2011年6月13日月曜日

5 ain't nothing but a number

AKB総選挙楽しかった。普通に楽しんでしまった。
上位になればなるほどスピーチも聴きごたえがあったわ。
以下、特に「聞かせる」ものを抜粋。

松井玲奈
「SKE48に入る前までは、こんなにたくさんの人に自分のことを知ってもらえたり、
こんなにたくさんの人に会えることはないと思っていたので、
このステージに立たせていただけているということで、今の自分を好きになりました」

高橋みなみ
「ラッキーセブン~~! いえい!本当に私高橋みなみに投票してくださった皆さん、ありがとうございます。
なんだかまた一歩私は踏み出せそうな気がしています。(中略)
「努力は必ず報われる!」と私高橋みなみは、その人生をもって証明します」

渡辺麻友
「いつもたくさん応援してくださっている声援は、ちゃんと私の耳に届き、そして心に響いています。(中略)
でもこういう順位はただの数字なので、私は数字に左右されません。自分の決めた道を歩んで行きます。
私は皆さんのことを信じるので、皆さんも私のことを信じてください」

柏木由紀
「周りのメンバーが頑張っている姿を見て、AKBに居る限り、向上心は持ち続けないといけないんだなと学びました。
去年は8位で、個人的にはとてもうれしくて。でもテレビや雑誌に出るときに7人で切られることも多くて。
どう頑張ったら認めてもらえるんだろうと考えてやってきました」

大島優子
「第三者は、いろんなことを言います。この票数・・・一人何枚も買って本当に総選挙と言えるのか。
選挙は一人一票じゃないか・・・いろんなこと、AKBの周りは言います。
ですが、私たちにとって、票数というのは皆さんの愛です」

前田敦子
「こんなに支えてくださっている皆さんがいるのに、どこかで孤独と戦いながら・・・過ごしてきた部分もありました。
(中略)もちろん私のことが嫌いな方もいると思います。
一つだけお願いがあります。私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」

松井玲奈、柏木由紀、前田敦子は「ストーリー型」。自分の言葉で物語を語ることが、共感を呼びこむ。
高橋みなみ、渡辺麻友、大島優子は「スローガン型」。印象的なつよい言葉で人を惹きつける。
特にまゆゆが良かった。悟ったような笑顔で、ユーモアすらまじえながら。
前田も凄かった。あんなに感情を露わにしているのは珍しいのでは。
彼女の、圧倒的な自意識のなさを目の当たりにするにつけ、やはり真のアイドルは「選ばれる」ものなのだと思う。