ケータイ買い換えました。
なんとほぼ4年ぶり。どんだけ長く使ったんじゃ!
古いケータイは人に見られるたびに「それ、いつの?」と訊かれるくらいボロくなっていて
最後の1か月はバッテリーがもたなくなって、常に充電器に差しながら電話してた。
はやく買い替えろよって話ですが、基本的にガジェットに愛着がないので
選ぶ楽しみみたいなのがあんまりなく、むしろ万単位の出費がつらかった。
iPhone、Androidでも悩んだのですが、結局ガラケーを更新しました。
http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/kishu/sa002/index.html
引き続きauで、SA002のチェリーピンク。初のスライド式。
買って数日は使い勝手がわからず、おばあちゃんみたいになりながらポチポチ打ってましたが
ようやく操作にも慣れてきた感じです。
しかしこの月曜は、昼間にゴールデングローブ、夜に芥川賞・直木賞の発表と
アワードウォッチャー的には1日中楽しめる日であった。
ずっとツイッターで中継してた(仕事しろ)
本当ならゴールデングローブのファッションチェックページを作りたいのだけど
ちょいと余裕がないので今回は日記ですませます。ごめんなさい。
特に好きだったドレスは以下。
『トロン』のオリヴィア・ワイルド。
マルケッサのドレスはグリッティーな質感と、プリンセスなシルエットのバランスが絶妙。
そして黄金色のブーティはルブタン! 前髪ありのヘアもあわせ、遊び感が好きです。
『ファイター』で主演女優賞にノミネートされていたエイミー・アダムス。
彼女は赤毛を活かしたドレス選びが上手で、今回は深い海色がシックでした。
ブランドはこれまたマルケッサ。ワンショルダーだけどデザインが凝ってて貧相に見えない。
『ブルー・バレンタイン』で主演女優賞候補だったミシェル・ウィリアムスはヴァレンティノのドレス。
めちゃんこガーリィ! こういう場で似合うものをきちんと着てくる強さ。
レイトン・ミースターはバーバリープローサムの長袖ドレス。
派手な顔立ちだから、このくらいシックなほうが逆に似合う。足元がセクシーでいい感じ。
オリエンタルなルイ・ヴィトンのポシェットがアクセント。
2011年1月23日日曜日
2011年1月16日日曜日
東京にもあったんだ
「東京に空がない」と言ったのは高村智恵子ですが、私が上京して思ったのは
「東京には川がない」ということでした。
いや、正確にはある。
あるんだけど神田川とか目黒川とか石神井川とか、都心の主な川は水量が少ない。
川幅も細くて、ちょろちょろちょろ~って流れてるくらいなんですよ。
私が広島市の出身だから余計にそう思う。
広島は「水の都」という二つ名があるくらい(といいつつ、他県の人から呼ばれてるかは謎)川の多い都市で
そもそもが広島平野って太田川下流域の三角州なんだよね。
http://www.awane-photo.com/gallery/river/index.htm
広島の川の写真を紹介しているサイト。
水量たっぷりで流れも穏やか、平和公園すぐ近くの元安川では、かき船が浮かんでたりする。
家の近所にも川が流れてて、高校時代は夕暮れ時に川べりで犬を散歩させながら、いろいろ妄想にふけっていました。
自分の原風景というか、川っていうのは豊かに流れるもんだ、みたいなイメージが強いんですよ。
川べりに行けば、ぼけーっと自分を解放することができるという。
だもんで、東京で川を見ても満たされることが少なくてね。
大学時代、彼氏の家が神田川沿いにあったから風景には思い入れがあるし
桜の季節の目黒川も綺麗だなと思うけど、でもなんか・・・違う!
私の慣れ親しんできた類の川じゃないと思ってました。
多摩川にバーベキューにでも行きゃいいんだけど、そういうキャラでもないし(?)
しかし最近、東京の東エリアに興味があって、今日思い立って京成押上線四ツ木駅で降りてみたんだわ。
正直、四ツ木って何もない町なんですが、駅から徒歩1分、荒川の土手が見えてきた瞬間から興奮!
このへんは海抜ゼロメートル地帯で土手が高いから、近くに寄らないと川面は見えない。
だけど、雰囲気的にというか、見えなくても「そこにデカい川が流れてる!」ってわかるんですよ。
3階くらいの高さの階段を上がって、新四ツ木橋の入口に立って視界が開けた瞬間、ものすごいカタルシスが。
川、広い! 橋、四車線で広い! 遠く向こう岸は墨田区。薄暮のなか光るスカイツリー!
真冬の夕方の川なんてクソ寒過ぎて、私以外歩いてる人もいなかったけど
心の中でわあわあ叫びながら、約500mを練り歩いた。
http://www.sumida-gg.or.jp/arekore/SUMIDA016/arakawa/S016f.html
帰りは対岸の八広から帰りました。
これから川が見たくなったら荒川に行くわ。
隅田川もいいんだろうけど今日のインパクトは格別。
「東京には川がない」ということでした。
いや、正確にはある。
あるんだけど神田川とか目黒川とか石神井川とか、都心の主な川は水量が少ない。
川幅も細くて、ちょろちょろちょろ~って流れてるくらいなんですよ。
私が広島市の出身だから余計にそう思う。
広島は「水の都」という二つ名があるくらい(といいつつ、他県の人から呼ばれてるかは謎)川の多い都市で
そもそもが広島平野って太田川下流域の三角州なんだよね。
http://www.awane-photo.com/gallery/river/index.htm
広島の川の写真を紹介しているサイト。
水量たっぷりで流れも穏やか、平和公園すぐ近くの元安川では、かき船が浮かんでたりする。
家の近所にも川が流れてて、高校時代は夕暮れ時に川べりで犬を散歩させながら、いろいろ妄想にふけっていました。
自分の原風景というか、川っていうのは豊かに流れるもんだ、みたいなイメージが強いんですよ。
川べりに行けば、ぼけーっと自分を解放することができるという。
だもんで、東京で川を見ても満たされることが少なくてね。
大学時代、彼氏の家が神田川沿いにあったから風景には思い入れがあるし
桜の季節の目黒川も綺麗だなと思うけど、でもなんか・・・違う!
私の慣れ親しんできた類の川じゃないと思ってました。
多摩川にバーベキューにでも行きゃいいんだけど、そういうキャラでもないし(?)
しかし最近、東京の東エリアに興味があって、今日思い立って京成押上線四ツ木駅で降りてみたんだわ。
正直、四ツ木って何もない町なんですが、駅から徒歩1分、荒川の土手が見えてきた瞬間から興奮!
このへんは海抜ゼロメートル地帯で土手が高いから、近くに寄らないと川面は見えない。
だけど、雰囲気的にというか、見えなくても「そこにデカい川が流れてる!」ってわかるんですよ。
3階くらいの高さの階段を上がって、新四ツ木橋の入口に立って視界が開けた瞬間、ものすごいカタルシスが。
川、広い! 橋、四車線で広い! 遠く向こう岸は墨田区。薄暮のなか光るスカイツリー!
真冬の夕方の川なんてクソ寒過ぎて、私以外歩いてる人もいなかったけど
心の中でわあわあ叫びながら、約500mを練り歩いた。
http://www.sumida-gg.or.jp/arekore/SUMIDA016/arakawa/S016f.html
帰りは対岸の八広から帰りました。
これから川が見たくなったら荒川に行くわ。
隅田川もいいんだろうけど今日のインパクトは格別。
2011年1月10日月曜日
Derezzed
年も明けたことだし、各種ランキングを発表したいなあと思っているんですが
2010年は映画も音楽も、例年以上に「コレ!」と決められなくて。
音楽に関してはトップ3は決定済みなんですが、下位が難しい・・・なんかね、思ったほど新譜聞いてなかった。
以下、最近見た映画など。
『トロン:レガシー』
まずこれ、82年作の『トロン』を先に見ておいたほうがいいですわ。
そこまで関連性ないのかと思いきや、ばっちり続編でのっけから「えええ!」ってなった。
しかし文句連ねつつ、私すごく好きな映画でした。愛せてしまう。
作り手が本当にオタクで、こういう世界観が好きでしょうがないってのが伝わってくるからかな。
呑みこまれそうな黒と蛍光色の世界観はとにかくクール!
キャストも、ひとり二役のジェフ・ブリッジスが貫禄ありまくりなのはもちろんのこと、
普段のアメリカンセクシーなイメージとまったく違う、ヒロインのオリビア・ワイルドもキュート&クール。
一応主役のギャレッド・ヘドランドも、華があるし、喋ってないときの表情が上手だった。
しかし最高だったのはクラブのオーナーを演じるマイケル・シーン!
「ヒャッハー!」とでも叫びだしそうなテンション高いイカれた役。素晴らしい。
Daft Punk-Derezzed
そのシーンではDaft Punkも出演。本編中、もっとも好きなシーンでした。
あと、実は冒頭にキリアン・マーフィーがメガネかけてカメオ出演してるんだけど
知らずに「誰このイケメン!? 超好み!」と思ったのだった。好みの男は逃さんよ!
『アリス・イン・ワンダーランド』
DVDにて。悪い出来じゃないんだけど、アリスという最高の題材を使うなら、
もっとフリーキーに振り切れてほしいと思ってしまうわけで。
ミア・ワシコウスカの薄幸そうなアリスは、それはそれで好きなんだけど。
そんななか赤の女王を演じたヘレナ・ボナム・カーターと、赤のジャック役のクリスピン・グローヴァーはいい仕事。
赤のジャック。好き!こういうルックス大好き!
ジャックが偏執的に赤の女王を愛してる、とかなら話はもっと好みだったのだが。
ちなみにクリスピン・グローヴァーって『チャーリーズ・エンジェル』のThe Thin Manとかを演じてるんだけど
実は『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のお父さんの若い頃の人だって知ってビックリしたよ!
2010年は映画も音楽も、例年以上に「コレ!」と決められなくて。
音楽に関してはトップ3は決定済みなんですが、下位が難しい・・・なんかね、思ったほど新譜聞いてなかった。
以下、最近見た映画など。
『トロン:レガシー』
まずこれ、82年作の『トロン』を先に見ておいたほうがいいですわ。
そこまで関連性ないのかと思いきや、ばっちり続編でのっけから「えええ!」ってなった。
しかし文句連ねつつ、私すごく好きな映画でした。愛せてしまう。
作り手が本当にオタクで、こういう世界観が好きでしょうがないってのが伝わってくるからかな。
呑みこまれそうな黒と蛍光色の世界観はとにかくクール!
キャストも、ひとり二役のジェフ・ブリッジスが貫禄ありまくりなのはもちろんのこと、
普段のアメリカンセクシーなイメージとまったく違う、ヒロインのオリビア・ワイルドもキュート&クール。
一応主役のギャレッド・ヘドランドも、華があるし、喋ってないときの表情が上手だった。
しかし最高だったのはクラブのオーナーを演じるマイケル・シーン!
「ヒャッハー!」とでも叫びだしそうなテンション高いイカれた役。素晴らしい。
Daft Punk-Derezzed
そのシーンではDaft Punkも出演。本編中、もっとも好きなシーンでした。
あと、実は冒頭にキリアン・マーフィーがメガネかけてカメオ出演してるんだけど
知らずに「誰このイケメン!? 超好み!」と思ったのだった。好みの男は逃さんよ!
『アリス・イン・ワンダーランド』
DVDにて。悪い出来じゃないんだけど、アリスという最高の題材を使うなら、
もっとフリーキーに振り切れてほしいと思ってしまうわけで。
ミア・ワシコウスカの薄幸そうなアリスは、それはそれで好きなんだけど。
そんななか赤の女王を演じたヘレナ・ボナム・カーターと、赤のジャック役のクリスピン・グローヴァーはいい仕事。
赤のジャック。好き!こういうルックス大好き!
ジャックが偏執的に赤の女王を愛してる、とかなら話はもっと好みだったのだが。
ちなみにクリスピン・グローヴァーって『チャーリーズ・エンジェル』のThe Thin Manとかを演じてるんだけど
実は『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のお父さんの若い頃の人だって知ってビックリしたよ!
2011年1月5日水曜日
性
明けましておめでとうございます。
実家でタラタラしてたら、ご挨拶が遅くなってしまいました。
妹がインフルエンザで倒れたりしてるなか、私は元気に映画を見たりセールに行ったりしました。
去年はTwitterを始めたのが生活にも大きな影響を与えていて、新しい友だちができたのが嬉しかった。
まあ私は昔から、BBS全盛期はBBSで、mixi全盛期はmixiで、話の合いそうな女子を釣り上げてきたので
そのフィールドがTwitterに移っただけのことではあるんだが、何にしろ新しい広がりは楽しい。
しかしその中で、年下の女の子、もっと言えば10代の女の子を知る機会が増えてきたわけですね。
私はずっと「グループの中で一番年下だけど、妙にしっかりしてる」みたいなポジションが定位置で
10代の頃からずっとそうだったから、とても居心地がよかったし自分にとってラクだった。
でもなんか、もうそういうわけにはいかないんだな。老けたとか嘆きたいわけじゃなく
単純に、皆に等しく時間は降りそそぐのだということを、年々実感してきている。
高校3年生で、とても聡明で、でも瑞々しい文章を書く女の子がいるんだけど
「素敵な子だなあ」と感じると同時に、「でも私が高3のときだって、結構書けてたもん!」などと思ってしまった。
6つも年下の女の子に、一体何を張り合っているのかという感じだけど
正確に言えば「18歳のときの自分」と「今の自分」のせめぎ合いなのだろうな。
本当に重要なのは、18歳のときどうだったかではなく、それを越えて24歳の今、何を書いているかということ。
ただ2010年は、自分にとって「書く」ことの意味を再認識できた年でもあって
いや、書くこと自体に意味などないのだけど、2月くらい精神的にすっごいドン詰まって悩んでた時期に
ある日いきなりポエム(高校時代からちょろちょろ書いてるアレです)に、こんなフレーズが溢れたんですよ。
ああ書けなくても書き続けるしかない
言葉が私と世界の媒介
ずっともやもやしてた気持ちをこう言語化できたとき、「行ける」と思ったんだわ、抽象的な話だけど。
誠実に書くのは本当にしんどい作業で、彫刻刀で己の身体を彫っているように感じる瞬間すらある。
でも私は書かずにはいられないし、書かないことには次へ進めない。
ただし私にとって、書くことは業(ごう)ではなくて性(さが)。
それは日記でも批評でも創作でもそう。
今年はサイト開設丸10年を迎えます。
書くわ。ひたすら書き続ける。それが今年の目標というか、指標。
実家でタラタラしてたら、ご挨拶が遅くなってしまいました。
妹がインフルエンザで倒れたりしてるなか、私は元気に映画を見たりセールに行ったりしました。
去年はTwitterを始めたのが生活にも大きな影響を与えていて、新しい友だちができたのが嬉しかった。
まあ私は昔から、BBS全盛期はBBSで、mixi全盛期はmixiで、話の合いそうな女子を釣り上げてきたので
そのフィールドがTwitterに移っただけのことではあるんだが、何にしろ新しい広がりは楽しい。
しかしその中で、年下の女の子、もっと言えば10代の女の子を知る機会が増えてきたわけですね。
私はずっと「グループの中で一番年下だけど、妙にしっかりしてる」みたいなポジションが定位置で
10代の頃からずっとそうだったから、とても居心地がよかったし自分にとってラクだった。
でもなんか、もうそういうわけにはいかないんだな。老けたとか嘆きたいわけじゃなく
単純に、皆に等しく時間は降りそそぐのだということを、年々実感してきている。
高校3年生で、とても聡明で、でも瑞々しい文章を書く女の子がいるんだけど
「素敵な子だなあ」と感じると同時に、「でも私が高3のときだって、結構書けてたもん!」などと思ってしまった。
6つも年下の女の子に、一体何を張り合っているのかという感じだけど
正確に言えば「18歳のときの自分」と「今の自分」のせめぎ合いなのだろうな。
本当に重要なのは、18歳のときどうだったかではなく、それを越えて24歳の今、何を書いているかということ。
ただ2010年は、自分にとって「書く」ことの意味を再認識できた年でもあって
いや、書くこと自体に意味などないのだけど、2月くらい精神的にすっごいドン詰まって悩んでた時期に
ある日いきなりポエム(高校時代からちょろちょろ書いてるアレです)に、こんなフレーズが溢れたんですよ。
ああ書けなくても書き続けるしかない
言葉が私と世界の媒介
ずっともやもやしてた気持ちをこう言語化できたとき、「行ける」と思ったんだわ、抽象的な話だけど。
誠実に書くのは本当にしんどい作業で、彫刻刀で己の身体を彫っているように感じる瞬間すらある。
でも私は書かずにはいられないし、書かないことには次へ進めない。
ただし私にとって、書くことは業(ごう)ではなくて性(さが)。
それは日記でも批評でも創作でもそう。
今年はサイト開設丸10年を迎えます。
書くわ。ひたすら書き続ける。それが今年の目標というか、指標。
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