かつてのアヘン工場を利用した建物と聞いて、絶対に行きたい~!と思っていたら、料理教室をやっていることを知り、「料理が食べられてしかも習えるなんて一石二鳥」と申し込みました。
料理教室は「Saigon Cooking Class」という名前で開催されています。2時間半程度で3品つくるコースで、約4000円。市場見学がプラスされたコースなどもあります。
月曜定休で、メニューは日替わり。私は揚げ春巻きが食べたかったので土曜日に。
指導は英語というのがやや不安でしたが、まあ料理ならなんとかなるでしょう~と思っていたら、なんと午前中のコースは参加者が私ひとりでマンツーマンで教わることに!(午後のコースは8人くらいいた模様)
ちょっと緊張しましたが、若くてきれいな、わかりやすい英語を話す女性の先生で、結果的には全然問題ありませんでした。
用意してあるエプロンをつけて、授業がスタート。
この日のメニューは
・揚げ春巻き
・空芯菜のサラダ
・イカと野菜のあんかけ揚げ麺
の3つ。さらにデザートが出ます。
1品つくるごとに食事タイムがあり、そのあいだに次のメニューの準備をしてもらえます。基本的な下ごしらえはしてあるので、とても楽ちん。
やっぱり習いながらつくると、コツがわかるので勉強になります。
揚げ春巻き、つくりたてだからというのもあるけど、めちゃくちゃ美味しかった!
レタスやシソ、ハーブの上に置いて巻いて食べるんですが、さっぱりした野菜と、ジューシーな皮&具が合わさって、何個でもいけちゃう。
驚いたのは、タレに使う砂糖の量。
水、砂糖、ライムの絞り汁、ヌクマム、米酢、刻んだ唐辛子、細かく刻んだニンニクを混ぜてつくるのですが、砂糖を大さじ1くらい入れるんですよ。えっ、こんなに?と思うんだけど、混ぜてみると確かにベトナム料理の味になる。
野菜や魚介が多くてヘルシーな分、砂糖でコクやうまみを出すんだな~と納得した。
空芯菜のサラダ。独特の形の「空芯菜カッター」(気になる人はググってみてください)で細切りにしていきます。初めての作業で面白かった。
このサラダも野菜たっぷり。卵や干しエビが入っているので食べ応えも十分です。やっぱりドレッシングの砂糖は多め。
メインはあんかけ麺。
揚げ麺を高温の油のなかで、素早く箸でくるくると巻いて鳥の巣のようにするのがポイント。食べるときは手で砕いて、食べやすい大きさにします。
デザートは先生からのプレゼント。
この日はパッションフルーツのムースだったんですが、これもめちゃくちゃ美味しかった!「ゼラチンと果物と砂糖だけ」(もしかしたら砂糖じゃなくてクリームだったかも?)と言ってましたが、これもつくり方教えてほしかったな~!
直前にフォーを食べてから参加したため、「全部食べきれるかな…」と不安でしたが、おいしくって完食でした。
先生に「すごく楽しかった!」と伝えると、「うんわかってる、だって全部食べたもんね」的なことを言われて笑いました。
最後に英語のレシピがもらえます。
おみやげもいろいろ売っています。自分用にコースターだけ買ったんですが、あとから行ったほかのショップと比べても、センスもよかったしお値段も適正価格でした。
とっても楽しかったしおいしかったし雰囲気もよくて、ここはまた絶対に行きたい!
13時前に出て、1時間ほど買い物したりして、GRABでホテルVilla Song Saigonへ。
フロントに行くと、なんと部屋がひとつ上のクラスにアップグレードしていた! ラッキー。
クローゼットの中にはセキュリティボックスと冷蔵庫も。冷蔵庫に入っている飲み物は無料です。ビールの333も!
割と広めのバルコニーがついていました。このテーブルセット以外に、デイベッドも。
使い勝手のいいバスルーム。バスタブはありません。そしてお楽しみのプール!
ホテルの規模に対して結構広く、しっかり泳げるプールです。
といいつつ実は出発の前日に生理がきて、ものすごく落ち込んでおりました。
これまでも、ペナン、香港マカオと、一人旅のときは必ず生理が被る・・・おそらく精神的なものが影響しているんだと思いますが。しかも今回、婦人科でピルを処方してもらったけど間に合わなかったのが二重のショックで。
でも、せっかくのバカンス、絶対泳ぎたい!と思って、やけくそな気持ちで生まれて初めてタンポンを試してみることに。
不器用この上ないタイプなので、今まで「絶対自分は無理だろうな」となんとなく思っていたのですが、説明書を読みながら試したら意外とすんなり装着できたんですわ。
いや~これめちゃくちゃ便利じゃない!?
おかげで行きのフライトも安心して乗れたし、プールにも無事入ることができました。
生理が来たこと自体はクソ!って感じでしたが、新しいことを学べたのは良かった。そう、私はポジティブな女・・・。
18時の高速ボートを予約したので、それまでプールやホテルでだらだら。バカンス感が高まってまいりました。