早くもハノイを発ってフエに移動する日。
午前中にホーチミン廟を観光します。
このホーチミン廟は、防腐処理を施されたホーチミンの遺体が安置されており、ベトナム人の観光客も多いため、1~2時間待ちは当たり前。
なので早めに起きて行ったのですが、それにしては妙に人が少ない。
あれ?と思ったら、なんと数日前から、長い休館に入っていたのでした。
1年のうち2~3か月は休館するそうですが、通常は10月くらいからとガイドブックに載っていて、9月2日が命日なので、大丈夫だろうと思っていたわ。
ホーチミン好きとしては残念ではありましたが、ホーチミン自身は「遺体は焼いて、骨は北部・中部・南部に撒いてほしい」と望んでいたというし、まあよかったのかも。
代わりに、ホーチミンが生前住んでいた家や、ホーチミン博物館をしっかり観光。
全体が大きな公園になっていて、緑が多くて、とても気持ちのいい空間です。
ホーチミンの家。高床式で、1階にダイニング、2階に書斎と寝室。
コンパクトでセンスよかった!
遺体にはお目にかかれませんでしたが、博物館のお土産物屋が結構センスよかったので嬉しい。
プロパガンダポスターのレプリカ、6ドル。
昔のプロパガンダ、オシャレなものが多いんです。線と色を強調したシンプルなデザインだから、古くならない。
このポスターは帰宅後、お部屋に貼りました♡
その後、ドンコイ通りで最後のショッピングをして、お茶したあと、ホテルへ。
11時にチェックアウトし、ホテル手配の車で空港へ。18ドルと定額だし、結果的にタクシーより安心・安全でした。
ハノイからフエは、国内線で1時間ちょっと。
14時半頃フエに着きます。ホテルまではタクシーで15分ほど。
フエの宿はHotel Saigon Morin。
1901年創業の歴史あるコロニアルホテルで、チャップリンも泊まったという、フエ市内のランドマーク的存在です。
中庭をぐるりと囲むような、ヴィンテージな雰囲気漂う4階建て。レトロでいい!
お部屋もとっても素敵。一番安い部屋だったけど、充分広々としています。
バスルームも綺麗。ちょっとマカオのグランド・ラパ・ホテルを彷彿とさせました。
まずは腹ごしらえ・・・ということで、近くにあるコムヘン(しじみご飯)の有名店、クアン・バー・ホアへ。 THE 地元の店!って感じですが、客足が途絶えず、本当に人気店だった。
フエを流れるホン川で取れるしじみの炊き込みご飯に、香草やナッツ、ゴマ、ピリ辛ソースがかかっていて、スープと一緒に混ぜていただきます。
これ、めっちゃ美味いです。味はもちろん、食感が面白い。なんと約75円。安!
食事というよりは、ちょっとした軽食というイメージかと思います。
ホテルに戻って、この旅行の目的のひとつでもある、水着でプール!
フエは9月まで雨季ということで、この日も着いたときはやや雨がパラパラしており、泳げるか不安でしたが
夕方には雨もおさまり、ちょうどいい気候でした。
今年新調した、イエロー×ストライプのハイウエストのレトロな水着を着るときがやってきました!
水着はやはり外国で、人目を気にせず楽しむに限ります。
そんなに大きいプールではないですが、水深が結構深いところもあって、真剣にバシャバシャ泳ぎました。
疲れたらプールサイドに寝そべり、カクテルタイム。ここぞとばかりに写真も撮りまくり。
夏休みの延長戦、楽しすぎる!
心ゆくまでプール&水着の撮影大会してたらすっかり日も暮れ、着替えて夜の街へ。
ホテルより東のエリアは、若い人でにぎわうレストラン街だそう。
この日はサッカーの国際試合の日で、スポーツバーのみならず、普通の飲食店の軒先で、みんなテレビに見入っていました。
サッカーはベトナムで一番人気のあるスポーツなんだそうです。
レストランへの路地で出会った少年少女たち。
リヤカーに乗って揺らしたりして遊んでいた姿が可愛すぎて、写真撮らせてくれる?って頼んだら、このポーズ!
撮った後、デジカメの画面を見せたら「カムオン(ありがとう)!」って言われたよ~。可愛かった!
そして辿りついた、Hue Serene Restaurant。
Hue Serene Palace Hotelというホテル内のレストラン。小さなホテルなので、パッと見レストランというより「朝食スペース」という 感じなのですが、これが大当たり!
手頃価格で、美味しくて、しかもベトナムには珍しく?サービスも素晴らしい。
豚のすり身を、レモングラスに刺して蒸したのを、ライスペーパーに巻いて食べるフエ名物。巻いてからレモングラスを抜いて食べます。スタッフが実践してくれました。これは美味かった!
バナナフラワーとシーフードのサラダ。せんべいに載せていただきます。これも美味!
ふたりでたらふく食べて、ビールとワインも飲んで、合計8.5ドル。素晴らしすぎる。
ベトナム料理だけでなく、フエの郷土料理が取りそろえられているのがポイント高いです。
パスタなど、洋食もありますよ。
いろんなサイトに「サービスが素晴らしい」と書かれていたんだけど、実際若い女性店員が溌剌と働いていて、ホスピタリティ抜群。
カタコトの英語でいっぱい話し
彼女たちだけでなく、私もアンナも、肌のことを言われる機会が何度かあったんだけど
ベトナムの美の基準のひとつなんでしょうね。焼けた肌のイメージが強いですが、美容に気をつけている人は、美白命らしいです。
食後は、5つ星ホテルのImperial Hotel最上階のバー、The King's Panorama barへ。
ここからは、270°の素晴らしい眺めが見渡せます。
ホテルはリバーサイド!
ホン川は大きな川で、川岸の光をゆったりと反射して、とても美しかったです。
写真の下に見えるのが、私たちの泊まっていたサイゴンモリン。川の向こう左手が王宮です。
あまりお酒を飲まないアンナも、重めのカクテルを2杯飲んで、ふたりで楽しくべろんべろんになって、ホテルに帰りました。