地中海クルーズ日記、やっと折り返しの6日目まで来ました。長い……!
これからクルーズ船はギリシャの島々を回っていきます。
ギリシャの島一発目は、コルフ(ケルキラ)です。イオニア海に浮かぶ島で、ヨーロッパ風のエレガントなリゾート地。現地ツアーは、オーストリア皇后エリザベート(シシィ!)が建てたアヒリオン宮殿と、旧市街を回るというプランです。
ちなみに前日のモンテネグロと、ここで1時間の時差が生じるため、夜のうちに時計を1時間早めておく必要がありました。
朝食は、いつものビュッフェではなく、5階にある「インターナショナルカフェ」に来てみました。ここはなんと24時間営業! パン、ケーキ、簡単なデリなどが置いてあり、食べ物は無料。ただしコーヒーなどの飲み物は別途お金がかかります。マフィンとフルーツ、ホットコーヒー(2ユーロ)をいただきました。
クルーズ中は毎日6時くらいに目が覚めていました。普段は9時まで寝ているというのに……! というのも夜はネットが使えないし、また観光で疲れてもいるため、22~23時くらいにすやっと眠れてしまうのです。とても健康的なサイクルだったと思います。
中庭にどーんと立っているアキレス像。当時の家具などが保存されています。
お庭もきれいで、緑のすき間から海を見下ろすことができました。
お次は「カノエ展望台」へ。
こんな景色が一望できます。中央に写っているのはベラヘルナ修道院。道でつながる前は小島だったのかしら?またこの展望台の魅力は、すぐ近くにあるコルフ国際空港に離発着する飛行機を、大迫力で見られること!
空の向こう側に現れた飛行機が、鋭い角度でこちらに向かってくる様に興奮でした。
そして旧市街へ。
暑いから、冷たいガスパチョがごくごくイケます。スープなのに白ワインも進んでしまう。
ナスの冷製だったかな? 違うかも。ハウスワインの白のデキャンタを頼んでいたのですが、あっという間にあいてしまい、2本目も頼む。
こんな感じで、洗練された高級リゾートといった雰囲気の建物が並びます。買い物ができるお店も多く、バラマキ用の石けんやスパイスのセット、ワインなどのお土産をまとめて買えました。このあとのクレタ島、ミコノス島にもお土産屋さんはたくさんあったけど、規模やお店の感じ的にコルフがいちばん買い物しやすかった印象です。
ランチは自由行動だったので、大きな公園に面した老舗のレストラン・Aegliへ。公式サイトによると、50年以上営業しているのだとか。
店内にも席があったけど、路地の席へ。ちょうど陰になる場所なので、外と言っても過ごしやすかったです。
昨日のランチはバーベキューだったし、旅行中、THE地中海料理を食べる初めての機会!
テンション上がって名物料理をたくさんオーダーしたら、どれも本当においしかった!!
立派なタコ! デカくてやわらかい!ナスの冷製だったかな? 違うかも。ハウスワインの白のデキャンタを頼んでいたのですが、あっという間にあいてしまい、2本目も頼む。
ギリシャ料理は野菜豊富で魚介も新鮮で本当においしいです。正統派のメニューが食べられて大満足! 量もたっぷりでした。
船に戻るとき、毎回荷物検査があります。アルコール類は預けて下船前に返してもらうシステムなのですが、なぜかこの日はお土産予定のワインについて何も言われず、そのまま部屋まで持って帰ることができました。おかげでお土産にならず、我々の腹の中におさまることになってしまったが……
さて、この日は2度目のフォーマルナイト。今度はひざ丈の濃紺のドレスにしました。
Philip Limのもの……と書くと高そうだけど、海外通販のセールだったので2万円弱くらい。足元は同じくGUのサンダル。ネックレス、イヤリング、ブレスレットは、最初のフォーマルナイトで母親がつけていたもの。女家族で行くと、交換できたりするのが便利ですね。
フォーマルデーということで、特別にロブスターがあり、多くのお客さんが頼んでいました。殻もむいてくれます。やわらかくて美味でした。
ちょっと変則的なオーダーで、さらにお肉料理の中から、ハンバーガーを! レストランのハンバーガーという感じでおいしかったです。ドレス姿でバーガーにかぶりつくの、アカデミー賞後のセレブみたいでちょっと憧れでもあった。
残念ながらこの日は夫がお疲れモードで、あまり夜遊びできなかったのだけど、長丁場のクルーズ旅行なのでそんな日もあるでしょう。疲れてもすぐに部屋に戻って寝られるのがクルーズのいいところでもあります。
明日はクレタ島のハニアに寄港します。