9時頃起きて、ホテルのカフェ「Cafe Bella Vista」で朝食。
マカオにかつて存在した名ホテル、ベラ・ビスタを模したというインテリアは
白を基調とした上品なコロニアル風で、一目で気に入りました。
テラス席で風に吹かれているだけでバカンス気分・・・
今日は市内をがしがし観光する日。
昨日はセナド広場より北を見ていましたが、今日は南のエリアを歩きます。
まずは有名な牛乳プリンのお店「義順牛奶公司」へ。
牛乳プリンはかなり素朴な味。アズキが入ったのとかもあるみたいで、食べてみたかった。
そこから歩いて5分ほどの「福隆新街」へ。
白壁と深紅の組み合わせが鮮烈な建物が続くストリート。古い時代に迷い込んだよう。
かつて、マカオきっての歓楽街だったそうで、今はレストランやお店が入っており、オシャレな雰囲気です。
世界遺産3連発。
聖ローレンス教会。イエズス会によって建築された古い教会です。
荘厳な雰囲気だけど、色合いが明るいのがマカオらしい。
ロバート・ホー・トン図書館。
香港の大富豪ホー・トン(何東)の別荘だったそうです。
マカオのカジノ王スタンレー・ホーや、ブルース・リーとも血縁関係がある人物。
中は近代的な建築になっていて、特に4Fまで一本で続く階段が近未来的でとてもよかった。
日本の雑誌やCDが結構置いてありました。くるりを発見して驚いたよ。
マカオという地名の元となった媽閣廟(マーコッミュウ)に参拝したあと
清代の思想家で、李鴻章とも関わりのあった鄭觀應の故居である鄭家屋敷へ。
入場無料ですが、入口でどこから来たか英語で尋ねられるので、Japanと答えればOK。
お姉さん英語上手だった。金魚の飾りがかわいい。
マカオで見た世界遺産の中で、個人的にはここが一番ツボでした。
基本は中国様式なのですが、パティオ(中庭)があったりと、ところどころ西洋様式が取り入れられています。
大小あわせ60を超える部屋があり、多いときで300人が暮らしたそう。
建築家の一家も、修繕やメンテナンスのために住みこんでいたそうです。
ここは管理している人のセンスがいいのか、飾られている扇子や花まで素敵でした。
静かかつ光が溢れる造りで、1時間くらい余裕でぼーっとしていられそうだった。
出てからお昼を食べようと思ったのだけど、15時という中途半端な時間。
開いていたごく普通の食堂で、つみれ麺をいただきました。
店のおばさんは英語が喋れなかったけど、客?のひとりが英語でいろいろオーダー助けてくれた。
ちゅるちゅるちゅる・・・食堂の麺は、基本やさしい味で美味いです。