2017年10月9日月曜日

2017ペナン一人旅 3日目ランチ&スーパー編

ペナン旅行もはや折り返しの日。
朝食はホテルで。1階のホールに長テーブルがどんと置いてあって、好きな席で食べることができます。
ホテルの朝食会場って小さいテーブルがたくさんあるパターンが主だけど、こじんまりしたホテルならではの長テーブルが新鮮でした。

料理は簡単なビュッフェ。ごはんもの、おかゆ、パン、フルーツ、ヨーグルトなどがありました。途中従業員の人に、インドのクレープみたいなの食べる?と聞かれたのですが、お腹いっぱいになりそうだったので断りました。お願いしていたら焼き立てをもってきてくれたのかも。

マレーシアの国民食であるナシレマッが紙に包まれておいてあってテンションあがりました。ナシレマッは、ごはん、辛みペースト、ゆでたまご、いりこが一緒になったもの。おにぎりの変化形みたいなものです。結構辛いけどおいしい。











チェックアウトは12時。主要な観光地のひとつである「ペナン・プラナカン・マンション」に行くことにします。昨日行ったチョン・ファッツィー・マンションと並ぶお屋敷で、中国系の富豪・チュンケンキーの住居として19世紀末に建てられたもの。現在は博物館になっていて、プラナカン様式の豪奢なお屋敷と、当時の暮らしぶりを見ることができます。
割とシックな印象だったブルーマンションに比べ、とにかく華やか。特に女性陣が使っていた部屋が、プリンセシーの極みで最高にときめいた! まさに中華系お姫様の寝台。
別のベッド。フューシャピンクのベッドカバーの上に飾られていた当時のレースドレス。なんて繊細!

ドレッサー! 所せましと置かれた香水やローションの瓶たち。ソープやバスキューブ、タルカムパウダーなどがセットになったバニティセットにもときめかざるを得ない。ケースの裏に「落穂拾い」のポストカードが貼ってあるの、最高じゃないですか?

1階の遊技室。奥がカードゲーム台、手前が麻雀台になっていました。
これは私の理想の遊戯室のひとつ。どこをどう撮っても絵になる、素敵な社交場でした!

ちなみに昨日のチョン・ファッツィー・マンションにも麻雀セットが置いてあったんですが、中華系の麻雀牌って日本のより一回りくらい大きいみたいですね。














別館もあります。こちらは広い炊事場のスペースの一角が薬のショウケースになっていて、これまたときめく。おそらく何人もの使用人がいただろうので、保健室的な役割を果たしていたのかも。
薬の棚がずらーっと並んでる景色も大好きです。








可愛いほうろう容器。年季は入っていますが、保存状態がよく、今でも全然使えそう。色や柄がレトロで可愛い。

この家は特別お金持ちだったのでしょうが、それを差し引いても、いろいろと発達してたんだな~と思わされました。









ホテルに戻ってチェックアウト。14時に次のホテルにチェックインなので、2時間ほど時間があるので、お昼を食べて、おみやげを買うことに。ペナンに来たからにはこれを食べなければいけません、アッサムラクサ!

ラクサというとココナッツ風味のカレー麺が一般的ですが、ペナンでは魚介系のスープにアッサムジャワ(タマリンド)が入っていて、さらにパイナップルも入っています。結構好みが別れる味だそうですが、私は大好きな味でした!


Joo Hooi Cafe(愉園茶室)は、ジョージタウンで一番アッサムラクサとして有名なお店。実際めちゃ混みでしたが、心を強くして知らない女子2人のテーブルの隅にさっと座って相席に。
あとはお店の人に声をかけて、飲み物と食べ物を頼めばOK。カレーミーや牡蠣入りオムレツもおいしそうだった~

このお店の外では、有名なチェンドル(かき氷)屋があって、それもめちゃくちゃ混んでるんですが、逆の隣にあるペストリーショップ、Ming Xiang Tai Pastry Penang Road (名香泰饼家)もおすすめです。名物のエッグタルトは、大ぶりなのに25リンギット。ふわっと軽めの食感でおいしかったです。ほかのお菓子もおいしいらしいので食べてみたかった。




ここから道を南下し、大型スーパーのGAMAへ。イトーヨーカドー的な感じで、いろんなものが売っています。
ここに来たのは、会社のお土産用にスナックやインスタントラーメンを買うのと、さらにもうひとつ、バターを買うのが目的。
なぜバター?と思われるかもしれませんが、事前にほかの人の旅行記を読んでいて得た情報によると、マレーシアは日本に比べて海外産のバターの関税が低いらしく、フランス産やベルギー産のバターが格安で買えるのです!

おそらく日本で買ったら1500円以上するバターを、300円くらいでGETすることができました。
日本まで無事に持って帰れるのかよ?というのが懸念点ではありましたが、すぐホテルの冷蔵庫に入れ、帰る直前に新聞紙でぐるぐる巻きにしたあと、持参した保冷バッグに入れてスーツケースへ。なんとか輸送することができました。

ちなみにこのスーパー、袋が有料?だったのか、普通にお会計しただけでは商品しかもらえませんでした。ので、たくさん買う人はエコバッグを持っていたほうがよさそうです。

そんなこんなで14時前。ホテルに戻って荷物をピックアップし、スーツケースをごろごろ転がしながら北へ徒歩10分ほど。目指すは海岸線に沿ってそびえたつペナン最高級ホテル、イースタンアンドオリエンタルホテルです!