2014年9月14日日曜日

2014ベトナム ハノイ・フエ旅行記 1日目

1日目

成田10時発の、ベトナム航空VN311にて、ハノイに向かいます。
とりあえず、約2万円をドルに換金。通貨はドンですが、ドルも普通に使えます。
免税店では、クリニークのマスカラと下地を購入。
ハノイのノイバイ空港は、あまり免税店の品ぞろえが良くないので、狙っているものがあるならば、成田でサクッと購入するのがおすすめ。
(といいつつ、ノイバイ空港にもクリニークはあったんだけど。値段も同じくらいです)

成田からハノイは約5時間半。
食事後に少し寝て、その後は映画『グランド・ブダペスト・ホテル』を見ました。
勝手に群像劇だと思っていたんだけど、どちらかというとホテルのコンシェルジュの冒険活劇で、こういう映画だったんだ!と驚きました。
とても面白かったのだけど、13時半着予定が30分くらい早く着いてしまい、終盤を音声なしで見る羽目になったのが残念。
1シーン1シーン、画がとにかく完成されてて凄いなと思ったら、監督は最初に下書き?をアニメで作って、それを基に俳優に演技させるらしいと聞いて納得。あえてワザとらしくしてるような動きもあって、そのへんは舞台っぽくもあった。
豪華キャストがいっぱいで、なかでもメイド役のレア・セドゥと、主人公の恋人役のシアーシャ・ローナンが魅力的でした。

ノイバイ空港は、ホーチミンに比べて、ターミナルもひとつで小さいです。
が、着いてみたら、20分前に着く予定だったはずのアンナがいない!
「税関前で待ち合わせね」と話していたのに、いったいどこに・・・!?ときょろきょろしていたら、出口の外から、黄色いスーツケース片手に、私に向かって手を振る人が。
アンナさん、ノイバイ空港の税関がショボすぎて気付かず、外に出てしまっていたらしい。
そんなゆるい感じで旅が始まりました。

空港から市内までは、タクシーで45分、値段は25ドルくらい。
後述しますが、同じ距離でも市内⇒空港だと、この4分の3くらいの値段です。エアポートタクシーのほうが割高。
15時過ぎにホテルに到着。ハノイ市内の中心地・ホアンキエム湖近くです。
Hanoi Pearl Hotel
似た価格帯、場所、評価のブティックホテルの中から、アンナと相談してここを選びました。
決め手はインテリア。フエのホテルがクラシック系だったので、あえてシンプルなタイプに。
といいつつ、モダン過ぎず、コロニアルな装飾と色使いが乙女心をくすぐります。どこかラデュレっぽくもある。
くすみ水色の壁と、茶系の家具の組み合わせがオシャレ。ベッドの上には、古いハノイの写真が飾ってあります。
下から2番目のランクの部屋でしたが、10階建ての9階で、素敵な部屋でした。ウェルカムフルーツもあります。
 「city view」(窓あり)仕様なのも良かった。欲を言えばバルコニーが欲しかったですが、窓がないホテルも多い中で、バルコニーとなると、どこのホテルも2000~3000円あがってしまうようです。
アメニティはまあまあ。シャンプーとバスジェルはありますが、コンディショナーはないのでご注意ください。
若く元気なスタッフが多くて、英語で積極的に話しかけてくれるのもよかったです。

一息ついたあとは、市内散策へ。
歩いて3分ほどで、買い物のメッカである旧市街に行けるので便利。
道路には信号が少なく、バイクや自転車がバンバン走っていますが、ホーチミンほどではなく、命の危険を感じるような混み具合ではなかったです。
バイクのほうを向いて、しっかりした足取りで歩けば、向こうも大体タイミングを掴んでくれます。
巨大客船みたいなショッピングビル。「ハイランドコーヒー」はベトナムの有名チェーン店のようです。
ハンガイ通りを中心として、このあたりは観光客向けのお土産店が並んでおり、アンナはさっそくランジェリーポーチを16枚も購入。
私もお目当ての刺繍屋さんTAN MYを覗いたり、有名ハンコ屋さんフックロイでオリジナルハンコをオーダーしたり。
フックロイの近くにあった、ハンドメイドインテリアのお店 Dragonflyがツボだった!
一番下の、水色の小物入れ(45ドル)が真剣に欲しくて、翌々日まで結構悩みました。
最終的に、持って帰るのが大変かなと思ってやめましたが、次回は大きいスーツケースを持ってこようと心に誓った。
代わりに左端のトレイを購入しました。
ベトナムの基準で言うと45ドルは結構お高いですが、ここはシック&モダンなインテリアグッズが揃っていて、とてもよかったです。

ひとしきり買い物と観光を終えたら、いったんホテルに戻って、おめかし服に着替えます。
私は前の記事に載せた、黒のノースリーブワンピース&リボンサンダル、大ぶりグリーンのイヤリングに。
アンナは白地にグリーンの柄が入ったワンピースで、向かったのはレストランGreen Tangerine
どのガイドブックにも載っている有名店で、洗練されたベトナミーズ・フレンチを食べさせてくれます。
上は前菜で、野菜とカニのミルフィーユ仕立てとかだったかな?(美味かったことしか憶えていない)
スープは、透明なグラスに2層になっていたり、メインは肉とフルーツが組み合わせてあったりと、全体的に目にもユニークな仕掛けが多く、楽しめました。
あとハノイビールがめちゃくちゃ美味かった! 瓶から注がれたので、他の店と同じもののはずなんですが、何故かやたら美味しく感じました。
スープ×2、前菜、野菜、メインのお肉の合計5皿を頼んだんですが、4皿でも充分な量だったかな。これでひとり3600円くらい。
ランチがお得らしいので、次回は昼間に行ってみたいな。
建物がめちゃくちゃ素敵だった!
思えば、2009年のホーチミン旅行は、そもそも「ベトナミーズ・フレンチが食べたい」と思ったのがきっかけ。
結局ホーチミンは良いベトナミーズ・フレンチのお店をみつけられなかったのだけど、ハノイでその夢をかなえることができました。

食後は、ホテル近くのエステ&マッサージ、Orchid Spaへ。
事前情報では「最終受付は20時半」となっていたのに、時刻はすでに21時過ぎ。
ダメ元で聞いてみよう!と思って行ったら、すんなりOK。混んでいるので、21時半にもう一度来てとのこと。
ホテルでラクな格好に着替えたあと、改めて受付してもらいました。
60分の「Shoulder and Back Massage With Hot Stones」、なんと1時間1600円!
バキバキ系というよりリンパ系で、背中と肩だけでなく、お尻あたりや頭までやってくれて、気持ち良くて寝てしまいました。
部屋は簡素ですが清潔で、とてもよかったです。

部屋に帰ったら23時。明日はハロン湾観光で6時起きなので、お風呂に入って0時過ぎにはベッドに入ります。おやすみなさい!