「旅のパッキングはコンパクトに」が基本だけど、私は洋服は少し余裕をもって持参します。コーディネートを事前に決め打ちしすぎたくないというか、現地の雰囲気で組み合わせを楽しみたくて。
この夜は、エンジ色の半袖カットソー&ブルーのミモレ丈スカートの組み合わせ。
日本ではちょっとやらないコーデですが、ベトナムならありだなという気になった。足元はベージュのフリンジサンダル。
とても汗をかいていたので、着てきた服や水着は、持参したランドレスの洗剤で洗って干しておきます。室内にハンガーを引っかけるところがあんまりなかったのは、ちょっと大変でした。
ホテルから1区中心部までの、高速ボートでの無料送迎に乗り込みます。8人乗りくらい。
口コミを見ていても、「これ自体がレジャーみたい」と書かれていて、楽しみにしていました。
ホテルから1区のピアー(ホーチミン博物館の近く)まで、片道12~15分くらい。
風を切って、気持ちがいい! 左右の対岸の景色を見ているだけで飽きません。
かなり開発が進んでいることを実感します。
1区側のピアーはこんな感じ。いくつかのホテルが共同で使っているようです。
帰りの便も予約することができ、最終は19時。事前にホテルのフロントに伝えておく必要があります。
土曜日の18時過ぎ。ちょうど日が暮れるマジックアワーで、街行く人たちもみんな楽しそうで、最高の時間帯でした。
私自身、旅行初日の解放感がMAXに。あまりにも楽しすぎて、ニヤニヤしながら写真を撮りまくってしまった。
今回の旅行で確信しましたが、私は水運の都市、海運の都市がいちばん好き。今後の人生もそういう街を中心に旅していきたい。
水上交易によって発展した都市には、どこも独特の情緒があると思います。
広島市出身で、大きな川のある暮らしが染みついている、というのも大きいかも。川はいいぞ。
左手に写っているのは、GRABバイクの運転手。街中に本当に多い! 2018年のホーチミンらしい景色かもしれません。
みんなパーッと出掛けてるんだな~というのが街の空気から伝わってきた。
ちなみに「バイクが多すぎて歩行大変問題」ですが、今回私はほとんど困りませんでした。自分でいうのもなんですが、よけて歩くのがうまかった。
ひとりだったから、同行者とタイミングを合わせなくていいというのが理由のひとつ。あとはそんなにキョロキョロせずに、バイクの流れをちゃんと見きわめれば、そう大変ではないと感じました。
一眼レフぶら下げてる割に、旅行者向けの声掛けとかもほとんどなかったんだけど、ガイドブックを持たずに全部iPhoneで済ませていたのと、ひとりだったから日本語を喋っていなかったからかなと思います。なのでノーストレスでラクだった~
夕飯をどうするか決めておらず、とりあえずホーチミンでいちばんウマいと言われる「Huynh Hoa」へ。
地元の人もめちゃくちゃ並んでて、いやがおうにも期待が高まります。
メニューはバインミー40万ドン(約200円)ひとつのみ。「ノーチリ」といえば唐辛子を抜いてくれます。
並んでるけど、列は結構すぐ進みます。5分くらいでゲット! ずっしりと質感がある。
ただしここ、テイクアウト専門。昼間なら公園とかで食べてもいいかなと思っていたのですが、ちょっと半端な時間帯。ずっと持ち歩いていると水分や油分がしみだしてくるので、このあとホテルに持って帰るのもためらわれます。
サンクスでビールも買ってみたけど、どこで食べようかなあと、あてもなくドンコイ通り方面に向かって歩いていると…イートインスペース付きのファミリーマートがあったー!
大変野蛮な行為と思いつつ、缶ビールを買って、ここで食べさせてもらうことに。先に買ったビールもあったので、ひとりでビール2本テーブルに並べるヤバい女になってしまった。
ちなみにBIA SAIGONもサッポロのブルー缶も100円しなかったような。ビールは本当に安いです!
食べかけの断面図ですみません。バインミー、噂通りのおいしさ!
野菜はもちろん、ハムやパテがこれでもかと入っているんですよ。前菜盛り合わせレベル。
パンもカリカリ、食べ応えがすごくて、これひとつでお腹いっぱいになってしまいました。
軽食として食べるときには、ふたりでひとつでもちょうどいいかもしれません。
サタデーナイト・サイゴンを引き続きぶらぶら。
夜の人民委員庁舎、やっぱり綺麗。2009年に来たときは、このすぐ近くのレックスホテルに泊まっていたんだよね。
反対側は公園みたいになっていて、家族連れとかカップルが楽しげにしています。私も楽しい!
翌日はマジェスティックホテルのルーフトップバーに行くつもりでしたが、この日も一杯引っかけたくなって、流れでカラベルホテルのサイゴン・サイゴン・バーに決定。ここも古くからある有名スポットです。
ルーフトップといっても、古いホテルなので9階。個人的には高すぎる階よりこのくらいのほうが好きです。
欧米人のお客さんを中心ににぎわっていました。欧米人男性&タイトなワンピースを着たエキゾチックなアジア人美女、なんて組み合わせも。
メニューを見ると、グラスワインが1500円くらい。高ぇ! 東京とほとんど変わりませんな。
フランスのロゼ(1600円くらい)を一杯いただき、夜風に吹かれながら輝く街を眺めます。お通しでたっぷり入ったナッツも出てきます。
時刻は21時過ぎくらい。朝も早かったことだし、そろそろホテルに引き上げましょう。
晩酌用に(まだ飲むのか)、アンナム・グルメ・マーケットという、高めの成城石井みたいな高級輸入食材店でボトルワインを物色。ワインはベトナムではまだ高くて、いちばん安いのでチリ産のシャルドネが1200円くらい。これに関しては日本のほうが安いですね。コンビニでもワイン売ってますが(イエローテイルとか)、レジの後ろのガラスケースに入っていて、高級品扱いみたいです。
スタバの前からまたGRABに乗って、ホテルに帰って、おやすみなさい!