2011年3月12日土曜日

一番長い週末(3)

「電気があるうちに米を炊いたほうがいい」というTwitter情報を読んで
米2合を炊き、いつもより多めの量で煮物を作る。
でも怖いので、ガスを使い終えるごとに元栓を閉めていた。
20時半に華月ちゃんが来て、迎えがてら近所のコンビニで買い物。
おにぎりや弁当の棚は空でした。
無性に甘いものが食べたくて、普段なら買わないジャンクなスイーツを購入。
華月ちゃん曰く「街は世紀末みたいだった」と。
夜はやい時間なのに店がシャッターを下ろし、大勢の人たちが通りを歩いて、異様な雰囲気だったそうです。

華月ちゃんが来てくれて、気持ち的にはだいぶ安心したけど、余震はまだまだ続く。
テレビはCMなしで各局地震報道一色。テレ東も例外ではない。こんなの9・11ぶりに見た。
どのニュースも痛ましいけど、「仙台沖に200~300人の遺体」って流れたときはさすがに言葉を失ったよ・・・
寝るときは、パジャマではなく、いつでも外に出られるような格好で。
ベッドに入ってからも目が冴えて寝られず、しかも20分おきくらいに余震が続いて、
怖くて怖くてTwitterや2ちゃんねるを交互に見ていた。
4時前にものすごい音とともに「緊急地震速報」が鳴り、飛び起きたら今度は震源が新潟・長野!
長野で働いている彼氏は、これを受けて出勤していかれました。
働くプロたちには本当に頭が下がるわ。

夜明け前にようやく寝て、今日は10時過ぎに起床。
朝食後に華月ちゃんを送りだしたんだが、なんかやたら腹が減って、すぐ昼食もがっつり食べてしまった。
昨日からずっと、動いてないはずなのに妙に腹がへるんだけど
本能的に「食べなきゃ!」って思ってるのかもしれない。
あと、なぜか太腿裏が筋肉痛。片づけのときに変な筋肉を使ったのか、緊張のせいか。
夜の予定はキャンセルになったので、停電に備えてテレビとネットだけつけて、ベッドでごろごろ。
夕方にスーパーに買い出しに行ったら、パン類と牛乳は見事に売り切れ。昨日買っておけばよかった。
でもネットを見る限り、比較的残ってるほうだったと思う。
節電しながらコアタイムをずらして夕食を取り、今に至ります。

地震が起きたときびっくりしたけど、「ああ、ついに来たのか」という気持ちもあって
今振り返ってみると比較的落ち着いて行動できていたかな。
でも、それも状況がラッキーだったからこそ。
寒い思いをしている人たちの幸運を心から祈ります。
明日は仕事。ちゃんと働くことで少しでも貢献できるといいな。