2011年1月10日月曜日

Derezzed

年も明けたことだし、各種ランキングを発表したいなあと思っているんですが
2010年は映画も音楽も、例年以上に「コレ!」と決められなくて。
音楽に関してはトップ3は決定済みなんですが、下位が難しい・・・なんかね、思ったほど新譜聞いてなかった。
以下、最近見た映画など。

『トロン:レガシー』
まずこれ、82年作の『トロン』を先に見ておいたほうがいいですわ。
そこまで関連性ないのかと思いきや、ばっちり続編でのっけから「えええ!」ってなった。
しかし文句連ねつつ、私すごく好きな映画でした。愛せてしまう。
作り手が本当にオタクで、こういう世界観が好きでしょうがないってのが伝わってくるからかな。
呑みこまれそうな黒と蛍光色の世界観はとにかくクール!
キャストも、ひとり二役のジェフ・ブリッジスが貫禄ありまくりなのはもちろんのこと、
普段のアメリカンセクシーなイメージとまったく違う、ヒロインのオリビア・ワイルドもキュート&クール。
一応主役のギャレッド・ヘドランドも、華があるし、喋ってないときの表情が上手だった。
しかし最高だったのはクラブのオーナーを演じるマイケル・シーン!
「ヒャッハー!」とでも叫びだしそうなテンション高いイカれた役。素晴らしい。
Daft Punk-Derezzed

そのシーンではDaft Punkも出演。本編中、もっとも好きなシーンでした。
あと、実は冒頭にキリアン・マーフィーがメガネかけてカメオ出演してるんだけど
知らずに「誰このイケメン!? 超好み!」と思ったのだった。好みの男は逃さんよ!

『アリス・イン・ワンダーランド』
DVDにて。悪い出来じゃないんだけど、アリスという最高の題材を使うなら、
もっとフリーキーに振り切れてほしいと思ってしまうわけで。
ミア・ワシコウスカの薄幸そうなアリスは、それはそれで好きなんだけど。
そんななか赤の女王を演じたヘレナ・ボナム・カーターと、赤のジャック役のクリスピン・グローヴァーはいい仕事。

赤のジャック。好き!こういうルックス大好き!
ジャックが偏執的に赤の女王を愛してる、とかなら話はもっと好みだったのだが。
ちなみにクリスピン・グローヴァーって『チャーリーズ・エンジェル』のThe Thin Manとかを演じてるんだけど
実は『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のお父さんの若い頃の人だって知ってビックリしたよ!