2011年9月23日金曜日

トルコ旅行日記 その2

カイセリ空港に着く頃は、すでに午前1時・・・
日本時間でいうと午前7時。ある意味この初日がいちばんキツかった!
旅行会社にピックアップしてもらい、1時間弱かけてカッパドキアのホテルへ。
ガイドさんの名前は確かアフメッドだったかな? いきなり英語しか喋れなくてびびる。
観光ガイドは日本語だけど、送迎は別ってことらしい。
ちなみに英会話ですが、私はおそらく平均より耳が悪い。
なのでリスニングは苦手で、読んだり書いたりするほうがラク。
まあこれ英語に限らずなんだけどね・・・会社にかかってくる電話を取り次ぐのが下手だなあと
(名前が聞きとれなくて、「なんとかスター会社の岩なんとかさんです」とか言ってしまう。OL偏差値35)
ずっと不思議に思ってたんだけど、こりゃぼーっとしてるせいもあるけど、耳が悪いからだ!と気づいた。
小さい頃から鼻炎なのも関係している気がする。
閑話休題。
逆に妹は会話はまあまあなので、ふたりで協力しながらなんとか英会話。
日本のどこから来たの?とか、カッパドキアで美味しい食べ物はね、とかひと通り話す。
同じ25歳で、今年からガイドになったばかりということもあり、気さくでやさしい感じ。
ただ「カッパドキアにはLove Valleyと呼ばれる名所がある」という話になったとき
「名前の理由は、たくさんの岩が家族みたいに立っているから。
もうひとつの理由は・・・岩の形がキノコみたいだから、その、男の人のさ・・・
ハハ、これ以上僕に言わせないでよ」
いや、この話はお前から振ったよな?
ちなみにラブバレーはこんなところです。下ネタですまん。
しかしこれは前フリにすぎなかった!
そのうち「日本の女の子は何歳くらいで結婚するのが普通なの?」という話になり
適当に喋っていたら、「Do Japanese woman have relationship before marriage?」(うろ覚え)と。
何を言わんとしているのか一瞬理解できなくて、妹ときょとんとしたら
「だから、セックスのこと!」(意訳)とはにかみながら言われてしまった。
いや、そうじゃないかとは思ったんだけど、そんなこと訊かれると思わないもん・・・
トルコは人によりけりだけど、宗教的な理由で結婚までしない人も多いらしい。
ただイスラムの中でも進んでいるため、戒律が、というより「Her and her God」の問題、だそうです。
一応彼の名誉のために言っておくと、日本女子をナンパだイエーイ!みたいなタイプじゃなく
本当に好奇心で聞きたがっているみたいでした(それでもどうかと思うが)
さらに「日本人の女の子の初体験の時期って、大体いつくらい?」(とりあえず20歳くらいと答えた)
「これ聞くの、僕、すっごく恥ずかしいんだよ・・・君たち、親にはセックスの話してる?」
どう考えても恥ずかしいのはこっちだろう!
妹(のほうがシャイ)はびっくりしていたが、私は状況がおかしくて仕方なくて
「My parents are very strict...We can't talk about sex!」と答えておきました。
しかし・・・何故トルコに着くなり、こんなSPA!みたいな会話を・・・

2日目 9月13日

4時間半ほど寝て、今日は1日観光デー。
まず、カッパドキアの日中の景色はこんな感じです!
気分はインディジョーンズ!
不思議な形の岩は、火山灰などさまざまな地層が重なって、それが長い時間をかけて、雨などで削られたことから。
白っぽい地層はやわらかく、穴を掘って人も住んでいたそう。
カッパドキアで人気のある、いわゆる「洞窟ホテル」もその跡地を使われています。

カッパドキアツアーは30代夫婦と同じ車&ガイドさんで回りました。
この夫婦は数日前からトルコに入っていて、すでにいろんな都市を回っていたので
食べ物のおすすめやお土産のアドバイスなど、気さくにしてくれた!
結婚8年目と言ってたけど、とても仲良して感じがよくて、素敵な方たちでした。
そしてガイドとして現れたのは・・・金髪ロンゲ長身で、ピンクのシャツのチャライケメン!?
しかも、やたら日本語が上手い!
このガイドさん(名前が長くて覚えられず、ラー君と呼んでいた)も当たりだった。
見た目チャラいんだけど、頭がよくてジョーク(もちろん日本語)もがんがん飛ばす。
トルコの男性って黒髪が多くて、平均身長もそんなに高そうではないんだけど
ラー君は目立っていて、居合わせた韓国人の団体客に「You look like movie star!」なんて言われたりしてた。
それに「カムサハムニダ~」とさらっと答えるラー君、やりよるわ。
ギリシアあたりの血が入っていたのかも。すごく綺麗なブルーグリーンの目だった。

お土産物屋にて。
トルコではお店でお茶を出してくれるのは普通。お茶はチャイと呼ばれます。
ミルクたっぷりのインド的なものではなく、トルコのチャイは紅茶にほど近い。
アップルチャイ、ざくろチャイなどフレーバーも豊富。これはざくろですね。
トルコランプ、お皿、布系あたりがお土産の王道かな。
同行した夫婦いわく、お土産はもちろんイスタンブールでも買えるけど
基本的にはどこも同じような品揃えなので、地方で買ったほうが割安とのこと。

迫害を逃れるキリスト教徒たちが暮らしたという地下都市(マジでインディジョーンズ!)や
鳩の谷、ラクダ岩、妖精の煙突、ギョレメ野外博物館など、主要な観光地は大体回りました。
とにかくどこも日本では見られない光景。スケールがでかかった。
カッパドキアは見どころが結構離れているので、車で移動するのが便利。
イスタンブールはほぼ自由行動なんだけど、カッパドキアはツアーで正解でした。