2011年9月24日土曜日

トルコ旅行日記 その6

夕陽を見たあとは、桟橋近くに戻って、「カナート・ロカンタス」というロカンタへ。
ガイドブックにも大きく取り上げられている地元の人気店で、ラム入りピラフなど美味しかったんだけど
行くまでに迷ってしまって、旧市街へ帰るフェリーまでに時間がなくて、ゆっくり食べられず。
そしてどうしてもイスタンブール名物サバサンドが食べたい!という妹の要望もあり
戻ったエミノニュの桟橋付近のシーフードレストランへ。
帰りのフェリーから見えた夜景。お月さまが綺麗。

エミノニュ桟橋近くのガラタ橋は2段構造になっていて、下にはシーフードレストランがずらり。
上からの釣り糸がレストランの前にいっぱい垂れているのはご愛嬌です。
その中のひとつに入って、無事サバサンドを頼むことができました。
まあ、焼いたサバに塩とレモンを振って、パンに挟んだだけの代物なんですけどね。
屋台では3.5リラくらい、レストランでは5リラくらいかな。
肉料理に飽きていた妹は嬉しかったよう。
私は小魚のフリットをつまみに、EFESをごくごく。
店員さんが結構日本語喋れて、大きいサイズを割引で出してくれた。
ああ、イスタンブール最後の夜が更けていくー!

5日目 9月16日

あっという間に帰国日。
ホテルの朝食はパスして、屋台で買ったシミット(トルコ風べーグルみたいなパン)を食べながら、歩いてスレイマニエ・ジャミィを目指す。
スレイマン1世が大建築家・スィナンに命じて建立させた、イスタンブール一大きなモスク。
ただトラムの駅から少し歩くので、観光客は少なめ。神聖な雰囲気のなか、じっくり見られました。
Suleyman the Magnificent(壮麗帝)の名にふさわしい、美しいモスク。
黒を効かせた意匠で、今回見たモスクの中でいちばん好みでした(スレイマンは黒がお好き?)
感極まって「Finally here(とうとう来たで)!」と叫ぶと、妹が怪訝な顔をしていた・・・

門を出たところのお土産屋さんでスレイマングッズを探す。
オスマントルコ軍のフィギュアを売っている店は結構あるんだけど
イエニチェリとか軍楽隊、バシュチュハダル(小姓頭)とかがメインで、皇帝系だとあってもメフメト2世やセリム1世くらい・・・
と思ったら、あった!

会いたかった 会いたかった 会いたかった・・・イエス!!!
このクールな目つき、イケメンすぎる。
大きなターバンに白い服、というのはスレイマン1世の象徴のようです。
メフメト2世はだいたい緑の服で、馬に乗っている姿(コンスタンティノープル陥落の山越えのイメージ?)だった。
とはいえ買って帰るのはさすがにね、と買わなかったことを、今猛烈に後悔している。
いや、実際に買っても置くところないのだが。
でも執念で検索しまくってたら、通販サイトを発見しました。
シリーズコンプリートで150ドルって、高ぇわ!

いったんホテルに戻ってチェックアウトして、ピックアップの時間までランチへ。
スルタンアフメット地区にある、ゆるやかな坂を利用したオープンテラスのレストランにしました。
観光客向けだから値段高めだけど、チキンとアーティチョークの煮込みを食べながら、EFESを飲んでまったり。
 
向いのお店。ランプや絵の飾り方が素敵。
ここの店員さんも日本語を軽く喋れる人だったんだけど、何故か「Do you know 鶴?」と。
折り鶴折ってくれ!って正方形(でもない)の紙を渡されてびっくりした。
海外で折り紙は人気あるって聞いたことあるけど、本当だったみたいです。

トルコでは犬も猫もよく見かけた。特に猫。
妹の食べカスをもらいにきた不届きニャンコをぱちり!

16時台の飛行機に乗って、トルコとはお別れ。
帰りの飛行機ではほとんど寝てしまいました。朝食があまり味わえなくて残念。
映画は『サーカス象に水を(Water For The Elephants)』を。

翌日日本時間10時に成田に到着して、無事旅は終了しました。
こうして書いてると、楽しかったけど、まだまだ行けなかったところがたくさんある~!と思った。
余談だが、最近トルコ流行ってるよね。弾丸トラベラーでも取り上げられたし、女性誌まわりを中心に波が来ているようです。
あーん、私もまた行くもん!