2020年8月24日月曜日

アタック25出演記Part6 アタックチャンス~地中海クルーズ獲得

お待たせしました、アタック25出演記、今回で終わります!

アタックチャンスの時点で、枚数トップの10枚。このままいけば、勝てるかもしれません。ただし私がもっている唯一の角は25番で、ほかの全員が狙える場所。つまりアタックチャンスを落とすと、窮地に追い込まれる。
じつは本番になっても、それほど緊張していませんでした。しかし勝利の端が見え始めたら、急に我に返ったようになって、膝が震えだしたではないですか。オンエアを見た友だちからは「なんと落ち着いていることか」と言われましたが、それは上半身から上だけで、座っているだけなのに膝がずっと震えていました。

そして25問目、アタックチャンス。
「和歌や連歌などで、意識的に先人の作の用語や語句などを取り入れて歌を作ることを……」
押した!
「本歌取り」
とったーーーー!!!!

字面では知っていても自分自身では使ったことのない単語。微妙に自信はなかったんですが、次にいい問題がくるとも限らない、と思って攻めました。今改めて測り直したら、質問が始まって押すまで5.7秒。もっと長いように感じたよ……。

この問題をとったおかげで角の1番に入ることができ、アタックチャンスで指定したのは、赤がもっていた左下の角、21番。ラッキーなことに、白と緑はすぐには入れない場所。つまり早めにまた正解すれば、とれる可能性が高い。
ちなみに1番をとれたのも、24問目で正解した白の人が間違えて?7番に入ったからこその偶然で。こういう偶発的なパネルの流れこそ、アタックあるあるだなと思いました。我ながら本当に武運がある。

続く26問目は白がとりましたが、神は引き続き私に微笑んでいた……27問目に、なんと25問目アタックチャンス以上のミラクルが!
「3択の問題です。現地時間の今月10日、アメリカでグラミー賞の授賞式が行われます。グラミー賞のトロフィーはあるものがデザインされていますが、次のうちどれでしょう」
3択など聞く必要もなかった。 

「蓄音機!」
はい、正解~~!!

本当は「あるものが」あたりで押してもよかったんだけど、念には念を入れて問題文を最後まで聞いてから答えました。だって、グラミー賞の問題なんて。えっ、出題者サイキッシュ見てくれてるの?って勘違いしそうになるレベルじゃないですか。今まで私が何度グラミー賞の写真を漁って、何枚このサイトに貼りつけてきたというのか。

21番をとったことにより、左縦1列がすべて青に。合計17枚となり、この時点で優勝が確定しました。
洋楽にささげてきた青春、ありがとう…!

残りは3問。自分でもできすぎな枚数だと思ったので、欲をかくのはやめようと思いつつ、一方でやっぱり枚数とれるもんならとっておきたいというもの。
白が連続で2枚獲得し、ラスト30問目の時点で青の私は13枚に。
そして最後の問題
「来月10日、日本を代表するバレリーナ森下洋子が、あるバレエの公演で主役を務めます」
この時点では、眠れる森の美女かシンデレラかな?と思っていました。が、次のキーワードが決めてだった。
「アルブレヒトと悲しい恋をして……」
ジ ゼ ル !
なんでわかったかって? 中学生のとき大好きだった花とゆめの漫画家さん、葉山萌葱先生のコミックスに収録された短篇「夜毎ジゼルのように」を何百回も読んでいたから。
白泉社にもささげてきた青春、ありがとう。いや本当に、自分が生きてきた道全部が勝利のピースとなりうるゲーム、それがクイズだと実感しました。
ちなみに問題文の全文は「森の精霊となる村娘を描いたこのバレエのタイトルはなんでしょう」でした。
というわけでラストコールを9番で飾ることができ、最終的にパネル17枚でフィニッシュしました。勝ったぜ……。

さあ優勝者は、地中海クルーズ(当時)をかけた最終問題に挑戦できます。
これまで問題を答えるときは手元の画面を見ていたのですが、最後だけは正面の大パネルを見ることになります。これはテレビ放映時に、解答者がずっと下を向いているのを避けるためのようです。
この最終問題は、回によって、人名を答えさせたり、地名を答えさせたり。
谷原さんが「今回はある都市の名前をお当ていただきます」と言ったとき、正直ゲッと思いました。日本の地理が苦手なので、できれば人名がいいなと思っていた。
しかも画面に最初に映ったのが、氷に穴をあけて魚釣りをしている図。北海道か長野か…やべえ、全然ピンとこない!!!

がしかし。
その次に出てきたのが、与謝野晶子の記念碑(字幕つき)。
あれ、これ最近見たじゃん……。
ウラジオストクじゃん……。

何を隠そう、海外旅行好きな私にとってウラジオストクはマジで「近いうちに行きたい場所ナンバーワン」であり、友だちのブログや4travelの旅行記を読みまくっていたのだった。
与謝野晶子は夫の鉄幹に会うために単身ウラジオストクに渡り、そっからシベリア鉄道に乗ってパリに向かったんですよ。そのときの歌を刻んだ記念碑が、極東連邦大学の構内にあるって、マジで私普通に知っていたんですよ……。

一応、真面目な顔してモニターを見つめていたけど、そっから先は内心答え合わせみたいな感じでした。そして見れば見るほどウラジオストク。
シベリア鉄道の発着駅であることや、地図も表示され、最後は金角湾横断橋の写真。はい、答え、ウラジオストクです!
おかげさまで自信を持って答えることができました。
地中海クルーズをこの手につかむことができました。

収録後は控室に戻り、賞金(現ナマ)や交通費の受け渡しがありました。副賞は、ネックレスとGUCCIの時計とクルーズ目録はその場でもらえて、サムソナイトのスーツケースは後日送られてきました。賞金は会場を出てすぐ近くのATMに突っ込みに行った。
その後私よりテンションの上がっている夫&両親と合流し、上機嫌で美酒をあおったのは言うまでもありません。

いや~~こうして振り返っても、本当に運が良かったし、同時にやっぱそれなりに強かったな自分、とも思います。
出るからにはベストを尽くしたい、勝ちたいと思っていたけど、こんなにうまいこといくなんて。クイズ一家に生まれた我が宿命、リベンジを果たすべく生きてきたのだ……と言ってもいいでしょう。

最後に谷原さんに一言求められたとき「お父さんお母さん、やったよ!って感じです」と答えたけど、本当は3か月前に亡くなった伯母さんにも呼びかけてました。両親が出るよりさらに前、たぶん私が生まれる前くらいに、じつは伯母さんも出演していたから。伯母さん、やったよ~!

2020年7月6日月曜日

アタック25出演記Part5 本番~アタックチャンス前まで

1年ぶりに記事を更新したら、めったに自分から連絡をくれない同級生ことだちゃん(タイムショックの戦友)から、珍しくLINEが。
クイズの力で引き寄せてしまったのか……。

というわけでついに収録本番がスタートしました。
1問目は映像クイズ。答えは札幌。「ん~~札幌か?」と様子を見ていたら、ほかの方が先に回答されました。
続く2問目、3問目もなかなか答えられず。ただアタック25って、パネルの取り合いという性質上、最初の方に取るパネルは中央寄り=あとでひっくり返される可能性があるので、無理していかなくてもいいかなとは思っていました。
この塩梅が難しいところで、正答数は同じでも、パネルを取るタイミングによって、最終的な枚数に差が出てしまうんですよね。
ただ、かといって正答タイミングまでコントロールできるほど甘い戦いでもありません。基本はガンガン攻める、ただし答えに自信がなくてパネル状況も不利なときは無理にいかない、というのを自分のルールとしました。

4問目、節分にちなんだ問題で初めて正解。答えは「恵方巻き」でした。プロフィールの紹介や、谷原さんとのやりとりもここで。
またしばらく答えられずに見送る時間が続きます。悔しかったのは「江藤新平が中心となって起こした反乱は?」という問題。答えは「佐賀の乱」で、山田風太郎の小説で読んでてわかってたのに、急に脳内でゲシュタルト崩壊?が起きて、「えっ、さがのらん、て言い方で合ってるんだっけ??」とワタワタしてるうちに緑が回答。たぶん悩んでる時間は1~2秒なんですけど、その遅れが早押しでは命取りになる、と実感しました。

きた!!と思ったのは8問目。
芸能の賞やコンテスト関係は頻出なので、予習ノートにもひととおりまとめていました。私は普段お笑いを全然見ないので、2018年M-1グランプリで優勝した「霜降り明星」もこの予習でようやく知ったレベルなのですが、メンバーの名前が「せいや」と「粗品」というのが問題向きだな、と思っていたのです。
そしたら、まさに「霜降り明星のメンバーは、せいやと……」だったから即押した。おかげで、「恵方巻き」で取った「3」のパネルと、今回の「23」で、中央の列を縦に5枚パネル獲得することができました。

さらに10問目が「パリに、あるデザイナーの名前を冠した通りができました。“ニットの女王”と呼ばれ……」そりゃもちろん答えは「ソニア・リキエル」です。
ここで「11」のパネルを取り、十字の半分?を占める形に。ここまで正解数3つでパネル7枚なので、牌効率ならぬパネル効率がよかったです。
ちなみにアタック25は、必ず1回は出場者の得意分野の問題が出るとされています。いわゆるサービス問題ですね。私は「音楽やファッション、文学が得意」と申告していたので、サービス問題はこれだったのかなと思っている。

さらに13問目(スキー場によくあるクワッドリフトとは何人乗り? 答え:4人)、14問目 (事故現場などに集まる人たちを何という? 答え:野次馬)を連続で正解し、少し調子にのる。
クワッドリフトは正直勘でしたが、響きからして4だろうなと。脳内にピザの「クワトロフォルマッジ」が浮かんだのは内緒だよ。

しかし慣れてきたというのもあって、逆に慢心が生まれたのでしょう。画像を見て答える18問目(この中でマメ科じゃないのは? 答え :アーモンド)で、「ピーナツ」を選んでしまいお手付き。やっちまった~~
というかじつはこの前にも1度お手付きしてまして。番組の流れとは関係なかったので、放送時にはうまく編集されてました。一応言っておくとほかの人も最終的に2回ずつお手付きがあり、乱打戦となってしまった。
ラッキーなことに、立っている間の問題は全員スルーとなり、座って臨んだ21問目(ザワークラウトは何でつくられる? 答え:キャベツ)で正解。
24問目は「聖徳太子がつくったといわれる日本最古の木造建築……」で、簡単すぎるから引っかけ問題か?と思いつつ押して答えた「法隆寺」で正解。
次の25問目は白が答えて、アタックチャンス前の攻防が終わり、いったん休憩となりました。

この時点で私のパネルは10枚。お手付きもあったけど、わかった問題はほとんど押し負けずに取れていたし、パネルも端を中心にまあまあいい形をつくっていました。
「もしかして、これ、いける……!?」
そして迎えた、大事な大事なアタックチャンス!

2020年7月1日水曜日

アタック25出演記Part4 収録当日ABC入り~リハーサル

ほぼ1年放置したけどしれっと更新します。
コロナウイルス流行により世界が新しいフェーズに進むのを、いまだ実感ないながらも、いち人間として立ち会っています。いやまさか本当にこんなことが起こるとは思わなかったよね。
1年ずれていたら、アタック25出演も地中海旅行(ダイヤモンドプリンセス、他人事とは思えん!)もなかったかもしれないわけで。人生待ったなしというか、大きな力には抗えないからこそ、そのときそのときを大切にしなければいけないなと改めて感じています。

さて、時を2019年1月24日に戻しましょう。
アタック25の収録は1日2回まわし。私は前半の収録で、午前中に局入りする予定でした。8時過ぎの新幹線に乗り、観覧する夫とともに大阪へ。
お昼ご飯は食べられなさそうだったので、新幹線の中でがっつりとカツサンド。もちろん「勝つ」にかけて…受験生の親か!

ホテルはABC近くの、福島町にある「ホテル阪神」をとりました。日帰りもできたけど、せっかく両親もくるので夕飯も食べたくて。たまたま1年前にもこのホテルに泊まっていて、お手頃価格で立地も部屋もよくて気に入っていたので即決。
ホテルに荷物を置き、いったん夫と別れて、11時半ごろ単身ABCへ。4人の出演者の中で私が最後の到着だったようで、すぐに控室に移動しました。
対戦相手は若くて背の高い男性2人と、知的そうな年配女性という組み合わせで、見た瞬間に「ぎえっ、強そう!!」と。
すぐヘアメイクだったのですが、私だけ髪の毛をまとめてもらう工程があり、さらにメイク直しも少ししてもらって(眉毛濃いめに描いたつもりだったのにさらに描きたされた。逆に口紅は何もされなかったので、セットについてからも自分でちょこちょこ塗り直しました)時間がかかってしまって、3人を待たせてしまって申し訳なかった…。

控室に戻ったら、進行の説明を受けたり、パネルの取り方をおさらいしたり。スタッフの方が和気藹藹と進めてくれてありがたかったです。
今回「(自分以外の)リベンジ大会」ということで、以前出場した親のエピソードを当然聞かれたのですが、「父(3枚)より母(10枚)がパネルの枚数を取ったことで、家庭内での母親の発言権が上がった」という話は、この控室で最初に話して、ウケがよかったのでそのまま本番でも使いました。
自分もマスコミの端くれの人間だし、高校生のときにクイズ番組に出演した経験があるから、それほど緊張はしていませんでした。そういう意味では有利だったかなと思う。
当日ブラウス+9分丈くらいの黒パンツ+白靴下+パンプスといういでたちだったのですが、スタジオに入る前の最後の最後に「やっぱないほうがいい!」と思って廊下で靴下を脱いで、持ち込みするバッグに押し込んだりするくらいの余裕もあった。逆にクイズに集中できてないとも言えるかもしれませんが。

スタジオに行くとすでに観客席も埋まっていて、親、夫、そして大阪在住の友人・知人の姿が。前の方のいい席に座らせてもらっていました。
司会の谷原章介さんも登場。いや~すらっとしていて格好いい!
収録の合間合間にどうしても待ち時間があるのですが、そういうときスタジオの隅でスクワットしてらして、うーんさすが芸能人。
収録前には、早押しボタンの確認もかねて、本番さながらの練習問題も。赤、緑、白、青でじつは音が違うんですよね。無意識に聞いていたので、当日まで気づかなかった!
練習問題を答える順番、私は最後。ほかの人の問題が普通にわからず、「これは恥をかくかも」とおののきました。
自分の問題はわかるやつでひと安心したけど、「パネル番号を叫ぶときの声が小さい」と指導され…わかっとる! 滑舌が!! 悪い!!!
※写真は収録後に撮ったもの
そうして始まった収録本番。あとは流れに身を任せるだけ。まさに人生待ったなし!
キリがいいのでここでいったん切ります!

2019年7月28日日曜日

地中海クルーズに行ってきました

アタック25出演記、収録日の直前まで書いて、いちばん大事なところでうっかり放置しておりました…
その間に優勝賞品である「プリンセスクルーズでめぐる 地中海クルーズ ペア11日間の旅」にしっかり行って帰ってきました。しかも夫+私の両親(自腹参加)と。
大人になってから両親と旅行する(しかもこんな長期間)なんて初めて。なかなか親孝行ができたのではと思います。

バルセロナには行ったことがあるけど、地中海を船で楽しむのはもちろん初めて。
時期もよく、天気にも恵まれ、とても地中海らしさを満喫できる旅でした!
デカすぎてなかなか全部が写らないエメラルド・プリンセス。
THEクルーズな風景。大きな船なのでほとんど揺れず、快適な旅でした。客層もよくて、かしこまりすぎずくつろげた。
織田裕二のイメージしかなかった南イタリアのアマルフィ海岸がめちゃくちゃよかった。個人旅行でまた行きたいほど!
安くておいしいギリシアの地中海料理。日本ではあまり流通していない、土着品種のワインを発掘するのも楽しかった。
夏のローマや南イタリアでは白、薄ピンク、濃ピンクの夾竹桃があらゆるところで咲き乱れていて、けっして特別な花ではないのにシャッターを切りたくなる美しさがあった。バラやシャクヤクほど孤高じゃなくて、生命力を感じさせて大好き。
夾竹桃って原爆の跡地にいちはやく生えた復興の象徴ということで広島市の市花でもあり、もともと身近な存在なんだけど、今回改めて好きになった。いつかアー写を撮るときは夾竹桃を背景にしたい(いつだよ)。
当然のように酒も飲みまくりました。客室のバルコニーで、見渡す限り海のなか、朝から飲むスパークリングワインは最高でしかなかった。

というわけで盛りだくさんの旅でした。これがほぼタダで行かせてもらえるとは…! クイズ頑張って本当によかったしラッキーでした。

書き残しておきたいこともたくさんあるので、また記事を書きたいと思います。本編のアタック25出演記を終わらせてから…!
というわけでもうしばらくお付き合いください。

2019年3月31日日曜日

アタック25出演記Part3 席の色の話~直前の対策まで

引き続き対策の話。
12月のうちはまだ先の話だと思っていた収録も、正月休みを過ぎればもう目前。
番組の雰囲気に慣れるために、Youtubeなどで過去の放送を見るようにしました。
アタック25はクイズ番組ではありますが、ご存じのとおりパネルの取り方も重要になってきます。放送を見ながら、「自分ならどこを取るか」「いい取り方・悪い取り方とは」を意識するようにしました。
また、夫が割とオセロが得意なので、おすすめのサイトを教えてもらって勉強しました。ごく初歩的な話ですが、相手に角を取らせやすくするパネルを取らないこと(正解がわかっても、あえて答えないという選択肢もある)、「スプリット」といって、同じ色のパネルに挟まれた箇所に入るワザなどを確認。本番時、割と的確にパネルを取ることができたのですが、予習していたので落ち着いて臨めたのだと思います。

クイズの勉強に関しては、どちらかというと定番問題に取り組んでいたのですが、実際に放送を見ると、時事問題の比率が高くて。
慌てて去年のM-1優勝者、トランプ大統領の内閣、最近話題になったスポーツ選手(吉田沙保里や水谷準)、ラグビーワールドカップなどの時事問題系をチェックしました。
必ず出る映画問題は、当初は『七つの会議』が出るのでは?と思っていましたが、よく考えたらこれはTBS系! アタック25は朝日放送なのでたぶん出ない! と考え直し、司会の谷原章介さんが日本語吹き替えをやってる『メリー・ポピンズ リターンズ』にあたりをつけました(結果的に当たっていたんですが、本番では一歩遅れて答えられなかった)。

ちなみに座る席の色は、事前に連絡がきます。私は青。
父が白、母が赤だったので、緑か青のどちらかかなら、強いイメージのある青がいいなと思っていたので嬉しかった。余談ですが、父のときも母のときも、優勝したのは青の人だったので、余計に運命的なものを感じました。
当日の格好は、「席の色と被らないように」という指定があります(色が同化するのを避けるため)。ということで青の服はNG。

衣装は、1週間前に買いに行きました。同行をお願いしたのは、おしゃれ番長のHrkさん!
・顔写りがよい服
・おしゃれで知的な感じに見せたい。できればブラウス
というテーマで探しました。見栄っ張りなので、デキる編集者っぽい見た目に仕上げたくて…(結局放映時には、出版社勤務であることは出なかったのですが)。
丸の内~有楽町のショップをハシゴして、IENAでミントグリーンのブラウスと、バイカラーのフラットシューズを購入。ちょうど予算きっかりの3万円でした。靴なんて放送中はほとんど映らないのに?と思われるかもしれませんが、こういうのは気分の問題なので!
収録前に集合写真を撮り、それが番組公式Twitterなどで使われるのですが、全身写っていたので靴買っといて正解でした。
アクセサリーは、CHANELのフェイクパールの大ぶりイヤリングに。これは亡くなった伯母の遺品で、正月に帰省して家を片づけていたときに出てきたもの。存在感があるのにすごく軽くてとても気に入りました。生きていたらきっと応援に駆け付けてくれただろう伯母なので、このイヤリングがつけられてよかった。
あと私は眉毛を描くのが下手なので、眉毛専門サロンに駆け込んで整えてもらうなどした。左右の眉毛の生え方の違いを指摘してもらって、どういうふうに描きたせばいいかを教わって大変勉強になりました。

あと、前回紹介したクイズアプリ「みんはや」がなぜか会社の同僚や後輩にも流行って、練習も兼ねて一緒にやっていました。
同期(男子)が結構強くて、たぶんレベルだけで言えば同じくらいだったのですが、後輩から「●●さんもクイズ強いですよね~」的に言われたとき「いや、あいつには負けない! だってパッションが違うもん!」って瞬間的に返事してしまった。
「パッション!?」って笑われたんだけど、おもしろいことを言ったつもりはまったくなくて、心からそう思っていたんですよ。
クイズに勝つうえで、知識の有無は当然大事なんだけど、最後はどれだけ本気を賭けているかがいちばん重要だと素で思っていたし、今もそう思っている。勝ちたい、ダメかも、いいや勝つ!っていう気持ちが渦巻いていた準備期間でした。

長くなってすみません。次回、いよいよ本番の話を書きます!

2019年2月26日火曜日

アタック25出演記Part2 出演決定~対策

アタック25の予選通過のハガキが来たわけですが、これがゴールというわけではもちろんなく。
この予選通過のハガキが意味するのは、1年間の出場権。アタック25は毎回「30代大会」「学校の先生大会」など、テーマが決められています。そのテーマに沿って人が呼ばれるため、合格しても、必ず出演できるとは限らないのです。
逆に言えば、いつ連絡がきてもおかしくないということ。

クイズの勉強を続けておかないとなと思っていた12月のある夜、市外局番06の電話番号から着信が。
ちょうどATMでお金をおろしているときで、「え~大阪? 誰?」と思ったのですが、向こうの人が喋り始めた瞬間「あ、これは!!」と確信したのを覚えています。
収録は1月下旬、放送日は2月3日。テーマは「(身内の)リベンジ大会」。
リ ベ ン ジ 大 会 !
じつはこのテーマで来るんじゃないかと思っていました。面接したときに食いつきがよかったし、私が制作陣でもそういう切り口を検討するだろうなと。予感が現実になった。

収録は木曜なので、有休をとる必要があります。それもあって会社の人たちにも早めに伝えたら、上司に「えっ、アタック25って、誰がどうやって応募するの?」と素で聞かれたんだけど、ジャニーズじゃねえんだから、自分で応募したに決まってるだろ!と内心ツッコんだ。
また別の同僚にも「いったい何を目指してるの!?」と驚かれたけど、そんなの簡単で。
私はただ、自分の目指す女になりたいだけ。クイズが強くて、うっかりアタック25に出ちゃうタイプのイケてる女になりたいだけ。
これ、今だから言うのではなく、実際出場が決まったときに友達に伝えたんですけど、人生のどこかでアタック25に出場することは、自分ではずっとわかっていました。
だってそこそこやる気と実力があって、それなりの受け答えができる女性(合格者の人数比の点で、アタック25は相対的に女性のほうが出場できやすい)で、さらに両親がそれぞれ出場してるというアドバンテージがある。
だからこそ、もし出るからには自分の準備が整ったタイミングで満を持して出たいなと思っていた。ずっと応募する勇気がなくて、先延ばしにしてたけど、この夏にふと「どうせ出るなら若いうちのほうがいいな」って、公式サイトで応募したのがすべての始まり。
だからあとは、本番までにいかに仕上げて臨むかということだけで。
ちなみに友達は、そんなことを真顔で話す私に対して「こいつ大丈夫か?」と思っていたそうです(そりゃそうだ)。

対策に関しては、2018年夏にパネル16枚を獲得した女性のブログを参考にしました。
その方はなんと平日は1日2時間も勉強に費やしたそうで、本人も「今思うとやりすぎ」と振り返っていたけど、かなり参考になったのでこの場でお礼を申し上げます。
私はとくに日本の地理に弱いので、まずは中学受験用の社会科の地理問題集を1冊買って読んだ。「中京工業地帯」とか「リマン海流」とかの単語を久しぶりに目にしました。
並行してノートに、クイズでよく出る事柄をまとめていった。
・日本の硬貨と紙幣の材質や柄
・歴代ノーベル賞受賞者
・歴代宇宙飛行士とそのスペースシャトル
・NTTの3ケタ番号サービス
・国際連合や機関の名称と本部のある都市
・2020年東京オリンピックに関する事柄
・スポーツの日本代表チームの愛称
・1989年(平成元年)以降のおもな出来事
などなど。さらにWikipediaを見ながら、各都道府県の地図や特色、山や川、世界遺産などをまとめていく作業もした。これは地味に時間のかかる作業だったので、私が広島出身で東京在住なことから、関東地方と中国地方は後回しにして進めました。

並行して、実践編というということで、「みんはや」というクイズアプリを導入。
ネット対戦できる早押しクイズゲームなのですが、問題が豊富で、強い人も多くて、ハマりまくって最終的には起床時、通勤時、昼休み、帰宅後、入浴中…と、1日で合計2時間くらい費やしていた気がする。こちらのクイズでは、レベル的にはA+とSの間を行ったり来たりしていました。

そしてもうひとつ、本番に向けて始めたこと。それは近所のボクシングジムに通うこと。
2015年、結婚前にダイエットに成功しましたが、その後パーソナルトレーニングに通うのをやめたこともあり、ゆるやかに体重は増えていっていました。そろそろまた運動始めなきゃ…と思っていたところにアタック25が決まり。以前ダイエットした経験上、短期集中でやせるには、私のような怠け者は人の手を借りるしかない! と身に沁みていたので、迷う暇もなく速攻でジムに。
ボクシングなんてド級の初心者ですが、死ぬ気で1日おきに通いました…。
また本番の2週間前に美容院、1週間前に美容鍼に。着々と準備を進めていきます。

夫には「これから本番までは、悪いけどクイズの勉強とジム通いしかしない。家事はできないと思ってほしい!」と宣言。ついでにこの時期、仕事でも思わぬ出世をしてしまって相当バタバタだったのですが、心は完全に大阪の方向を向いていました。

2019年2月14日木曜日

アタック25出演記Part1 予選突破するまで

朝日放送「アタック25」に出演しました。
結果はパネル17枚を獲得して優勝、さらに地中海クルーズをかけた最終問題に正解。
我ながら出来すぎな結果で、まだふわふわ浮き足立っていますが、少しずつ出演記を書いていこうと思います。

まずアタック25に出場する方法ですが、番組の公式サイトから予選会にエントリーします。そこから抽選で、その地域の予選会に参加できるかどうかが決まる。
私が応募したのが、2018年の8月31日。しばらくたっても案内がこなかったので、抽選外れたかな? と思っていた10月のある金曜夜、家の郵便ポストに「予選会のお知らせ」というハガキが…。
しかも日程を見たら、翌週の土曜日! つまりちょうど1週間しか準備期間がない!
おそらくこれは意図的に1週間にしているんだと思います。対策は付け焼刃程度にしかならない、と。

しかし参加するには絶対に受かるぞ、俺は本気だ…!ということで、次の日にAmazonで『東大クイズ研のすごいクイズ』という本を買って、毎日読みました。
この本はジャンル別に問題が難易度1~5に分かれているのですが、4以上になるとかなり難問だと感じたので、とりあえず3までをしっかり覚えることに。
あと、ネット上のアタック25の過去問サイトを読んで、数年分はさかのぼった気がする。予選会で同じ問題が出るわけではないのですが、「こういう問題が出るんだな」っていう傾向がわかってよかったです。

そんな感じで予選本番。土曜日の朝9時から、試験会場の浜松町に。
大きめの会議室みたいな場所に机と椅子が並んでいて、3人掛け。人数はだいたい60人くらいでしょうか。私が受けたのはいちばん早い時間帯で、この日は4回まわしだったようです。
机には最初から番組ロゴ入りのボールペンが。4色あって、私は白でした。これはお土産として持ち帰れます。
まずプロフィールシートのようなものが配られるので、せっせと記入。職業や過去のクイズ歴、得意ジャンル、自己PRみたいなものを細かく書かされます。
その後ペーパーテスト。
30問を8分で回答します。問題は口外しないようにと言われたので詳しくは書けませんが、一般問題15問、時事問題15問という割合でした。
実際の番組より難しめにつくられており、確かに「うわっ、これは全然わからない」というものもあったのですが、それでも7割は解けた感触がありました。終了後に答えを確認したところ、あてずっぽうのものも2問ほど正解していた。問題自体を思い出せないものもあるので正確な数はわかりませんが、体感では23問くらいいけたかな、という印象です。あとベトナムの世界遺産に関する問題があって、ベトナム大好きマンとしては嬉しかった。

なので採点が終わって合格者が呼ばれるときは、とくに緊張せず。「ああ、自己採点合ってたな」くらいの気持ちでした。ここで通過した人のみ残って、それ以外の人は退室。この回残っていたのは14人だったので、合格ラインは上位4分の1程度でしょうか。
プロデューサーらしき男性2人(本番当日もいらっしゃいました)による面接に移ります。席を移動して7人ずつ2列になり、列ごとに面接して終わったら退室という流れだったので、後列だった私は全員の面接を見ることができました。

男性7割、女性3割くらいだったかな? 年齢は、いちばん若いのが学生さん(東大!)で、上は50代くらいだったと思います。クイズ同好会に属していて、知り合いがすでに出演していますという人もいれば、「なんとなく応募したらここまで残っちゃった」という人もいて、さまざま。
私はもちろん「父親も母親も両方アタック25出演者」という話をしました。「この番組も長いんで、お子さんが応募するケースが最近あるんですよね。でも両親ともには珍しい」という感じの反応。タイムショックの出場歴のこともプロフィールシートに書いていたけど、それについては特に聞かれなかった。
予選通過のハガキがきたのは3週間後。
それなりにちゃんと受け答えできたので、面接も通過するだろうなと思ってはいたけど、日数がたつほどに不安になってきて、夫に「まだハガキこない…ダメだったのかも…」と暗い顔して呟いていたのは秘密です。