台がある。
トルコはパンが本当に美味しい! このラップロールも美味でした。