2018年7月16日月曜日

2018 ホーチミン一人旅 プロローグ~1日目到着まで

ホーチミン一人旅から帰ってまいりました。
いや~楽しかった。やはり海外旅行は人生のカンフル剤だわ。非常に充実した4日間でした。
Grab(UBERのベトナム版)を使ったり、一眼レフを持って行ったり、料理教室に参加したり、夜間フライト対策でタンポンを使ったりと、初めてのチャレンジもいろいろあったので、お伝えしていきたいと思います。

旅程はこんな感じ。2泊4日+αの、けっこうな弾丸スケジュールでした。

7月7日(土) 深夜便にて羽田からホーチミンへ。朝の6時頃着。ホテル泊。
7月8日(日) 丸1日ホーチミン。ホテル泊。
7月9日(月) 20時半にホテルをチェックアウト、23時25分発の飛行機で羽田へ。
7月10日(火) 朝の6時半ごろに羽田着。

飛行機はJALの深夜便を利用。サーチャージ込で6万円弱でした。同じようなスケジュールでベトナム航空もあったんだけど、JALは羽田発着なので便利。
ホテルは、2区にある「Villa Song Saigon」。2番目のランクの部屋で、1泊1万7000円くらいでした。
トリップアドバイザーではホーチミンのホテルで第2位。1位がレベリーサイゴン、3位がパークハイアットサイゴンというハイクラスホテルなので、この価格帯で2位につけているのは貴重。
『ひとりっぷ』の「ホーチミンではここにしか泊まらないほどお気に入り」というコメントを見て選んだのですが、確かに素敵なホテルでした。
邸宅を改装した白亜のホテル。写真で見ていたよりこじんまりとしていましたが、その規模感が静かな一人旅にはちょうどよかった。広めのプールもあります。
サイゴン川に面していて、川べりで食事がいただけるのが魅力。フロントのスタッフはきれいな英語を話します。

ちなみにホーチミンの観光地はほとんど1区に集まっていて、2区はタクシーで20分ほどのエリア。駐在している外国人が多く住むという高級住宅地で、最近少しずつレストランやカフェも増えているそう。東京でいったら白金とか広尾みたいな感じでしょうか。
ゆったり過ごすのにはちょうどよかったですが、1日に何度も1区と往復すると、タクシー代が安いホーチミンとはいえそれなりにかかってしまうので(しかも一人だし)、うまく予定を組むのが大事かなと思いました。ホテルにはなんとサイゴン川をくだる高速ボート(!)の定期便があって、うまく利用すれば、タクシー移動は最小限ですみます。

◆1日目 出発~ホテル到着まで
深夜1時25分発の飛行機ということで、23時過ぎに羽田に着けばOK。
荷造りは前日までに終わらせておいて、普通に仕事後帰宅し、シャワー&夕食をすませて、のんびりと向かいました。

といいつつ前日に「一眼レフを持っていく」ことを決め、急遽Amazonプライムに加入してお急ぎ便でカメラケースを購入、当日午前着で会社に届けてもらったりと、相変わらずバタバタな部分もありましたが・・・。
ちなみにカメラケースは「一眼カメラケース ルフトデザイン スリムフィット カメラジャケット M-80 ブラック DCS-03M80BK」。Amazonで1000円ちょい。
私が使っているCanonのKiss X5は横幅が13.3cmで、このケースは13cmまで対応となっていたので大丈夫かな~と思いつつの注文でしたが(ギリギリのくせにこういう大ざっぱなことをする)、ソフトケースなので特に問題なし。本当は奥行きも足りてなかったけど、装着するとジャストフィットで結果的にはよかったです。

空港到着後すぐ、事前に申し込んでいたGrobal Wi-fiレンタルを受け取り。
出国審査後に、やはり事前に申し込んでいた、LINE payの外貨両替(約1万4000円=280万ベトナムドン)をSBJ銀行にて受取。キャンペーン中で手数料が半額なので、たぶん現地の空港で両替するのとそんなに変わらなかったんじゃないかと思います。

フライトの格好はこんな感じ。黒TシャツはユニクロユーのメンズのSサイズ。1000円なのに厚手でしっかりしていて、これはお値段以上! 後日、色違いも買いました。
バッグは実際はロンシャンのグレーのトートバッグを持っています(このカゴバッグは、行き帰りはスーツケースの中に)。

足元はメッシュタイプの紺色のスニーカー。先行セールで30%オフで買ったダニエラ&ジェマのもの。7000円くらい。
靴はもう1足、アイボリーのフリンジサンダルを持っていきました。すでにボロボロで、そろそろ買い替えなきゃと思っていたので、こちらは帰国日にホテルのゴミ箱に捨てて帰りました。


ボーディングタイムまでは、ゴールドカードのラウンジで。初めて使いましたが、テーブルとソファがあるところでゆったりできるのはいいですね。いつかプライオリティラウンジを使ってみたいという憧れはありますが、まあそれはもう少し大人になってから・・・。

座席はセンターの4人掛け席の端を指定。反対側に2人連れが座っていて、隣は空いていたので、荷物置けたりしてラクだった。
飛行機ではなるべく寝たかったのですが、2時間くらい経ったところで起きてしまったので、機内プログラムの映画『スリー・ビルボード』を見ることに。めちゃくちゃよかった! 
娘を殺された母親が、事件が解決しないことに業を煮やして、自腹で看板を出すことから始まる物語。けっして犯人捜しが主題ではないのですが、思わぬ方向に展開が転がっていき、先が読めなくてハラハラした。登場人物がみんな人間臭くて、誰かの行動が別の誰かに影響を与えて連鎖していくさまは、まさに人間ドラマでした。
主演のフランシス・マクドーマンドはもともと大好きな女優ですが、アカデミー助演男優賞を獲ったサム・ロックウェルの演技もよかった。レイシストで暴力的なんだけど、心の底にたぎるものを持っている警官役。やさぐれてて不器用なんだけど、後半の行動にぐっとくる。ていうかサム・ロックウェル嫌いな人って存在しないよね? 好き・・・。 

そんな感じでフライトも終盤、5時くらいに朝食が出ました。
朝からあんまりがっつり食べたくない&ホーチミンで朝食をとりたいということから、事前に「低カロリーミール」をセレクト。特別食だと早く提供されました。
味はまあ、とくにおいしいものではなかったけど、おかげで適量食べられたのでよかったです。

7時半ごろ預入スーツケースをピックアップし、いよいよ市内へ。
ホーチミンではタクシーよりもGRABを中心に使おうと考えていました。UBERがこの春撤退してしまったので、白タクアプリはGRAB一択です。
空港に到着してからGRABのアプリを立ち上げ、クレジットカード情報を入力(日本ではサービス展開してなかったので、アプリのダウンロードしかできなかった)。こうしておけば、現金で支払う必要はありません。
事前にいろいろ調べていたのですが、使い方はUBERとほぼ一緒。現在地と行き先を入力し、マッチングしたら来るのを待つだけ。値段は空港からホテルまでで129K(約650円)で、タクシーだと約1000円くらいとされているので、やはり安いです。
ただブログなどを読んでいると「ベトナム語で運転手から位置の確認の電話がかかってくることが多い」との情報が・・・! そんなの対応無理では!?
と思ってたら、実際に電話がかかってきたー! 何を言ってるのかさっぱりわからないながら、とりあえず「I can't speak Vietnamese.I'm at gate 6.」などと言って電話を切る。
GRABにはショートメッセージを送れる機能もあって、電話を切ったあとに念のためメールもしておく。英語で入力すれば、ベトナム語に勝手に翻訳してくれるみたいです。
少しして、車到着。40歳前後のこざっぱりしたドライバーで、どうやら「別の階のドメスティックのゲートに行っていたので、時間がかかった」というようなことを話してくれました。
ペナンでも同じようなことがあったので、空港のどの階にいるかは、なるべく最初にメッセージで明らかにしておいたほうがいいかもしれませんね。
こうして無事にホテルへ。旅のスタートです。