2011年6月8日水曜日

強き者よ

流行に乗りそびれた感はありますが、AKB48の総選挙。
当日朝の更新になってしまって、選挙予想的にはこの日記はあまり意味ないです。

去年の私のAKB観はこんな感じでした。

そろそろ私もAKB48に触れなければいけないかと思う。
先に言っておくと、曲はほとんど知りません。
イチオシメンバーは板野友美(トモカワイイ!)で、次がこじはること小嶋陽菜かな。
あと芸の伸びしろがありそうで期待してるのは小野恵令奈。
もうすぐ総選挙がありますが、やっぱり1位はぶっちぎりあっちゃんだろうな。
あっちゃん人気を見ていると、モー娘。全盛期のなっちを思い出す。
白い肌に重めの黒髪ボブ、昭和っぽい純朴系ルックス。
日本人の男が好きなタイプの最大公約数は、やはりこういう顔なのだろう。
こじはるは飯田圭織のポジションだよね。一番整ってるけど、お人形系で現実感がない。
ちなみにともちんは昔の沢尻エリカを思い出す。男子より女子が好きなタイプの小悪魔系ギャル。
そういう文脈から言うと、人気が今ひとつわからんのが大島優子だ。

このときは、単純にビジュアルで選んでたんだけど、今いちばん好きなのは、渡辺麻友と松井珠理奈。
それは、ビジュアル云々ではなく、私の好きな強さの持ち主だから。

まゆゆは、前は全然好きじゃなくて、「ブリブリしてて気持ち悪い」とさえ思っていたんだけど
本人のブログや振りきれた言動を見てるうちに、すっかり愛してしまった。
ラミレス似っていうのはよく言われてるけど、実はそんな正統派美少女ではないじゃないですか。
もちろん可愛いけど、髪型や角度が限定的で、額を出すと可愛くなかったり。しかも根がキモオタ。
本人もそれをわかってて、開き直って、笑い飛ばしながら(でもガチで)アイドルをやれる強さ。
大袈裟だけど、絶望を知ってる子なんだろうなというか、誰にも侵食できない部分があるんだろうなと思わされる。
鉛の心臓を持つ乙女型ロボット。

一方、珠理奈は、動いてるところを見ると、そのスター性を認めざるを得ない。
アイドルどころか、大統領になれるタイプだと思った。持って生まれたエンジンが違うなって。
なのに、鬼の努力家でもある。もはや嫉妬とかのレベルではない。
だから私は“アイドル界の浅田真央”と勝手に呼んでるんだけど
年齢だったり大人の事情だったり、「本人にはどうしようもないこと」で挫折するところが、あえて見たいなと思う。
真央がトリノオリンピックに出られなかった、みたいな感じで。
そこでまた這い上がるときに、更なる高みに行ける女の子だと思うので。

あと特にファンではないけど、前田敦子と大島優子の強さも別格。
あれだけ前に出ていても、誰も彼女の本質を語りきれないのが、あっちゃんの凄さだと思う。
わからないから、もっともっと見てしまう。
魅力というより、畏れに近い。腹の中に真空を持っている空気人形。
逆に大島は、ヤンキー的なまぶしい生命力がいいんだと思う。
歌も演技もダンスも写真も、どの仕事も全部高いレベルで仕上げてくるのは
才能やセンスという以上に、気力とか意志に依る部分が大きいはず。
私の中では、「運動部のイケてる3年生」のイメージ。
背が低いのにバスケ部のエースで、不良の彼氏(高校生)がいて、ものすごくコワいけど、ものすごく可愛い。