ご報告です。9月中旬、無事に子どもが生まれました!
すでに退院し、夫と3人の暮らしを始めております。自分の子どもはなるほど、確かにものすごくかわいい。
病院にいる間は理性が効いていて、「赤ちゃんの見た目は猿か亀かガッツ石松に分類されるというが、この子は亀だなー」くらいに思っていたのですが、退院後は夫と「もしかして、この子ものすごく美形なのでは!?」と、ことあるごとに騒いでいます。
同時に新生児のままならなさの洗礼も浴びまくっていて、何をやっても数時間寝ないときは寝不足になるし、心もつらいし、近所迷惑も気になるし、消耗します。人ひとりを引き受けるってこういうことなんだなと。
赤ちゃんに合わせて寝たり起きたりしながらひたすらお世話する日々は、まだ現実感がなくて、ときどき寝ぼけた先に「あれ、これ今後も毎日続くんだっけ?」と、ハッとしたりする。
周りの人たちも想像以上に出産を喜んでくれていて、なかでも実の母が本当にうれしそうで、こういうモーメントが人生に訪れたことが得難いな、ありがたいなと感じています。
その一方で、母から来た「やっぱり子どもをもててよかったでしょう」というLINEの文面に、一瞬真顔になる自分もいて。母は心から善意、祝意からそう言ってるのがわかるし、言いたいこともだいたいわかるんだけど、笑顔で「うん! 本当にそうだね!」とはならなくて。
私からは
「無理につくる必要はないと思っていたけど、生まれてみたらたまらんね。子育てすることで、夫ともっと仲良くなれる気がするよ」
と返した。素直な想いだし、そのときの自分としてベストな返事だったと思う。
生まれて2週間程度なのに、この子がいなくなったら……なんてもう考えられない。でも、こう書くと気に障る人もいるだろうけど、子どものいない人生の自分も、どこかの世界線で生き続けるような気がしていて。
どっちに進んでも自分だし、自分らしい人生は送れると思う。分岐した先の世界で楽しくやってねって思います。
この感覚はどんどん失われていくかもしれないから、今まだ、輪郭がつかめそうなうちに、ここに書いておきます。
* * *
前回の記事のアンケートに答えてくださった方々ありがとうございました。とてもうれしく拝読しております。
気持ちの上では個別に返事を返しています!
引き続き設置しておりますので、まだの方も、ぜひ一言書いていってくださいませね。