コロナウイルス流行により世界が新しいフェーズに進むのを、いまだ実感ないながらも、いち人間として立ち会っています。いやまさか本当にこんなことが起こるとは思わなかったよね。
1年ずれていたら、アタック25出演も地中海旅行(ダイヤモンドプリンセス、他人事とは思えん!)もなかったかもしれないわけで。人生待ったなしというか、大きな力には抗えないからこそ、そのときそのときを大切にしなければいけないなと改めて感じています。
さて、時を2019年1月24日に戻しましょう。
アタック25の収録は1日2回まわし。私は前半の収録で、午前中に局入りする予定でした。8時過ぎの新幹線に乗り、観覧する夫とともに大阪へ。
お昼ご飯は食べられなさそうだったので、新幹線の中でがっつりとカツサンド。もちろん「勝つ」にかけて…受験生の親か!
ホテルはABC近くの、福島町にある「ホテル阪神」をとりました。日帰りもできたけど、せっかく両親もくるので夕飯も食べたくて。たまたま1年前にもこのホテルに泊まっていて、お手頃価格で立地も部屋もよくて気に入っていたので即決。
ホテルに荷物を置き、いったん夫と別れて、11時半ごろ単身ABCへ。4人の出演者の中で私が最後の到着だったようで、すぐに控室に移動しました。
対戦相手は若くて背の高い男性2人と、知的そうな年配女性という組み合わせで、見た瞬間に「ぎえっ、強そう!!」と。
すぐヘアメイクだったのですが、私だけ髪の毛をまとめてもらう工程があり、さらにメイク直しも少ししてもらって(眉毛濃いめに描いたつもりだったのにさらに描きたされた。逆に口紅は何もされなかったので、セットについてからも自分でちょこちょこ塗り直しました)時間がかかってしまって、3人を待たせてしまって申し訳なかった…。
控室に戻ったら、進行の説明を受けたり、パネルの取り方をおさらいしたり。スタッフの方が和気藹藹と進めてくれてありがたかったです。
今回「(自分以外の)リベンジ大会」ということで、以前出場した親のエピソードを当然聞かれたのですが、「父(3枚)より母(10枚)がパネルの枚数を取ったことで、家庭内での母親の発言権が上がった」という話は、この控室で最初に話して、ウケがよかったのでそのまま本番でも使いました。
自分もマスコミの端くれの人間だし、高校生のときにクイズ番組に出演した経験があるから、それほど緊張はしていませんでした。そういう意味では有利だったかなと思う。
当日ブラウス+9分丈くらいの黒パンツ+白靴下+パンプスといういでたちだったのですが、スタジオに入る前の最後の最後に「やっぱないほうがいい!」と思って廊下で靴下を脱いで、持ち込みするバッグに押し込んだりするくらいの余裕もあった。逆にクイズに集中できてないとも言えるかもしれませんが。
司会の谷原章介さんも登場。いや~すらっとしていて格好いい!
収録の合間合間にどうしても待ち時間があるのですが、そういうときスタジオの隅でスクワットしてらして、うーんさすが芸能人。
収録前には、早押しボタンの確認もかねて、本番さながらの練習問題も。赤、緑、白、青でじつは音が違うんですよね。無意識に聞いていたので、当日まで気づかなかった!
練習問題を答える順番、私は最後。ほかの人の問題が普通にわからず、「これは恥をかくかも」とおののきました。
自分の問題はわかるやつでひと安心したけど、「パネル番号を叫ぶときの声が小さい」と指導され…わかっとる! 滑舌が!! 悪い!!!
※写真は収録後に撮ったもの
そうして始まった収録本番。あとは流れに身を任せるだけ。まさに人生待ったなし!
キリがいいのでここでいったん切ります!