2011年7月24日日曜日

R.I.P.エイミー・ワインハウス

昨日は国際的に大きなニュースが、次から次へ入ってくる日でした。
ノルウェーのテロ(怖すぎる。と同時に不謹慎ながら気になる。はやく全貌が明らかになってほしい)も
中国の鉄道事故も、犠牲者の方のご冥福を祈りたいと思いますが
やはりショックだったのは、エイミー・ワインハウス死亡のニュース。
夜中の1時半くらい、Twitterでいきなりニュースが流れて
でもその時点ではBBCやGuardianといった主要メディアでは取り扱ってないところも多かったから
え、ほんと? ほんと?? って感じであわあわしました。
といいつつでも、多分本当だろうなあとも・・・
ここ最近の彼女の体調不良(もちろんドラッグが原因の)は今まで以上だったし。
でも、ちょうど数日前に妹分のディオーニ・ブロムフィールドのライブに飛び入りした
というニュースもあったから、表舞台に戻ってくる気はあるんだなと期待していた。

ジム・モリソン、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ブライアン・ジョーンズ、カート・コバーンと
早世したロックスターたちは27歳が多いことから、巷では「27歳クラブ」なんて言い方もするそう。
エイミーもまたそのひとりになってしまって、未来の人たちはきっと、エイミーをそこに並べて
「昔、すげー歌姫がいたんだって」なんて語るんだろうけど
リアルタイムで彼女の活躍を見ていた身としては、そんな形で伝説になるんじゃなくて
末永く活躍して、才能を存分に発揮して伝説になってほしかったと思うわけです。
だって、ドラッグで早死になんて、全然楽しいことじゃないもんやっぱり。
音楽ファンはみんなそう思ってるはずだよ。
一番好きな曲。
Tears Dry On Their Own・・・その言葉を信じたい。

一方、問題から立ち直って、音楽の糧にできる人たちもいる。
去年摂食障害etc.でツアーをリタイアし、休養に入っていたデミ・ロヴァートが堂々のカムバック!
「Skyscraper」
 
クソ名曲すぎて、一回聴いただけで涙が・・・
メインソングライターはトビー・ギャッド。
ファーギー「Big Girls Don't Cry」やビヨンセ「If I Were A Boy」など、ドラマチックなバラードに定評のある人です。
この曲も静かなイントロから徐々に盛り上がり、サビで爆発するソウルフルな展開。
デミ・ロヴァートはディズニー・スターとしては珍しいほど歌唱力・表現力のある子で
軽いポップ・ロックより、断然本人の魅力が出た仕上がりになっています。

Skies are crying
I am watching
Catching teardrops in my hands
Only silence as it's ending, like we never had a chance
Do you have to, make me feel like there is nothing left of me?

You can take everything I have
You can break everything I am
Like I'm made of glass
Like I'm made of paper
Go on and try to tear me down
I will be rising from the ground
Like a skyscraper!
Like a skyscraper!

「Like a skyscraper!」ってビックリマークがついてるところがいいよね。
カムバックに際して、本人は「摂食障害が完全に治ることはないけど、一生付き合っていく」と語っています。
休養は不本意なことだったと思うけど、結果的に今まで以上に注目されて
変な形の復帰ではなく、音楽でちゃんと勝負して認められたことは、結果的によかったよね。
サード・アルバムが非常に楽しみですが、発売までみなさん
デミ・ロヴァートのファッション特集「THIS IS ME DEMI」 をご覧になって待ってね!