今日、内示が出て、異動が決まりました。
人事異動なんて忘れてたから、殆どはびっくりしたんだけど、
同時に「あ、ついに来ましたか」という気持ちもあって・・・
地震のときもそう書いたけど、私、割と常にいろんな可能性を考えながら生きる節があるので
生きていてあまり驚くことってないんですよ。
ぼーっと道を歩きながら、「ここでトラックが突っ込んでくるかもしれん!」と思っているというか。
それは極端な例だけど、デフォルトとしていろんな選択肢を考えて過ごしているので
異動が突然決まったからといって、ショックを受けるわけではなくて・・・
頭の隅で「会社員なら、いつか異動はある」と思って仕事してきたから。
でもさみしいな。さみしいけど上手く表現できない気持ちを持て余している。
3年前に入社して、自分でも予想外の部署に配属になって、驚きとためらいを抱えながら仕事が始まったけど
正直、この3年間はこれ以上ないなっていうくらい仕事が楽しかった。
もちろん辛いこと、しんどいことはあるけど、根本的に理不尽なせいで「やめたい」って思うのとはちがう。
大変なのはやり甲斐があるからこそだし、胸張って人に話せる職場だったし
自分に向いてるし、みんな優しいし、やりたいことやらせてもらえてるなって実感があった。
でも、だからこそ、いつまでも続くわけではないだろうな、とも。
私は会社員だから。
働くってのは、自由を引き換えに、その場所ごとのチャンスを与えられるってことなんだ。
「いつか異動するかも」と思って仕事してきたから、後悔はそんなにない。
でも、まだまだやりたかったことはいっぱいあったなあ、と思う。
悲しくはないけど、さみしい。
今日、「一緒に配属された同期女子同士のどちらかが異動するだろう」とわかったとき
私は彼女が大好きだったし、周りからもいいライバルと思われていたけど、
話題の中心にいるのは彼女のほうで、どちらかを選べという話になったら、たぶん彼女が残るだろうと思っていた。
不遜を承知で言えば、器用だけど華のないタイプと、不器用だけど華のあるタイプでは
異動させやすいのは前者(=私)だったんだろうと思う。
彼女に対して悔しいとかじゃなく、私が私の想像を超えられなかったのが悔しかった。
積み上げてきたものをはぎ取られて、裸で放り出されるような心持ちで、正直、さみしいと思う。
でも働くってこういうことなんだよね。
うまく言えないけど頑張る。
ありがとうありがとう、さようなら。