2011年4月16日土曜日

2010映画ランキング

今さらなんだけど、2010年の映画ランキング書いときます。
もう4月だよ!

10位 トロン:レガシー
大味な部分も多々あるんだけど愛してしまった。アクションがもう一息あれば!
ダフトパンクのテーマ曲は何回も聴いた。

9位 十三人の刺客
正しいカネのかけ方をしている、血しぶきエンターテインメント。
男だらけでもキャラがちゃんと立ってる。特に印象的だったのは吾郎ちゃん、山田孝之、市村正親。

8位 プリンセスと魔法のキス
ディズニーの才知が結集。ニューオリンズ(!)を舞台にした、美しくて夢広がるアニメ。
女キャラの扱いがとても公平で、そこに救われる。働く女子こそ見てほしい。

7位 告白
好きな映画とは言わないけど、忘れられないインパクトがあったので。
露悪的なまでの画や音楽の魅せ方は特筆すべきものがある。

6位 17歳の肖像
キュートでオシャレなタイトルロールから「いい映画」の予感が広がる。
50年代イギリスの華やかなシティライフを見せつつ、地に足付いたテーマが貫かれている。
あと個人的に思い出すことがありすぎて。

5位 ローラーガールズダイアリー
元気になれるガール映画。それ以上でもそれ以下でもないが、それ以外に何が必要だというのだ?
決戦シーンでMGMT「KIDS」が高らかに鳴り響く、あの興奮のために私は映画を見ている!

4位 武士道シックスティーン
ガール映画3連発のトリはこれ。意外な掘り出し物であった。
成海璃子×北乃きいの組み合わせだけで成功してる。ガチンコな演技バトルが眼福。
ライバル的存在に感じる、恋にも似た複雑な感情を爽やかに描いた佳作です。

3位 シャネル&ストラヴィンスキー
白と黒のタイトルロールがまず素晴らしすぎる。
官能と、そこはかとないホラー性すらまとって、「男と女」以上の関係は突き進む。
最後に見える光のようなもの。その静謐さを噛み締めたい。

2位 瞳の奥の秘密
エンタメ要素たっぷりの歴史ドラマで、最初から最後まで前のめりで観た。
本当に面白かった!
大学時代アルゼンチンの政治を学んでいたので、余計に楽しめた。

1位 息もできない
心臓がつかまれてしまって、見終わって本当に呼吸が苦しかった。
怒りを持て余して大人になりきれない男と、居場所がない孤独を鋼の心で閉め出している女子高生。
魂がぶつかりあう音が聞こえた。でも、あくまで恋じゃない!
底辺で生きる人たちの、希望も負の連鎖もえぐり出す目線が本当に素晴らしい。