2011年3月12日土曜日

一番長い週末(1)

あまりにも甚大な被害に、言葉もありません。
ひとりでも多くの人が救われることを祈るのみ。
祈るだけじゃなくて、節電、献血、義援金の協力は惜しまないつもり。

以下、地震のときの様子をざっと記録してみます。

3月11日 14時45分頃
この日、仕事は夕方からだったので、午前中に作業したあと、ベッドで昼寝していました。
(外出用のワンピースに、パジャマの上だけ被ったという格好・・・)
カタカタと震えを感じて目覚めるものの、最近地震があったばかりなので、また来たか、という感じ。
しかしじっとしてるとだんだん激しくなってくる!
揺れが長い! 振れも長い!
ガチャガチャと物がぶつかり合う音が台所から聞こえてきて、
こりゃさすがにまずいと起きあがり、テレビをつけて、NHKに。
ちょうど通常放送からニュースに切り替わったところだったと思います。
財布等が入ったメインバッグを手元に引きずりよせ、スリッパをはき、パソコンデスクの下へ。
揺れがますます激しくなる。
「やばい、ケータイだけでも持たなきゃ。でもデスクの下から出ていいのか?」と思っているところで
電話の着信音。彼氏からでした。ベッドサイドから奪うように取って、またデスクの下へ。
これが14時48分。
長野にいる彼氏から安全確認されるが、こっちもテンパってるので
「そりゃわかってるんだけど!」「今後どーすりゃいいの!?」と涙目で相談。
体感では1分くらい揺れていたような・・・。
いつ揺れが収まるのかわからなくて、面白いくらい物がガシャンガシャン落ちる音を聞いていました。

なんとか揺れが収まり、電話を切って、玄関に置いていた災害セットを取りに行く。
キッチン~玄関は、レンジの上の物が散乱していて、避けながら歩かないといけませんでした。
【地震直後】

奥に転がっているのは、突っ張り棒でコンロ奥に作っていた調味料棚の残骸。
この上にあった鍋や調味料のほか、流しの下に収納していたフライパン等が散らばっています。
防災セットを取り、ハァハァしながらガスの元栓を閉める。
緊張と興奮で常に足元が震えていました。
再びNHKを見ると、この時点ですでに「大津波にご注意ください」と報道していました。
パソコンは無傷で、ツイッターがつながって一息つく。
ここで改めて部屋を見回して、被害確認など。
幸いなことに皿などは割れておらず、本棚の上などに積んでいたCD山と、前述の調味料棚の崩壊がメイン。