2013年12月31日火曜日

I'm a so optimistic-gambler!

時刻はすでに1月1日だけど、日記は大晦日としてカウントします。
紅白見終わってジャニーズカウントダウン見終わって、家族が寝静まったあと、ひとりでパソコンに向かってる、この時間がいつも好き。
思えば15歳くらいから、年末年始はずっとこうだ。

2013年、振り返っても濃い1年でした。
まあ私はいつも「いい年だったなー」って思うタイプなんですけど、2012年は公私ともにガタガタと地殻変動があったりして、それを受けて2013年は、新しい道を歩かなきゃいけないという気持ちで向かった年でした。
2012年の年末の日記は、こういうふうに書いてる。

とりあえず2013年はいろいろチャレンジする年にしたい!
守りに入らずに、アウェイにぶつかっていくことで生まれる何かもあると思うので。


この目標が割と実践できて、充実した1年だったなと思っています。
半分以上を占めているのは新しい恋愛だけど。
どう考えてもチャレンジングだろ!みたいな出会い方&キャラクターだったけど、直感を信じて突き進んで正解でした。ほんとに6月以降はずっと恋愛してた!
3か月くらい経ったら落ち着くかと思ったけど、全然そんなことなくて、今に至るまでひたすらずっと楽しい。
前にも書きましたけど、付き合う相手によって、習慣や考え方って普通に変わるんだなと思った。
付き合う人数と自分の意識って、0人→1人も大きな変化だけど、1人→2人もまた大きいね。
自分の中で当然だと思っていたことがスクラップ&ビルトされて、その変化に振り回されつつも、それが楽しい!
ぶっちゃけ週5ペースで会ってるんですけど、会社帰りにさくっと外食したり、一緒にごはん作って食べたり、朝起きて出社したりするのがすごく自然。
あえて書いてしまいますが、彼氏と結婚したいし、たぶんする(たぶん)。
まあ私、付き合う相手とはすぐ結婚したくなるんですけど。
それ言うと「結婚願望なさそうなのに」って驚かれるんだけど、そうじゃなくて、結婚したいぐらい好きじゃないとまず付き合わないんだよ!
好みの範囲が狭い半面、好きになると超好きになるタイプ。
もし叶わなかったら、そのときはそのときで笑おう。

この恋愛もだし、仕事で打った博打が無事成功したりしたこともあって、私はやはりギャンブラーの傾向があると思った。
しかも自分がプレイヤーのほうが、その力を発揮できる。
確実にちょっと稼げる道よりは、デカい山に挑戦しがち。いいか悪いかはわからないけど、そういうふうにしか生きられないんだと思う。
どうせ賭け金は自分自身なのだから、負けたって何かを失うわけじゃない。
というか、自分との賭けに勝ちたい。やれば意外とできるって証明したい。
勝率3割くらいで充分もとはとれるのだから、どんどん挑戦していきたいなと思っている。
引きの良さには幼少期から定評があるし。
たぶん私は世界でいちばん楽観的なギャンブラー。

仕事面では、まず1月末リリースの大きな案件があるので、それを成功させたい。
ありがたいことに、いいスパイラルができつつあるので、流れを絶やさないように。
文章面では、もっとボケていきたい。
各所で指摘されつつあるように、「自意識」というキーワードの流行が過ぎ去りつつあるなか
もっと言い切ること、恥ずかしくても平気で言っちゃうことが、次は大事なんじゃないかなと思っています。
もちろん自意識過剰なのは性質だし芸だし、それはそれで自分の大事な軸だけど
今後は「あえて言う」ってことでどんどん斬り込んでいきたいし、さらには「あえて言う」というエクスキューズすらなくしていきたい。
私は、こじらせてるけど人のこと妬まないし、ナイーブになるときはあるけど、ネガティブじゃない。
長く生きれば生きるほど、そういう部分って長所だなと主観的にも客観的にも思えるようになってきたので
もっと素直に、かつ自覚的に、出していきたいと思っているよ。

そんな感じで2013年どうもありがとうございました。
2014年もよろしくお願いいたします。一緒に楽しみましょう!

2013年12月14日土曜日

Playlist For Funeral

ただいま戻りました。
3か月近く更新をあけてしまった。こんなのはサイキッシュ創設以来初です。
忙しくてネットに触れず・・・などということは全然なくて、まあ忙しいのは忙しいんだけど、アモイ旅行にいったり、文学フリマに出たり、仕事が立て込んだりしつつ、常にインターネットはやっていました。
もはや年に3~4回しか書き込みないのに、BBSだって毎日クリックしてたよ!
Twitter、フェイスブック、ウェブマガジン、そしてサイキッシュをどう使い分けるかという問題というか
端的に言うとインターフェイス、使いやすさの問題のような気がするなあ。
でも更新辞めるとかは有り得ないので安心してください。
あと本当にヤバいときはTwitterも更新されなくなります。それが目安。

本日は会社同期のお母様のお通夜に行ってきました。
実は最後にお通夜・葬式に出たのは高3のときで、社会人になってからは初。
お香典は同期一同で渡すことにして、私が代表で取りまとめたのですが、当然、お香典を用意したこともありません。
不祝儀袋には薄墨で名前を書くんだっていうこともはじめて知った! 社会人スキルの低さ。
亡くなった連絡があったのは木曜日だったので、なんとか準備する時間があって助かった。
そして喪服を着たら、全然似合わなくて愕然とした。
社会人になるとき親が買い与えてくれたやつをずっと吊るしてて、ちゃんと着たのは今日がはじめてだったんだけど、なんか丈が長い!
もちろん喪服だから丈は長めでいいんだけど、それでも丁度いい長さじゃないというか、単にデパートの催事場でそれっぽいのを買ってきたのね? というのが丸わかりで、これじゃいかん! とハッとしました。
結婚式はさすがにもう慣れたけど、これから葬式も増えていくんだろうなあ。

入退場のときに音楽がかかっていたんですが、結構バラバラな選曲で、おそらく有線だったんだと思いますが、なんか気になってしまった。
お通夜だからそれどころじゃないと言ってしまえばそれまでだけど、時間があるうちに準備できることはしとくべきだなと思った。
というわけで帰宅後さっそく、自分の葬式に流してほしいプレイリストを作ってみたわ。

We Found Love/Rihanna
Wings/宇多田ヒカル
FACES PLACES/globe
A Little More Personal/Lindsay Lohan
High And Dry/Radiohead
Like A Prayer/Madonna
Slow Motion/Third Eye Blind
死んでもいい'98/及川光博
With Or Without You/U2
Young And Beautiful/Lana Del Rey
Lambs/Kyla La Grange
Just Like A Pill/P!nk
Girls Don't Cry/竹井彩夏
JOY/YUKI
Hands Clean/Alanis Morissette
Thank You/Dido
Now It's Gone/Ana Johnsson
Evoke The World/J
Signal Fire/Snow Patrol
DISTANCE/宇多田ヒカル
Ray Of Light/Madonna
Redeemed/Charlotte Martin

とりあえずざっとこんなところです。
一発目から「We Found Love」とか、ほんとに葬式・・・?って感じかもしれませんが
むしろ精神が肉体から離れて空高く浮上していくイメージがこの曲にはあるので、自分としては全然OK。
面白いのは、すごく好きなMichelle BranchやLUNA SEAは何故か選ばなくて
逆にAna Johnssonのマイナーなアルバム曲とかを入れてしまった。
結婚式に使いたい曲、とかだとまた違ったプレイリストになってくるけど、宇多田ヒカルの「DISTANCE」など、結婚式と葬式に共通して使いたい曲もある。
「死んでもいい」は、まあシャレですね。すでに死んでるじゃん!っていう。
私のPCに「葬式用プレイリスト」という名前で保存しているので、近いうちに急死したらCDに焼いて使ってください。
何事もなければ、数年後にまた更新するわ。

2013年9月24日火曜日

行くぞ東京ドォーーーム!!!

9月が終わる前に滑り込み更新。ズルとも言う。
なかなか音沙汰なくて申し訳ないですが、元気でやっております。
この連休は広島に戻って、友だちの結婚披露宴に出席していました。
お庭付きのハウスウェディングで、テントっぽいスペースには海外挙式の写真が飾ってあって、ピンクがドレスコードで、テーブルコーディネートや装飾もいちいち凝っていて、外国みたいだった。
そして引き出物はティファニーのプレート! 雑誌に載ってそうな素敵なお式でした。
しかし私はと言うと、とある構想に脳内が支配されていた。
そんな具体的な予定は一切ないですけど、もしも仮に、いつか私が結婚式をする日が来たら
ウェディングドレスで、LUNA SEA「ROSIER」間奏の「行くぞ○○ー!」&マイクスタンド投げをやってみたい・・・!
おなじみ、Jが英語詞をラップ?して、マイクスタンドを後ろに放り投げる、世界一格好いいあれですね。
「行くぞ○○」には地名や会場名が入り、過去に「行くぞ武道館!」や「行くぞお台場!」などがありますが
結婚式場だったら、どこの名前が一番格好良いか、そればかり考えていました(アホ)。
いろいろ検討した結果、このあたりがベストな気がします。
「行くぞオークラ!」・・・語呂がよい。あ段で終わるとマイクスタンド投げやすそう。
「行くぞマンダリンオリエンタルー!」・・・リッツカールトンやウェスティンといった外資系の中では、叫んだとき最も格好いい。
「行くぞ雅叙園!」・・・ガジョエンという響きが、和風でありながらロックな感じもある。
「行くぞ帝国ホテル!」・・・やはり一度は言ってみたい。
が、さらに重要なことに気づいてしまった。
東京ドームホテルだったら、リアル「行くぞ東京ドォーーーム!!!」ができるじゃないですか・・・!
 
何度見ても格好良すぎる。ていうかJ、結婚してください・・・(振り出しに戻る)。

CD買ったりライブ行ったりもちょこちょこしております。
ていうか2013年、洋楽が豊作ですよね。9月の時点で、年間ベスト級のアルバムがかなり出揃っています。
最近買ったなかでは、The Weekndが期待を裏切らない出来。
去年出た3枚組はちょっと眠くなるところもあったんだけど、新作は予告通りホラー映画っぽい雰囲気があり
ダークなんだけど抒情的でスリリングで、何回も繰り返し聴いてしまう。
今後もリリースラッシュが控えているけど、一番楽しみなのはダイアン・バーチかな。
ライブはリアン・ラ・ハヴァス@ビルボードライブ東京がとてもよかった!
1時間強のコンパクトなステージですが、非常に濃密。
初っ端から、本人ひとり&ギター1本でぐっと聴かせるという構成もニクいし、その後出てきたバンドも一体感が素晴らしい。
はっきり言ってアルバムの数倍、ライブのほうがよかったです。
多重録音の「Don't Wake Me Up」とか、ライブではどうするんだろうと思っていたけど、こういう再現か!と驚かされ嬉しくなったし
アルバムで一番好きな「Lost and Found」のディープ&センシュアルな歌唱には、心を持って行かれた。
いつもいろいろ考えながら聴いてしまう私だけど、音楽で胸のうちが真空になる瞬間がありました。
ビルボードでもやった、Radiohead「Weird Fishes / Arpeggi」のカバー。とてもよかった。
アーティスト写真とか、パッと聴いただけの雰囲気だと、割とアコースティックなイメージがあるんですけど
(実はアルバムもそれが少し不満で。それ以外の面もチラ見させていただけに、もっと聴きたかった)
一度もアコギは使わなかったし、あくまでエレキギター、あくまでバンド編成なのが、すごくいいなって。
こじんまりと完結させることはいくらでもできると思うけど、そこを攻めて、可能性を広げていく感じが。
コリーヌ・ベイリー・レイとかのオーガニック系統かなあと思っていたけど、ファッションも結構モードな感じで、
いちばん近いのは初期アリシア・キーズかなあと思いました。
日本公演が終わったらアルバム制作に取り掛かると言っていたので、セカンドアルバムはもっとライブ感が出るのではないかと期待しています。

お買い物の話では、久々にコスメ熱が高まっています。
幸いにして、ここ数年はブランドコスメをもらうことが多くて、自分であまり買わなかったんですが
今シーズンは具体的に欲しいものが多くて。特にチーク!
この1か月で、BOBBI BROWNのポットルージュ フレッシュメロンと、ADDICTIONのチークポリッシュ Revengeを買ってしまった。
前者は淡く健康的なベージュピンクで、濃いアイメイクにあわせるとバランスが上手く取れそう。
後者はガーリィにぽわわんと色づく赤。両方かわいい!
アイメイクもリップメイクも好きだけど、チークがいちばん好きです。面積が広いから、わかりやすくてテンションがあがる。
あとJO MALONEのバスオイルもGETした! 箱にリボン掛けしてあって、これまたテンションあがりましたわ。
笑えるくらい金がないんだけど、なんか夏に続いて、2013年は思いきり遊び倒したい気分だよ。

2013年8月7日水曜日

春夏物プレイバック


さて、掲載がちょっと遅くなりましたが
今シーズン活躍したファッションアイテムを振り返る恒例企画「春夏物プレイバック」!

2%Tokyoのポニー柄スウェット
袖の部分がジャージっぽい素材になっていて、シルエットがモードっぽくて、可愛いんです!
詰まり気味の首元、短め丈も今年っぽい。
付け襟&シルバーのスカートに合わせることが多かったです。
男ウケ度ゼロ! だがそれがいい! 

OSMOSIS loafのペプラムブラウス
 ビジュー襟、バイカラーと好きな要素だらけのブラウス。
しかも長め丈&切り替えのおかげでお腹周りが目立ちません。
ショーパン&ヒールサンダル&クラッチですっきりシンプルに着るのが好き。

ビアズリーガリャルダガランテのペイズリー柄ショートパンツ
 1万5千円と、プロパーで買うにはちょっとお高めの値段だったのですが
なんとなくふら~っと試着してみたら、腹回りがめちゃくちゃラクで、きちんと感もあって、これは買わなきゃ!と。
「いい大人なんだから、10代の子と同じ洋服着てちゃダメだよな~」と思い知らされました。
黒に近い緑にオレンジなどの色が入ってて、珍しい柄だけど合わせやすいのも気に入っています。

アナトリエのバイカラーワンピース
これも大人っぽい洋服買わなきゃキャンペーンで、上京した母親に買ってもらったもの。
1枚で着てサマになるし、ポケット付きなので、特に仕事で活躍しました。
年中着られそうなデザインなので、秋も使えそう。

相変わらずdholicなどで安小物を大量買いもしているけど、
一方でデザインというか、一癖あるシルエットやワザにこだわり始めるお年頃になってきたかも。
夏のセールでは普段着はほとんど買ってなくて(パーティードレスと部屋着くらい)
代わりに今から着られる新作をいくつか買いました。
秋冬はグランジが気になる・・・といってもストレートに着るのはキャラじゃないので
どうプレッピーやガーリィとMIXさせていくかをテーマにしたい。
革ジャン×リボンブラウス×チェックスカート×厚底ローファーみたいな格好もしたいな。

2013年7月28日日曜日

ロックのディズニーランド

人生初・フジロックに行ってきましたー!
アウトドアが苦手すぎて、フジロックには一生行くことはないだろうと思っていたのですが
今年はサマソニ行かないのと、彼氏が毎年仲間と行ってて、ペンションも確保してあるということで、土曜日のみ参加してきました。
日曜昼が仕事のため、金曜夜に現地入り→土曜の終電で東京着というハードスケジュールでしたが、充分楽しめた。
9月まであんまり休めなさそうなので、夏休みらしいことができてよかったです。

1日だけだし、テント泊でもないし、特に買うものはないかなと思っていたのですが
今年の天気は例年以上にヤバいという話を聞き、木曜日に慌てて買い物へ。
長靴を買うついでに、テンションあがって、WE GOで頭の悪そうな1980円の花柄ショーパンも買ってしまった。
なんか、こんなときしかはけないかなと思って・・・
これプラス、レギンス&レインコートで。
パーカは夜以外いらないかな?と思っていたけど、結局土曜日は雷雨がひどくて、昼間かなり冷え込んだので、持っていて正解だった。
レインコートが安物のビニールだったので余計に。
この組み合わせでほぼ過不足なかったかな。フェスぽいコーデができて満足! まあほとんどレインコート着てたんだけど。
ちなみに行きは移動だけだったので、黒のTシャツワンピ(中にショーパン)、アウトドアっぽい長めソックスという格好。
赤リップでちょっとロックな感じにしてみたよー

以下、印象に残ったアクトの感想です。
●Aimee Mann
お目当てのひとりだったのに、昼までだらだら準備してたら入場が間に合わなかった・・・(アホ)
でも会場に向かう山道から見下ろしながら聴けて、それはそれで乙であった。
やっぱ声が最高に渋いわ。

●FOALS
知らないバンドだったけど、よかった! 
テレッテレーっていうギターの音色、一癖ある踊れるメロディ、ポップな楽器隊。
この前の奥田民生あたりから大雨がひどくて、むしろ雷雨で、生気を奪われまくっていたせいで
グリーン後方で座って見たけど、前のほうはかなり踊っていた。元気だったら踊りたかった・・・
ここでChiaちゃんとも合流できたのでよかった。
今日さっそくCD買って来たんですが、かなりお気に入りでもう5回くらいリピートしている。

●キルスウィッチ・エンゲイジ
食事しながら漏れ聴こえてくるのを聴いてたんだけど、悪魔でも召喚しそうなゴリゴリのメタルコアで
なんべんも 「FUCK!」って叫んでたのに、最後のMCで「I LOVE YOU」って言ってて笑ってしまった。
アメとムチにもほどがある。
メタラーさんたちは楽しそうでいいよね。

●HURTS
この日いちばんのお目当て。
オープニングSEや照明から完璧な世界観。
3年前の初来日公演も見たけど、スケール感や演出がグレードアップしていて、相当楽しかっ た!
なんといってもセオ様の華麗なマイクさばき・・・わかっていたけど、ぐるっとマイクと踊る瞬間、悲鳴のようなため息を漏らしてしまった。
何度見てもクラクラするほど格好いい。エレガントなのにどこかサディスティック・・・エロすぎました!
セカンドの曲は地味かな?と思っていたけど、ライブ映えして盛りあがったし、ファーストの曲ももちろん最高。「Sunday」のライブアレンジがよかった。
移動のため大好きな「Stay」を聴けずにあとにしたのが心残りだけど、単独あったら絶対また行きたいなー!

本当はトリにケンドリック・ラマーを見たかったんだけど、終電に間に合いそうにもないので泣く泣く断念。
ビョークの神秘的な歌声を聞きながら、後ろ髪引かれつつシャトルバス乗り場へ移動し、帰りました。

行ってみてわかったけど、フジは見たいアーティストを見まくるフェスではないですね。
もちろんお目当ての音楽を聴くのも大事だけど、大雨とか山歩きとか、偶発的な要素全体を楽しむイベントなんだなあと思った。
アウトドアだからこそ、知り合いに会えたときの楽しさとかも、より一層だし。
そのなかで、FOALSみたいに、たまたま聴いた音楽に発見があればなおいいね! って感じなんだな。
初っ端から大雨で仮死状態に陥っていたせいで、ちょっと乗り遅れていた感もあったんだけど(雨は雨でいい経験だったけど)
18時頃に雨もあがって、食事とトイレのおかげで身体も温まり、ようやく自分も本番になれた印象。
グリーンを経由してレッドマーキーへ行くとき、グリーンではカール・ハイドが演奏してたんだけど、夕暮れをバックにしたステージと、集まったお客さんを見ながら歩いてたら、急に天啓を受けるように、「なんて楽しいんだ!」とハッとした。
この光景が野外フェスだ! 俺たちは自由だー!!みたいな気持ちが濁流のように溢れてきて
「なんかすっごい楽しい! すっごい楽しい!」と妙に興奮して、ニヤニヤが止まらなかった。
あそこには、そういうファンタジーが存在しているのだな。
まるでロックのディズニーランド。 大人がハマる理由がよくわかったわ。
来年も行きたい!

2013年7月21日日曜日

甲子園的に言えば

また1か月更新をほったらかしていたわけですけど、端的に言えば、書くことがありませんでした。
より具体的に言えば、恋愛が楽しすぎて、ほかに書くことがなかった!
我ながらなんと頭の悪い発言・・・でも事実なので仕方がない。
付き合いたての楽しい時期を経験するの、甲子園的に言えば7年ぶり2回目なので、許してください・・・
でも本当に、前の彼氏は学生時代から6年付き合って、学生のときの感覚がすごく強かったので
「私はもともと仲良い人じゃないと好きにならない。自分の時間が欲しいのでしょっちゅう会えない。趣味を理解してくれる人じゃないと付き合えない」
などと、自分の恋愛観をいろいろ勝手に定義していたのですが、いざ今の彼氏と付き合ってみたら
そういうのはあまり関係ないんだなというか、相手によって全然変わってくるもんだなということを、とても実感しています。
絶対譲れない部分みたいなものはもちろんあるんだけど、それとは別の部分で。
たとえば、今の彼氏は理系で、基本的に小説やマンガを全然読まなくて、私の家の本棚とか一切見ないし
Twitterもやってなくて、私のアカウントを知りたがろうともしない。もちろんサイキッシュのサの字も伝えていません。
でも、そんなこと関係なく話合うし、むしろ居心地いいというかラクで、この1か月とても新鮮な気持ちでいる。
社会人になってしばらくしたくらいから「昔こだわってた趣味とか嗜好とか、あとになって意外と変わるものだから、自分を信じすぎないようにしよう」と思うようになったんだけど、恋愛においてもそれは同じだなって思いました。
27歳になってもまだわからないことが多いし、だからこそ生きていて楽しい。

最近食べて美味しかったもの。
東京に遊びに来た兄がお土産に買ってきてくれた、帝国ホテルのシャリアピンパイ。














かつてロシア(ソ連?)の指揮者・シャリアピンさんが宿泊していたときに考案されたというパイ。
じっくり煮込んだ柔らかな牛フィレ肉と玉葱を包み込んだパイで、あまりにもいい匂い!
ナイフを入れると肉汁の香りが食卓に広がります。コーンスープなどを添えれば、サンデーブランチにぴったり。
兄と二人で「うまいー! セレブー!」と叫びながら食べました。
私は目的もないのに、しょっちゅう気の利いたお遣い物について想いを馳せているのですが
甘いものがNGな場所に、このパイはぴったりだなと思った。常温保存もできます。

The Weekendの新譜が良い感じ。
 
サマソニをキャンセルしてまで制作が続けられている新譜、『Kiss Land』!
先行シングルのタイトルは「Belong To The World」。
 「ジョン・カーペンター、デヴィッド・クローネンバーグ、リドリー・スコットといった監督にインスパイアされている」と聞いたら期待せずにはいられませんね。
さらにbmrのニュースによると、
「俺の中でR&Bなのは、歌のスタイルだけだ。ボーカルでは、R.ケリー、マイケル・ジャクソン、プリンスから影響を受けているけど、プロダクション面やソングライティングなんかは、R&Bからはまったく影響は受けていない」
とのことで、確かに新曲はかなりジャンルレスな印象。
10年代はクロスオーバーなブラック・ミュージシャンが多数出てきて嬉しい半面
ロック勢にそういう意欲が見えづらくてもったいないよね・・・
っていう話をSaicish Music Awardでしようと思ってまだアップできてない。一応、するつもりはあるんですよ!
もう誰も期待してないと思うけど、一応宣言しておきますね。

2013年6月23日日曜日

人生は証明の連続である

彼氏ができました。
大事なことなので二度言います。彼氏ができました!
わーお。自分で書いておきながらびっくりだわ・・・
相手は、例の肉食キャンペーン中に参加した合コンで出会った人。
合コンで出会いとか都市伝説の類だと思っていたのに、まさか自分が体現してしまうとは。
まあ確率の問題だと思うんですけど、生きてるといろんなことが証明できるなと感じております。

今回、出会って2週間後には付き合うということになったので、展開かなり早かった。
そのスピードに最初は警戒してブレーキかけてた部分もあったんだけど、客観的に見たら、大人の恋愛ってこういうもんなのかな? とも。
学生の頃は、学校やバイトで定期的に会って、共通の知り合いがいて、ゆっくり進展して・・・っていうのが普通だったけど
社会人になると、仕事or趣味のサークルとかで出会わない限り、なかなかそうはいかないですよね。
しかしぶっちゃけ、いいなあと思ってやりとりしてる最中ずっと「騙されているのでは?」「この人、怨み屋本舗の人なのかな?」と思っていた。
だって学歴高いし勤め先も立派だし、そのうえ結構イケメンなんだよ!
おいおい、32歳でこの物件が売れ残ってるっておかしいだろ! と猜疑心いっぱいの私は
特定の宗教を信仰していないか、ネトウヨではないか、バツイチではないかを初デートで確認してしまったほどです。
銀アクセとかパワーストーンとかもつけてなくて、普通にオシャレだしさ・・・(一方私はスタッズのついた韓国通販の靴をはいていた)
とはいえ、スペックの高さに比例して変わった部分も多い人なので、だからこそ気に入ってもらえたのかなと。
酒、音楽、麻雀が好きな人なので、その話ができるのもよかったみたい。場末か!

そんなわけで「ほかに女いるのでは」「彼女だと思ってたらセフレ扱いなのでは」などと悩みもしたんですが
よく考えたら別に失うものなどないし、喋ってて楽しいな、嬉しいなっていう気持ちを優先したほうがいいなと。
自分を大事にするのと、自分を守るのは、また違うし。
流れがぐいぐい来てるのをやり過ごすのはもったいない、失敗したとしても、ダイブする自分のほうが好きだなと思ったわけです。
あの有名な言葉を借りるなら、「乗るしかない、このビッグウェーブに」という感じである。
んで、一昨日ふと7年前のmixi日記を読み返してたら、妹が当時合コンで出会った男子と付き合うかどうか悩んでたときの話が出てきて
現在の自分の状況ともろかぶりで笑った。すっかり忘れてたけど、私、このときからわかってたんだな。
以下、一部抜粋します。

次のデートで“告白されるかも”ってのは、妹も感づいてるみたいでね。
元が合コンで知り合った者同士だし、その気がないのにデートだけするのは確かにルール違反だし、妹的には「キープはしときたいが、今すぐ付き合うというのも・・・」という心境。
(中略)

前述のとおり妹も私に似て可愛げのない子なので、「私は○○が好き!嫌うなら勝手に嫌え」というオーラをばんばん放ってる(そりゃモテねえわ・・・)らしいんですが、田中くん(仮名)は、それでも全然気にしないで、むしろますます妹に惚れっぱなしらしいんだわ。
「マリコってサバサバしてて話しやすい」とか「そういうところ面白い」とか。
私はそれを聞いてちょっと感心しました。
いや、田中の本心わかんないし、悪い風に考えれば(何か裏があるとか)キリないんだけど、素直にとれば
「それだけあんたが我を貫いても、ちゃんと付いて来てくれる男なんて普通なかなかいないよ?」
迷ってた妹は、この私の台詞で前向きになったらしい。


いやー、こうやって予想外のことが起きるから、生きてるのって楽しいよな。
去年の夏にはじめた麻雀が、こんなところで役に立つとも思わなかったし、マジで人生どう繋がるかわからんものですよ。
髪の毛サイド刈り上げでも、部屋にLUNA SEAのポスター貼ってても、デートにJのツアーT着てっても
デートに誘われて「その日はミッチーのライブなので無理です!」と断っても
できるときにはできるらしいわ、彼氏。すごいな!!! 

2013年6月11日火曜日

肉食キャンペーン

うおお、また更新の間隔があいてしまった! すみません。
この1か月何をしていたかというと、正直に言います、肉食キャンペーンを張っていました。
具体的に言うと、2週間のあいだに街コン1回、合コン3回という、自分史上最強に肉食な日々を過ごしておりました。
去年の秋に元彼と別れてから、本当に何もない、平穏な日々を過ごしていたのですが
ゴールデンウィークにHrk姉さんと軽井沢にビール工場見学に行ったとき
「すっごい楽しいけど、私たち、このままでは永遠に結婚できない!」とハッとし
帰りの新幹線のなかで、街コン参加の日程を決めたという・・・
思い立ったが吉日!
ちょうど、ほかの友だちと合コン調整しましょうって言ってた話も立て続けにまとまって、結果的にぎゅうぎゅう詰めのスケジュールに。
我ながらアラサーっぽいですね。

しかし、結果的に言えば、短期間で詰め込んだことがよかった。
20歳から6年間付き合った人とパッと別れてしまったので、正直、27歳にしては恋愛偏差値が低すぎるし
恋愛に対しては潔癖・鈍感な部分もあるので、始まる前は戦々恐々だったけど
恋愛市場における自分のポジションを客観的に認識できたし、間隔が短いゆえにフィードバックをすぐ活かせるし、「はい次!」とどんどん進むことができたというか・・・
こういうこと言うからモテないんだと言われましたが。
街コンって、2人1組で参加して、30分ごとに席替えで、合計6セットあるんですよ。つまり1日で12人の異性と会う。
休日の昼間だし、友達と参加するからそれほどハードル高くないし、合理的なシステムだなと思いました。
最初のほうに会った人などは、正直すぐ記憶があいまいになったりもしますが・・・まあ、それも巡り合わせですね。
驚いたのが、連絡先の交換はほぼLINEということ。完全に時代を感じる。
確かに、LINEだと電話番号は知らせなくて済むし、ブロックも簡単だもんね。
そんなに使いこなせているわけではないが、iPhoneに機種変しといてよかったわあと思いました。
街コンの感想としては、すごく良い人がいるわけではないが、悪い人も特にいない、割と普通の勤め人が来ているんだなという印象。
25歳~35歳しばりの会でしたが、公務員、テレビ局の音声さん、SE、電機メーカー、カフェ店員など、かなり幅広かった。
ふだん、なかなか会えない人たちばかりだったので新鮮でした。
合コンも、セッティングしてくれた友達のおかげで、なかなか面白いメンツで。
自覚的に出会いの場に臨むと、いつもと違う器官を使うというか、対人モードになっている自分自身が新鮮。
この数年間、ほんとにゆるいモードで生きていたので、ときにはアウェイに身を置くのが大事だなと思った。
ついでに言うと、真面目な話、短期集中的に女性ホルモンが分泌された気がするわ。
短期留学などと一緒で、終わったら英語喋れなくなる感じだと思うけど。

27歳、若くはない。が、この手の場(特に街コン)では、まだニーズがある。
裏を返せば、ある程度有利に進めようと思えば、この1~2年で決めなければいけないということを、肌感覚で実感した。
一方、同い年~ちょい年上くらいで、ユニークな男も結構残ってる。が、それはそれなりの理由があるし
私もまた(あえて言えば)「売れ残っている」状態で、そこにも理由がある。
そのなかで、互いのニーズが合う相手をみつけなければいけないんだなーと思いました。
出会いを繰り返した結果、「自分にとって本当に大事な条件」も見えてきたんだけど
私の場合、「ちゃんと仕事してること」「頭がいいこと」「話がはずむこと」だなあと思った。

結婚願望は強くないほうだし、出産願望にいたってはもっと低いし、たぶんひとりでも生きていけるけど
でも、世の中の流れというか、妙齢の人たちのあいだでは、こういうことが行われているんだ!というのがわかって、よかったです。
ついでに、「はやく退社しなきゃ!」と思って、出社自体を早めにしたら、思わず仕事がはかどったという。謎のライフハックである。

2013年5月6日月曜日

Pillow Talk

うおおお、気づいたらゴールデンウィークが終わってしまった・・・
本当に4連休もあったの?って感じですが、あったんですよね。
とはいえ、今年は軽井沢にビール工場見学に行ったり、同期の結婚式のパンフレットを作ったり、連載小説の続きを書いたりして、割と有意義に過ごせたような気がします。
最終日の今日は、13時から22時までずっと飲んでた! チェーンスモーキングならぬチェーンドリンキング。やりきった。

さて、以前ご紹介したミュージシャンの竹井彩夏ちゃん。
仲良くさせてもらっているのですが、この新曲がめっちゃ良い感じ!
今までもグランジやヘヴィロックっぽいアプローチの曲はあったけど、この曲はすごく、彼女らしくモノにできてる!って気がしました。
疾走感があって、挑発的でセクシーで、でもポップ。3分弱と、余韻を残さずサクッと終わるのもしびれる。
歌詞がちょっと聴き取りにくいのだけがもったいないかな。
男性目線の「君と寝たいだけだし、別に君を愛してもいない」っていう歌への、女子なりのアンチテーゼがテーマらしいです。
可愛くて自立してて、自分のアティチュードを曲として昇華できる20歳女子がいることに、感謝しますね。

ちなみに、すけっじくんがブログのTOP画像に彩夏ちゃんの写真を使っていますが、実は私が撮ったんですよー!
ちょっとワンダーウーマンぽいというか、アメコミ感があって自分でも気に入っている。
こないだ3人でカラオケ行ったんだけど、「歌がうまい人とカラオケ行くと、得した気分になるんだなあ」って思いました。
これもわたくしめの撮影。被写体がいいと写真撮影が楽しいね。
強い眼力、最高!
借り物の一眼レフで撮ったんだけど、自分のが欲しい。ついでにビデオも撮影したい・・・

あと最近聴いてるのはこのへん。
「BBC Sound Of 2011」に選出され、XLレコーディングと契約した新人ジャイ・ポール。
最近、突如アルバムの音源がネット上に出回ったと思ったら、盗まれたものだってことでニュースになったんだけど
そのリーク音源のレベルが高くて、かえってアルバムへの期待が高まる結果になったという。
この「Jasmine」は去年発表されたものだけど、めっちゃ中毒性があって、どハマりしました。
ジェイムス・ブレイク系だけど、もっとセクシーで原始的というか、うまく言えないんだけど、熱帯ぽさ、緑が生い茂っている感じがある。
リーク音源、取り下げられる前にちょっと聴いたんですが、なんとジェニファー・ペイジ「Crush」のカバーがあってびっくりよ!
私はいっとき日本でもっともジェニファー・ペイジが好きだった女なので、これはますます肩入れせざるをえない。

今年H&Mのキャンペーンに起用されて、一気に名が売れたスカイ・フェレーラ。
結構前から活動してるけど、なかなかアルバム発売にまでいたらず・・・だったんですが
これを機にブレイクなるか?と期待しています。
今、インディー系でもっとも冴えてるプロデューサーのひとり、Blood Orangeが手掛けてるサウンドは
ガーリィで、浮遊感と倦怠感が入り混じってて、“不機嫌フェイス界のプリンセス”であるスカイにぴったりだと思います。

最後にめっちゃどうでもいいんですけど、最近『ラスト・シンデレラ』の三浦春馬がかっこいい!って評判だけど
ほらみろ! ずっと言ってただろ! 春馬はセクシーでイイ男なんだよ!!!
って主張したい気持ちでいっぱいです。ほんとは道端で叫びたいけど、できないからここで叫んでおくわ。

2013年4月14日日曜日

映画ランキング2012

毎度毎度今さらって感じですが、2012年の映画ランキングを記しておきたいと思います。
が、2012年はびっくりするほど映画を見なかった! 本当に見なかった。
たぶん映画という趣味を持った15歳から数えても、もっとも見なかった年なんじゃないだろうか。
理由はよくわからないんだけど、「3時間(上映時間+前後の移動時間)の予定をやりくりする」のがハードル高いなっていう感じでした。忙しさというより、精神的に。
だから結局『裏切りのサーカス』も『ヘルプ』も『桐島』も『ヤング≒アダルト』も『最強のふたり』も見てなくて
ランキングなんて語る資格ねえよ!って自分がいちばん思ってるけど、まあ備忘録的に。

7位『ダークナイト・ライジング』
公開初日に見に行き、「おおおお・・・」って呟きっぱなしだった。
かなり雑な部分もいっぱいあったけど、公開前の期待の煽り方も含めて楽しんだ。
クライマックスのどんでん返しで、この物語の真の構造が判明するというのもニクい。
さらに極論を言えば、ジョゼフ・ゴードン・レヴィットが出ているだけで割と満足してしまう。 大好きJGL。

6位『私が、生きる肌』
なんじゃこりゃー!な怪作。
ゴージャスで耽美で狂っていて生命力がみなぎっていて・・・つまり私の好きなアルモドバル作品。
狂気も極めるとエンタメである。
主演のエレナ・アナヤがとっても美しい。アントニオ・バンデラスも最高!

5位『アルゴ』
アカデミー賞受賞おめでとうございます。
ストーリーに緩急があって、エンタメ的楽しさと誠実さが絶妙にMIXされていて、演出もムダがなくて、とにかく巧い。
監督兼主役なのに、だからこそ? 一歩引いたようなベンアフの演技もよかったです。
これが実話だっていうんだから、世の中って本当に面白いよな。

4位『アベンジャーズ』
何をおいても「日本よ、これが映画だ」っていう宣伝コピーに尽きますね。
そして見終わったら、おっしゃるとおりです! アメリカ万歳! という気分になりました。楽しかった。
関連作はアイアンマン以外は未見だったけど、当然のようにまったく問題ないし。
敵の造形が気持ち悪くてよかった。
ああ、スカーレット・ヨハンソンasブラック・ウィドウになりたい。んで、ジェレミー・レナーasホークアイと付かず離れずの関係で共闘したい・・・

3位『ドライヴ』
血みどろ犯罪アクション、なのにロサンゼルスの白昼夢のような、不思議な手触りの映画。
これは最強のボンクライケメン、ライアン・ゴズリングあってこそだなと思いました。
ヒロインのキャリー・マリガンは、後ろから首筋が見える角度で撮られてるシーンが2回あって、妙に印象的だった。
名作かと言われたらそうでもないけど、なんだか胸に残り続けている。

2位『007 スカイフォール』
これも公開日に見に行った。
見終わった直後は「面白かったけど、『カジノロワイヤル』のほうがよかったかな?」と思ってたけど
見た人の感想や分析を見たり、Q(大好き!!!)のコスプレ考えたりするうちに、思い入れの深い一本に。
アデルの主題歌も何度も繰り返し聴いています。
イスタンブール、上海、マカオと、舞台が行ったことのある都市ばかりだったのも嬉しかった。
見終わったあと、何故か某漫画家さんと合流して、初対面なのにボンドとQの魅力を語りまくったのも楽しい思い出。

1位『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
自分でも意外なことに、1位はこれです。
トムちんお得意のド派手なアクションは当然いいのだけど、チームもの要素やわくわくするガジェット、
もうひとりの主人公とも言えるジェレミー・レナーのストーリーなど、バランスがすごくよくてワクワクしぱなし。
最後に前作の伏線?を回収するのも、余韻が残ってよかったなあ。
ああいうことをさらっとしちゃえるから、トムちんはやっぱり格好いいんだよ。
そしてレア・セドゥ演じる、「報酬はダイヤモンド」の女殺し屋サビーヌ・モローは、間違いなく去年のベスト悪役!

実は劇場で見たのがこの7作だけだった。恐ろしい数字。
でもこの7本は全部面白かった。一応順位はつけたけど、3位以下はほぼ同率かな。
そんな2012年でしたが、2013年は取り戻すように劇場に足を運んでいます。
先週見た『クラウドアトラス』が宇宙的に傑作だった!!!
まわりで見た人の評判がよくて、「6つの話が同時進行する」っていう知識しか持たずに見に行ったわけですが
やばいやばい、これ傑作じゃんって思いながら見ていた。見終わって、遥かな旅を2時間半で体験したような、不思議な浮遊感を得た。
とても壮大な話だけど、6つの話それぞれはシンプルだし、 シャッフルの構成が上手くて疲れない。
割とシリアスなパートのあとに、コメディ色の強いパートがきたりして。
特に1936年のイギリスのパート、1973年のアメリカのパートが好きだったかな。
しかも、各パートの主人公を演じる役者がほかのパートにも出演しているんだけど
男が女を演じていたり、特殊メイクもすごくて、ほとんど気付けなかった!
エンドロールで答え合わせがあるので、驚くこと間違いなしです。
映画全体から伝わるメッセージも美しくて・・・
2144年のネオソウルで、ペ・ドゥナ演じる革命家ソンミが、処刑前に言ったセリフ
「誰かはもう信じ始めている」(だったと思う)がすごく心に残っています。
興味ある方がいたら、ぜひぜひ見に行ってもらいたいです!

2013年3月31日日曜日

春来たりて

春分が過ぎて、いよいよ春が来て嬉しいねえ。
ずっと季節は秋が好きだと思っていたけど、春特有の強くて生ぬるい風がものすごく好きです。
夜中にびゅうびゅう風が吹いているのが聴こえてくると、春が音を立てて押し寄せてくる感じがして、たまんないわ。
数年前、夜中に仕事が終わって、会社の近所で飲んでた先輩に合流しようと夜更けのオフィス街を歩いていたら
前方から強風が吹いて、ものすごい勢いで工事現場のコーンが飛んでくるということがあった。
びっくりして横にジャンプして避けたけど、あと少し遅かったら激突していたと思う。
あのときの私、我ながらマリオみたいだったわ。

といいつつ今日はドン引きするくらい寒くて、一日中引きこもっていました。
3月は仕事がひと段落して余裕があったんですが、4月末の文学フリマに向けて、また毎日原稿を書きまくってるという。
もう、仕事でも文章を扱ってるのに、どんだけ書くんだよ!って感じですよ。
でも全然足りないし、もっと書いてる人はいっぱいいるんだよなあ。
小説、雑誌記事と、趣向が違うものを同時並行で進めているので、大変だけど気分転換にはなる。
さらに、それを縫うように3週末連続でJのライブがあるという。書くか酒飲むか、JJ叫ぶかしかしてないですわ毎日。
しかしいろいろやっていると、Adobeのイラレ欲しいなあ、インデザイン欲しいなあ、となってくるのが人の性。
イラレは使いこなせないにしても、インデザインくらいは持っていてもいいかなと思うんだけど
その前に一眼レフも欲しいし、ああもうキリがない!って話です。
さらにその前にやることあるでしょ・・・ってことで、ついに機種変した。iPhone!
着てるTシャツは、JのツアーT(2011年)だよ!

ようやくインスタグラムとやらも使えるようになったわ。人より2~3年遅い・・・
機種変が億劫だったのって、興味がないというのもあるし、ケータイショップで待つのが嫌なんだよね。
今回も2時間くらいかかって「はやく帰りたい!」って思ったけど、やはりiPhoneは便利ですね。
普段なら私、スマホでもあえてアンドロイドとかを選ぶタイプだけど、一度王道に乗っかるのも大事かなと。
なんか最近、そういう素直な心持ちになってきた。
まだ全然使い慣れてないけど、よく使うアプリはインスタとEvernote、似顔絵作成ソフトの「Like Me!」
それにBB2C(これ、2ちゃんねるがめっちゃ見やすい)ってところですかね。

最近のヘビロテ曲。
Lay Down In Swimming Pools/Mutya Keisha Siobhan
 
ケンドリック・ラマーの「Swimming Pools(Drank)」のカバーというかリミックスというか
歌うはSugababesの初期メンバーである3人!
そう、私の大大大好きなシボーン・ドナーフがメンバーです。
ひとりずつソロパートがあるんだけど、最後を飾るのがシボーン。
相変わらず、風をいっぱいはらんだシルクの布のような、うっとりするような美しさです。
結構前からレコーディングしてるっぽいんだけど、まだアルバム出ないのかな。
ちなみにこの曲を含め、気鋭のプロデューサー、Blood Orangeが手掛けているようです。楽しみ!

2013年3月17日日曜日

かごんま!

先週の土日、マッチーさんと一緒に鹿児島へ旅行にいきました!
旅の最大のテーマは、佳奈さんと息子くんに会うこと。
ベイベ仲間の佳奈さんはずっと福岡に住んでいたのですが、結婚と旦那さんの仕事のタイミングで、ちょっと前に地元の鹿児島に帰ったのです。そして出産。
結婚式以来会えてなかったし、子どもが小さいうちはなかなか出掛けられないので
今回マッチーさんと一緒に会いに行ったというわけです。

佳奈さんの息子くん。ちょうど1歳。めちゃくちゃ可愛くてびっくりした!
 
写真撮りまくってしまった。
ずっと赤子に興味なかったのに、最近子どもが可愛いと思うようになったんだよね・・・
たぶんこれが老いるということなのだと思う。自分が若くないことを実感したから、若いものが尊く思えるようになったんだと理解しているわ。

1日目の夜に行った居酒屋「銀の虎」
鹿児島出身の知人にオススメしてもらったんだけど、すごく美味しかった!
鶏の炙り刺しも美味かった。九州は食べ物が美味しくて大好き。
佳奈さん&マッチーさんはお酒飲まなかったけど、ごはんものも充実しているので楽しめるお店だと思います。

2日目の朝はフェリーに乗って桜島観光しました。
市内から15分くらいで着いちゃいます。
朝の光を浴びる桜島がとても神々しかった。
びっくりしたのが、桜島フェリーは24時間運航だということ。夜中とか誰が乗ってるの!?
全然関係ないかもしれないけど、なんか南っぽい風習だな~と思ったり。

フェリーターミナルから出ている、1時間の周遊バスで観光したんだけど、何気にかなり楽しかった。
バスは500円で、運転手さんがいろいろアナウンスしてくれるし、観光スポットでは写真タイムなどもある。
ちょっと高いところに行くと、錦江湾が一望できて綺麗だったー!
マッチーさんが撮ってくれたこの写真、なんかお気に入り。

そして運転手さんが実はかなり好みだった。30代前半くらいの、細面のメガネ男子。
私とマッチーはミッチー繋がりなわけで、 当然男の趣味も似ているわけで
「運転手さん、実は好みなんだけど・・・」「やっぱり!? 私も!」と盛り上がったよ。

午後は城山を散策して西郷どんの像と写真を撮ったり、これまた市内観光バスに乗ったり。
もう一度佳奈さんと合流して「FUKU+RE」というカフェでお茶。
鹿児島伝統のお菓子「ふくれ菓子」を現代的にアレンジしたお菓子のお店。
甘さ控えめの上品なお菓子で、見た目も楽しく、お土産やお遣い物にもよさそう。
このビルは1階もオシャレな古書店&カフェでした。そこで見かけたキュートな西郷どんマトリョーシカ!
ビルがある名山町というエリアは、古い長屋を改築した飲み屋街で、夜も雰囲気いいみたい。今度行きたいなー!

1泊2日の短い旅でしたが、お楽しみが凝縮されていてとても充実していた。
行き先に友達がいると、やっぱりいいなあ。
私は「東シナ海~南シナ海」の歴史と文化が好きすぎるので、九州をもっと旅行したい。
長崎&熊本も去年仕事で行ったんだけど、全然観光できてないので、近いうちに行きたいのよね。

2013年2月27日水曜日

Hello 27

TOP画像を更新しました。今回のガールはモナ・ヨハネソン!
『スパモ礼賛』の1回目で紹介した、スウェーデン出身のスーパーモデル。
当時はティーンだったけど、久しぶりに見たら、いい感じに大人になっていた。
春らしい写真に、リボンのフォントで可愛らしくしてみました。
ドイツのファッション誌『EURO WOMAN』に載ったものみたいなんだけど、この特集、スタイリングが全部可愛いの!
どれも素敵だけど、2、3、9、11、12枚目が特に好きかな。
スタイリストはGertrud Maria Bønnelykke。この名前でぐぐって出てくるファッション写真、全部好き!
しばらくモードや洋雑誌から離れていたんだけど、最近また気になって、よくチェックしています。
最新のミラノコレクションでは、ドルガバとアルベルタ・フェレッティが可愛かった。
NYはミリー、マルケッサ、レベッカ・ミンコフなど。これから始まる本丸のパリコレも楽しみ。
こんな気分になってるのは完璧に、オシャレでモードなロックスター・Jの影響ですわ(しつこい)。
最近は洋服買うとき、常に「Jっぽい/ぽくない」しか考えていない。
こないだもふらっと見つけたTシャツ、見た瞬間「これは!!」ってなって即買いしてしまったしね・・・
ファッションダイアリィも更新中ですよ。

さて、昨日26日に27歳になりました。
といっても、人に年を説明するとき「85年生まれの学年で」って表現することが多いので、
年明けたあたりから「あれ、私いくつだっけ? 27?」って感じだったんだけど。
早生まれのいいところはたぶん、加齢のイメージトレーニングができることだな。
あと27歳って、自分、結構若いなと思った。
いや客観的には全然若くはないんですけど・・・親に結婚とか口うるさく言われる歳ですけど
なんか、美味しいお年頃だなって思った。若すぎず、技術や経験が少しずつ身に着き始めて、自由。
同時に、今まで「この中で一番若い」っていうポジションになることが多かったけど、
私より若くて、可能性に満ちた年下の子が慕ってくれることが増えた。
それってすごく嬉しいことだなーって思っていて、伝授できること、協力できることは、惜しみなく出していきたい。
思い返すと、ネットに出会った14歳から、年上の兄さま姉さま方には本当に良くしてもらいました。
いまだにふと思い出す言葉や親切もたくさんあって、もう会えない人もたくさんいるけど、それを次の世代に渡していくことが恩返しだと思っている。
あと、また不遜な言い方になるけど、慕ってくれる子たちを見ると、ご褒美をもらった気分になるというか
がむしゃらにやってきて正解かどうかわかんなかったけど、「あ、間違ってなかったな」って自信になるんですよね。
数年前に蒔いてた種が、思わぬところで発芽してた感じというか・・・

そんな感じで、私、27歳はガンガン攻めていきたいと思っています。
まあ基本は常にそう思ってるんだけど。より強く!
ここでお知らせ。
1年ほど前に「仲間うちでWebマガジンを立ち上げることになり」と書いたサイトはこちらです。
私を含め、アラサー女子3人で回している、女の子の好きなもの寄せ集めマガジン。
「サイコ」ではない名前を使っているんですけど、見ていただけたら誰が私かわかると思うし、Twitterのリンクも貼ってあります。
今までサイキッシュと繋げてこなかったのは、Twitterでは仕事関係の人ともやりとりがあるので、分けておきたかったというか。
端的に言えば、サイキッシュ→Twitterは構わないんですけど、Twitter→サイキッシュは避けたい。
(同一人物だと気づいている方も、たくさんいらっしゃったと思いますが!)
今後も公式に繋げるつもりはないし、回りくどいと知りつつ、わざと遠まわしに書いて検索避けしているんですけど
でも、サイキッシュを見ていただいている方には、知っていただきいなと。
自意識過剰でほんとすみません!

今までここでやってたようなファッション特集などは、向こうに掲載することが多くなるけど
相変わらずサイキッシュはサイキッシュで、自由に書いていくつもりです。
高校の同級生4人に、たまたま立て続けに「サイキッシュ見てるよ」って言われたの、すごい嬉しかったんだよね。
ずっと見てくれてる人がいる。それだけでもう、愛と勇気と希望ですよ。
波が寄せては返すインターネットの世界で、小さい灯台みたいなサイトでありたいな・・・と思っています。
まあ、しばらくはJのことばっか書くけどね! よろしく!

2013年2月11日月曜日

2012年ランキング【本、グラビア編】

ちょっと暖かくなったかと思ったら、冷え込みが復活していますが
金曜夜から友達と食事行ったり買い物したり久しぶりにケーキ焼いたり(珍しく成功した!)
しっかりお休みできた三連休でした。うれしいなー。
今週を乗り切れば、仕事も山を越えるし。
春物もばんばん買っているので、月末の誕生日あたりには春の先触れが訪れていてほしい。

さて、2012年ランキング企画、今回は本、グラビア編です。
ランキングといいつつ順不同のTOP5形式で。
まずは本から。2012年に読んだ本なので、発売が前のものも含まれます。

●パオロ・バチガルピ『第六ポンプ』
2011年に『ねじまき少女』でデビューした著者の短編集。
どの作品も資源が枯渇した近未来が舞台で、読んだのが夏だったのもあって、じりじり喉が渇いていく感じを味わえた。
決して明るい未来ではないかもしれないけど、そこに生きる人々はみんなしたたかでたくましい。
ロリータ×フェティシズムの香りが背徳的な「フルーテッド・ガールズ」は
特別な手術を施され、裸でくっつきあうことで美しい音色を奏でることができるという少女の物語。
「カロリーマン」「イエローカードマン」は、ねじまき~と同じ世界観で、前作を読んだ人ならニヤリとしてしまうはず。
不老不死が実現した世界で、闇出産を取り締まる男を描く「ポップ隊」は、ソダーバーグあたりに映画化してほしい。

●柚木麻子『けむたい後輩』
2012年もたくさん出た、そしてどれも面白かった柚木作品ですが、完成度の高さでいえばこれ。
初の長編ということもあり、これまでの軽やかな作風はキープしつつも、最後にはボディにがつんとくる衝撃がある。
3人の女子大生を主人公に描かれる“痛い自意識”は、あーこれは若者なら誰でも通る道だよねと
胸をチクチクされつつ、それでもある程度は上から目線で「あるある」と言えるのだけど
著者はその苦笑いの逃げを許さず、最後の最後でとどめを刺す。
けむたい後輩というタイトルが回収されるラストは賛否両論かもしれないけど、私は思わず「おおお」と唸ってしまった。

●宮内悠介『盤上の夜』
直木賞候補にもなったSF短編集。
囲碁、チェッカー、麻雀などのボードゲームを材に、勝負にすべてを賭ける人々の姿を描きながら
さらに“higher idea”とでもいうべき「宇宙の真理」「意識世界」「神の采配」といった概念にまで著者は迫ろうとする。
その試みはまだ大成功しているとは言えないけど、とてもスリリングで哲学的で新鮮な読書体験でした。
第一話の題名でもある「盤上の夜」という言葉は、著者が書きたかったことを端的に表す素晴らしいタイトルだと思う。
ラストのどんでん返しが哀しくも美しい「人間の王」、生気あふれるミステリー「清められた卓」も面白かった。
しかし香港マカオ旅行に持って行ったのだけど、第一話の主人公が香港旅行中に誘拐されて四肢を切断された・・・っていう設定で、我ながらシュールすぎて笑ったわ。

●加藤シゲアキ『ピンクとグレー』
何年か前に「水嶋ヒロに書けるなら、シゲにも小説書けるよな。恋愛とかじゃなくて、少年の話書いてほしい」って思ってて
この本を読み終わったとき、私あのとき投書でもして提案していれば!!って強く悔やんだ。
そのくらいしっかりした小説だったし、魅せられた。
芸能界に身を置きながら、道を違えていく幼なじみ2人の物語。
前半は正直だるいなーと思う部分が多かったけど、後半一気にスイッチが入って、加速度的に突っ走る。
ラストは夢か現か、登場人物も読者も、もしかしたら著者すらもわからなくなっているような、怒涛の凄み。
よくわからないけど、読み終わったときにLUNA SEAの「gravity」を思い出した。
さよなら 揺れていた せつなくて ずっと、っていう、沁み入るように抒情的なあの感じ。せつなさの浸透圧。

●藤原伊織『てのひらの闇』
詳しくは昨年12月の日記をご覧いただければ。
六本木の明け方に雨が降るとき、私は必ずこの小説を思い出すだろう。

続いてグラビア編。()内はカメラマンの名前です。

●FRIDAY6月8日号 北原里英(細居幸次郎)
2011年までは「きたりえなー、あまり伸びしろ感じないなー」なんて思っていたのに
本当にすみません。2012年以降の彼女は覚醒したかのように、いきなり美しくなってる。
特にそれを意識させられたのがこのグラビアで、1ページ目から心を奪われてしまった。
腰のラインが最高すぎる。白タンクトップとデニムという衣装で、こんなに艶っぽいなんて・・・反則!
画像はこちらで見られます

●週刊プレイボーイ3月19日号 鈴木ちなみ
年末に発売になった写真集が大ヒットしているけど、年始に初登場したときからブレイクの予感はむんむんだった(この号は2度目の登場)
長身に豊満な胸という日本人離れしたスタイルに加え、なんといっても顔が長澤まさみ似!
そうつまり、「長澤まさみのグラビアが見たい」という我々の積年の願いをかなえる存在、それが鈴木ちなみだったのです。
どれだけ露出してても変にいやらしくならない、健康的な色香がいい。みんなで大事にしたい存在!

●東京カレンダー6月号 石原さとみ
リニューアルした同誌の表紙を飾るさとみの姿を書店で見た瞬間、「エッロー!!!」と心のなかで叫んだ。
ドレスアップして唇をテラテラに光らせながら、シュリンプを手づかみで食べるさとみ・・・そう、これが見たかったんや。
中面のグラビアも最高。暗めの照明にあわせて、いつにもまして唇が臨戦モード。まさに「その唇、ズルい」です。
2010年あたりからぐんと美しくなったさとみの、グラビア仕事の総決算といっても過言ではないでしょう。

●UTB+9月増刊 武藤十夢(サトウノブタカ)
48グループの若手でいちばん注目している女の子、武藤十夢。
総選挙で無名ながら49位・フューチャーガールズのセンターに躍り出た彼女の初のソロ水着グラビア。
水着といっても、水色や白の淡い色のマットな素材なので、レトロな感じ。
写真と絵の中間のような淡く静かな世界観で、多くを語らないことで、被写体の存在感が引き立つ。
十夢は透明感があって少し生意気そうな美人で、かなり女受けする子だと思う。
化粧品の会社でいえば資生堂顔。高橋マリ子や太田莉菜、もっと言ってしまえばアンナ・カリーナに似ている!
この写真が特に好き。 物言わぬ美少女の、凛としたまなざしに撃ち抜かれる。

●演劇男子。vol.3 三浦春馬(藤原江理奈)
男子のグラビアってどうしても暗めで格好いい感じか、逆にアイドルっぽく爽やかな感じになりがちだけど
これは春らしいスタイリングと躍動感あるポージング、パキッとしたライティングのすべてがあわさって、美しくて格好良かった。
自然体とも違う、若手役者(しかも最近舞台づいてる)ならではのグラビアだと思う。
P.5が正面からのバストアップなんだけど、上の武藤十夢に続いて、春馬もアンナ・カリーナ顔だなとわかったわ。
下睫毛が長くて、三白眼気味で、少し斜視っぽいというか、美しいけど不思議な違和感のあるバランスの顔。すごく好きなタイプの顔。
写真はこちらで見られます

次点は週刊プレイボーイ10月1日号 三吉彩花(大村克己)、ヤングジャンプ2010年No.50号 渡辺美優紀(西田幸樹)です。

2013年1月20日日曜日

2012年ランキング【ライブ編】

2012年のいろいろベストを振り返る時期がやってまいりました。
普通は年内にやるべきなんだろうけど、たとえば12月に出たアルバムを消化できるのって
翌年になってしまうので、私はいつも年明けてからになってしまう。
いろいろあるランキングのなかでも、音楽がいちばん遅いんですけどね・・・
Saicish Music Awardは2月くらいにはあげる! なるべく!
というわけで今回はライブ編。

2012年は、久々に結構な量のライブに行きました。
正確にいえば、前の部署のときは仕事で行かせてもらえる機会が多かったんだけど、
そうではなくて純粋にチケット買っていちファンとして・・・という意味では、割とよく足を運んだ。

1月
ゴールデンボンバー@日本武道館

2月
フローレンス・アンド・ザ・マシーン@赤坂ブリッツ

4月
KAT-TUN@東京ドーム

5月
J@渋谷O-EAST
レイチェル・ヤマガタ@ビルボード東京
KARA@さいたまスーパーアリーナ

6月
及川光博@NHKホール
ゴールデンボンバー@横浜アリーナ

8月
J@赤坂ブリッツ
サマーソニック2日目@幕張メッセ

9月
J@新木場STUDIO COAST

10月
竹井彩夏@渋谷eggman

11月
竹井彩夏@渋谷O-nest

12月
J@大阪BIG CAT

まあどんだけJのライブ行ってんだよ!という話だな。これでも取捨選択したんだよー
今までホールツアーするようなアーティストや、1日しかない洋楽のライブばかり行ってたから
「ひとつのツアーに何回も行く」っていう嗜好が自分のなかになかったんだけど
Jのライブで暴れるの楽しい!って目覚めてからは、何回でも楽しめるなと気づいた。
同じセットリストでも、その日や会場のコンディションによっても違うしね。
あとJのライブはチケット代が5000円なので行きやすい。

全部楽しかったけど、特によかったのは1月のゴールデンボンバー、4月のKAT-TUN、12月のJでした。順不同!
ゴールデンボンバーの武道館は当時の日記にも書いたけど
なんだか見ていて本当に胸がいっぱいになってしまって。親目線というのとも違うけど。
とにかくずっと笑顔で楽しくて。ちょっといろいろ感情移入する事情もあり、終わったあと興奮してほんとに寝られなかった。
KAT-TUNは、東京ドームという広さをまったく感じさせない、ファンとの心の距離が近いコンサート。赤西の脱退や、3.11で2011年のツアーが中止になったことなどのドラマを乗り越えて
「俺たちがKAT-TUN!」っていう自信と自覚と色気が360°放出されていた。
このカタルシスは嵐にはないものです。
そして亀梨の色気がやばくてもう。今の日本で『赤と黒』のジュリアン・ソレルを演じられるのは亀ちゃんだけ!!
私は亀梨の、生まれ持った素質を凌駕する努力や野心や覇気を見ると、ゾクゾクするんだよね。
そして田口のバッキバキなダンススキルも嬉しい発見であった。
12月のJはなんと大阪まで遠征したわけですけど、本当にその甲斐あった。お釣りきた!
2011年の12月30日が初のJライブで、すでに5回目になるんだけど、一番よかった。
東京に比べて人が少なめだったのと、メガネではなくコンタクトを装着していたのもあり、かなり前まで行けたんですよ。
Jのライブは猛者が多くて、最前はダイブとモッシュの嵐で、ちょっとそこまで行く勇気ないなあと思ってたんだけど
飛びこんでみたらなんとかなった。ていうかめちゃくちゃ楽しかった!
そしてライブハウスの前列ってマジでステージと近いのな。
真面目に言ってるんですけど、私、何回かJと目が合ったよ!!!
もうそのくらい近い。腕の産毛とか見えたもん。
スローナンバーのときはなんだか気恥しくて、鎖骨や腕ばっかり見てた。「きめが細かくて白くて綺麗な肌だわ・・・」と思っていた。
この日はセットリストもよかったし、観客もめちゃくちゃ熱くて、最中から「いいライブだな」って思ってたら
終わったあとJがツイッターで珍しく2回も「今日はマジで凄かった」的なことを書いていて、やっぱそうだったんだなと。
ライブは一期一会なので、こういうときに自分が立ち会えたっていうのはすごく嬉しい。
ちなみにこれは東京公演のほうの写真。衣装は一緒。くそっ、格好良すぎる・・・

で、2013年のライブはじめは12日と19日のLUNA SEA@日本武道館でした。
12日がなんとアリーナB7ブロック最前列という神席。私の今年のチケット運、すべて使い果たしたなというレベルだった。
やっぱりJが好きなので、Jばっかり見てしまったけど(ベースソロ終盤、センターJ&RYUICHI以外のメンバーになって、Jバンドっぽくなる瞬間たまらん)みんな本当に格好良かったよ。
プロ中のプロ。ベテランかつバリバリの現役という気概にしびれる。
「TONIGHT」「ROSIER」「IN FUTURE」「WISH」「Time Is Dead」あたりの定番曲はもちろんだけど
新曲2曲がとてもよかった。ザッツライブバンド!
5人がステージに出てくると、バーン!と強風が吹き付けてくる感じがある。
贔屓目抜きに見ても、40過ぎてみんな見た目も良くて実力もあって全員曲作れて・・・って、恐ろしいバンドだと思うわ。
これからアルバム制作に突入するとかで、興奮が止まらない。
2010年代になってからJ&LUNA SEAにハマるなんて間が悪すぎる・・・と思ってたけど
今またこのバンドと同じ時間軸で生きられることが嬉しい!楽しい!大好き!

2013年1月7日月曜日

WEAR I AM

秋冬物のプレイバックをしたのに続いて、クローゼットを見直す意味も込め
ここ数年のヘビロテ服をまとめてみました。

Rope Picnicのワンピース(ベルト付き)

2009年9月のベトナム旅行の前に、
「スーツケースの中でくしゃっと折りたたんでもOKで、おめかし感もあるワンピがいるなー」
と思ってさくっと買ったら、あまりにも便利で以来ずっと着まくっている。
びらびらがついてるデザインもひとひねりあって、上にニットやTシャツを重ね着しても可愛い。
しかもポケットがついてるから、仕事にも便利なんだよね。
付属の茶色のゴムベルトをつけると、また違った雰囲気に。
4900円だったんですけど、私としては3万円くらいの価値のある服です。

イーハイフンワールドギャラリーのデニムシャツ
買ったのは去年の2月なんでまだ1年経ってないんですけど
すでに3年分くらい着たと思う。とにかく2012年はこれ!!
昔なら絶対手を出さないアイテムだったのに、趣味って変わるよな。
ジャケットのINに着たり、裾を結んで柄パンツ&赤ウェッジにあわせてロカビリー風にしたり・・・
着まくって洗いまくって、洗剤のシミとかもついちゃってるんですが
なんかそれはそれで味があるというか。

ルラシェトワフォンのボーダーニットカーデ
2009年7月に購入。セールで見つけた瞬間「これだ!!」ってなった。
もともとボーダーは大好きだけど、波模様でレトロ感もあり、8分くらいの袖丈もちょうどいい。
さすがにちょっとほつれてきてるんですが、ボロボロになるまで着まくるつもり。

OSMOSIS loafのサルエルパンツ
自分の趣味がちょっとストリート寄りになったのを象徴するアイテムですね。
サルエルなんだけど、素材感が綺麗だし、茶とグレーの中間みたいな色味で、ほかにないアイテム。
何に合わせてもオシャレっぽくしてくれる万能選手です。特にヒールとの相性が抜群。
2010年10月に購入。 今でもよく褒められる。

United Bambooのジャケット
2008年7月に購入。ここに載せたもののなかでは一番古い。でも値段が高いのでくたびれていない(笑)
すごく自分らしいデザインだと思うし、羽織ると軽やかでガーリィな気持ちになれる。
セットのスカートもあったんだよね。今思うと買っておけばよかったかな。
川上未映子せんせいとお揃いだぜ!!

Natural Beauty Basicのレースワンピース
2009年10月に購入。確か雑誌か何かで見て買いに行ったんだったかな。
あんまりNBBっぽくない、攻めのデザイン。でも上品なのが好き。
丈が短いのでもっぱら秋冬にタイツとあわせて着ています。
これも上に大きめニットを着て、裾からレースをのぞかせると非常に可愛い。

Lily Brownのラバーソウルシューズ
「We Found Love」あたりのリアーナみたいになりたい!と思って2011年11月に購入。
一年中はけるし、すごくイマっぽくて、紺ブルーなのも自分らしくて、とても気に入っています。
これ以上ソールが厚いとアホっぽくなると思うんだけど、絶妙な高さ。
たぶん年間とおして一番はいた靴。

ほかにもいろいろありますが、ざっくり思いついたのはこのへんでした。
ちょうど去年のこのコーデは、ここで紹介したアイテム(+クラッチ)で構成されてます。
しかし、青~黒率の高さ! 茶系や暖色をほとんど着ていないことが改めてよくわかるなあ。
ブランドでいうと、お手頃系だとJEANASIS、who's who Chico、OSMOSIS、PAGE BOY、COCO DEAL
ちょっと大人系だとCROON A SONG、LANVIN en Bleu、OPAQUE、2% Tokyoあたりがよくチェックするお店です。
2013年春夏はチャイルドウーマン&ルラシェのアンビデックス組がまたツボにきそうで、それも楽しみにしている。

年末年始に帰省したとき、親に「26歳にもなって、そんなトンチキな格好ばかりして! ちゃんと大人っぽくしなさいよ」と嘆かれたりもしたけど
外見と中身が一致しているという意味では、私のファッションは正しいと思ってるんだよね。
楽観的で冗談めかしてて、全体的にトゥーマッチ。ミーハーでガーリィで、いろんな要素がMIXされてる。
それが私のファッションスタイルであり、そのまま性格だなって思います。
MEGがアルバムタイトルに「WEAR I AM」 って名付けていたけど、本当にそう思う。
もちろんTPOにあわせた格好は大事だけど(それはそれでコスプレ的で楽しいし)
毎日私はなるべく好きなものを着たい、自分の価値観を表す格好をしたい。
やっぱり洋服って第一印象だし。
そして中身が洋服を選ぶのはもちろん、洋服が精神にもたらすパワーみたいなものも信じてる。
ちょっと冒険的かな?って思っても、 「こういう自分になりたい」を助けてくれそうなアイテムだったら迷わず買う!
まあ私、基本的に洋服は迷わずすぐ買うんですけど。
昨日見た映画『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』(面白かった! おすすめ)で
VOGUEの伝説的な編集長であるダイアナが言うセリフ
「スタイルこそすべて。まさに生き方。スタイルなしじゃ価値がない」
「新しい服を着るだけではダメ。その服でいかに生きるかなの」
もうほんと! まさに!!
今年は特に、この気持ちを忘れずに、自覚的におしゃれしたい。
そういえば高校1年生の修学旅行のとき、みんなが私服で一堂に会する機会があって
可愛さや体型では勝負できないけど、そのぶん私はパッと印象に残る格好をしよう!と思って
SHIPSの斜めボーダーT&デニムスカートに真っ赤なカーデ、というコーディネートをした。
そのときは「サイコさん、派手だね・・・」とか言われたりもしたんだけど(真面目な学校だった)
あとから仲良くなった同級生に「当時すごいガーリィな人がいると思った」的なことを言われて
よし、私のたくらみはちゃんと届いてたな!って嬉しかった。
ああいう楽しさに、今またすごくわくわくしているのです。
仕事着も、おめかしも、両方エンジョイしたい。おしゃれは最高に楽しい作業!

2013年1月5日土曜日

秋冬物プレイバック

明けましておめでとうございます。
4日から会社は始まってるけど、土日を挟むのでなんとなく安心感のある新年のはじめ。
茶をすすりながらパソコンをいじる幸せを噛みしめております。
皆さまの2013年も、よきものとなりますように!

さて、今シーズン活躍したファッションアイテムを振り返る恒例企画「秋冬物プレイバック」!

rivet&surgeのバッジ付き黒シャツ
秋のはじめ、「UKっぽいアイテムが欲しいな~」と思っていたところ出会ったシャツ。
この写真だとわかりづらいんですけど、イギリスっぽい柄(ユニオンジャックや女王の横顔)のボタンがたくさん縫い付けられていて、めちゃくちゃキュート!
メガネとリボンはブローチになっていて取り外し可。
ゆるっとしたサイズ感も今年っぽくて、いっぱい着ました。
女子もだけど男子に受けがよかった(「俺も同じデザインが欲しい!」と会社の先輩に言われた)

AG by aquagirlのざっくりニットカーディガン
GISELeに載ってるのを見て、可愛い!と思ってすぐ買いに行きました。
とにかくあったかくて、寒い朝にコーデを考えるとついこれに手が伸びる。
意外と森っぽくもならず、適度に綺麗め感もあるカーデ。

ロペピクニックの赤ローファー
秋らしい、スエード素材の赤ローファー。
シンプルなコーデでも、これをはくと、きゅっとアクセントがついて好き。
箱も可愛くて、今ハンカチ収納に使ってます。

heatherのビジュー付き厚底スニーカー
買ったのは6月なんで厳密にいえば秋冬物ではないんですが、とにかくよくはいた!
歩きやすいし目立つし合わせやすいし、ショートブーツ代わりにめっちゃはいてる。
もちろんJのライブもこれで!!

ラデュレのばら色チーク
秋冬はほとんどこのチークを使っていた気がする。
愛らしいけど上品なばら色で、何不自由ないお嬢様っぽい頬になる(頬だけ!)
パッケージもさすがの可愛さで、使うたびうっとりします。

我ながら、相変わらずクローゼットのデフレ感はんぱないね。
(まあ安いアイテムのほうがヘビロテしやすいという理由もあるけれど)
ワンピースは結婚式用のを1着と、普段着用のを1着買っただけで、あまり買いませんでしたね。
ボトムもパンツ1本しか買わなかった。反動で今日セールで2着スカート買ってしまったけど。
シャツ、ゆるニット、ミニ丈ボトム、大きめネックレスという組み合わせが今年の定番でした。
足元はぺたんこor厚底、ウェッジという感じ。
この数年ゆるめのスタイルが続いていましたが、反動で次の春夏からは、そろそろモードに回帰したい!
ってモードだったこと別にないけど。でもモード誌も最近読んでなかったので、久々に読みたい気分。
シルエットの綺麗なものや、丈の長めなスカート、ハイヒール、花柄あたりが気になります。
スタイルアイコンとして注目しているのは、テイラー・スウィフトとレナ・ダナム。
春物が出揃うのが待ち遠しい!