いよいよクルーズの旅も大詰め。最終日の前日であるこの日は、ミコノス島へ上陸します。
真っ白な建物で知られるミコノス島。サントリーニ島と並ぶ、ギリシャの観光地のメッカです。物価が安いギリシャの中では、レストランもお土産ショップも比較的高め。でもそれも納得と思えるほど、仕上がったさすがの観光地でした。
クルーズターミナルから市街地までは水上バスで移動します。行きはツアーで一緒に行き、帰りは個人で。片道2ユーロでした。水上バスに乗っていると、上のような風景が見えてきてさっそく心躍ります。
海がきれい! 青と白のコントラストが目にまぶしいほど。この日のファッションは、日本にいるときから絶対これで!と決めておりました。青のサンダルはヌキテパで、これも見知らぬ乗客にほめられて嬉しかったです。夫の半パンは水着と兼用。足元は部屋履きにもしていたビルケンシュトック。中心部は小さな通りにお店がぎっちりと並んでいます。ブーゲンビリアがいたるところで咲き乱れていました。白壁を塗り直しているお兄さんたち。手前にロバとペリカンのぬいぐるみが見えます。ロバはサントリーニが有名ですが、ミコノスでも乗れるみたい。ペリカンはミコノス島の人気者で、そこらへんをうろついています。写真を撮れなかったけど、私も偶然見かけてラッキーな気持ちに!サンダルショップ。ギリシャの革グッズ、なかでもサンダルは有名です。アテネでも同じようなものがあって、そっちの方が安かったです。黒と白の猫ちゃん。ミコノス名物の5つ並んだ風車へと続く坂。けっこうキツいです。印象的な教会。建物にあまりギリシャ正教会っぽさがないですよね。
両親と別行動していましたが、待ち合わせまで少し時間があいたので、先に乾杯することに。Niko's Tavernaというお店です。11時過ぎだったのでまだ混んでいませんが、夜は人気店だそう。
ギリシャのアルファビールが冷えていてウマい!シーフードのトマト煮込み的なやつ。ここはグランドメニューのほかに「本日の魚料理」などがそろっていて、選ぶのも楽しかった。値段も良心的です。ここにもタコさん。やはりギリシャのシンボル的な存在なのですかね~そして両親と落ち合って、昼食はリトルヴェニスというビーチに面したレストランへ。
Vegeraというお店で、中から外はこんな風に見えます。いちばんの中心地ということで混んでいるお店でしたが待たずに入ることができました! ここも料理が本当においしくて……。カラマリフリットはもちろん外せません。
ムール貝も!シメはエビのパスタ。惜しげもない大きなエビ♡そして料理に負けず劣らずおいしかったのがこの白ワイン。アルファエステイトというワイナリーの「マラグジア シングル・ヴィンヤード」。マラグジアはギリシャを代表する白ワイン種とのこと。地中海の白!という感じで、さわやかな辛口でどんな料理にも合って本当においしかった。食後はまた少しぶらぶらと。両替所すらかわいい。水上バスで戻っていると、エメラルドプリンセスが見えてきました。もう明日の今頃にはとっくに下船しているかと思うとさみしい。船に戻ったら、下船に備えて荷物の整理を。また精算に間違いがないか確認し、問題があればカウンターに問い合わせたりする必要があります。
クルーズ中に使った金額については、紙に印刷されたもの、プリンセスクルーズのアプリ、どちらでも確認できます。こちらはアプリの画面。船内Wi-Fiは、このアプリに限っては無料で使うことができます。ちなみに「ギフトクレジット -50.00」はJTBのツアーに含まれていた「1部屋につき100ドル分の船内チャージ」のことですね。父親がサレルノでリモンチェッロを購入し、船に預けていたのですが、部屋に届けられていないということでカウンターに行きました。添乗員さんが手伝ってくれて助かったようです。結局夜ギリギリに届けられたそう。大勢の乗客がいるだけに、ミスも当然起こるので、自分でも確認して聞くことが大切ですね。
最後のディナーは、夫婦だけで、お気に入りの「Crown Grill」をリピート。
前菜は小さな貝柱のグラタン、ケイジャンザリガニのクリーム。メイン。夫のニューヨークシティストリップ(340g)。塩3種類と一緒に供されるのがクラウングリルの特徴です。私は仔牛のチョップにしたんだったかな。サイドディッシュやポテトもあるので、テーブルは大渋滞。この野菜やポテトがシンプルなのにまたおいしいんですよね~。食べられなかったぶんは包んでもらいましたが、結局部屋でも全部は食べられなかったのが残念。給仕してくれた金髪のウェイトレスさんは、ウクライナ出身だそうです。船内のスタッフ、私が見聞きした限りだと、ウクライナとフィリピン出身が多かった印象でした。船から眺める夕陽もこれで見納め。明日はいよいよクルーズ最終日、アテネです。