2012年12月31日月曜日

loved us

2012年も本日が最終日。
紅白歌合戦楽しかったね。SKE48も舘ひろしもきゃりーもももクロも美輪さんもよかったけど
やっぱりゴールデンボンバーに一番ぐっときたわ。ハラハラしながら見ていたから余計に。
客席全員が白塗りのお面をつけるっていう演出は最高にナイスアイデア。素晴らしかった!
研二の歌舞伎メイクは万人を幸せにする力がある。縁起物としてアイコン的な存在になってほしい。

2012年は公私ともに本当にいろいろあったんですけど、いちばん大きかったのは6年間付き合った彼氏と秋に別れたことでした。
正月の時点では「いつ親に会わせるか」的なことを考えていたのに、我ながら急展開だなあと思いつつ
でもまあ避けがたい結果だったなあと納得もしていて。不思議な感じですが。
理由はいろいろあるような、具体的にはないような、うまく説明できないのですが
やっぱりお互い社会人で働きながら遠距離の恋愛を続けるのは、なかなか難しいねえ、という感じ。
付き合っているときにずっと思っていたのは、「彼が好き」という以上に、「付き合ってる自分たちが好き」だなって。
I love youでもなくYou love meでもなく、We love usだったんです。
2人だからこその化学反応というか組み合わせの妙というか、そういうのが楽しかった。
だから、その「私たち」が食い違って軌道修正できなくなった時点で、お別れするのは仕方のないことだったと思うし
どっちが正しいとか悪いとかはないと思う。まあ、相手には相手の言い分もあると思いますけど。
正直、別れ方はあまり美しくなかったけど、だからって「男いらない!」とか「恋したくない」とは全然思わないし
逆に「はやく新しい彼氏が欲しい!」って焦っているわけでもなく。
綺麗事でもなんでもなくて、6年間その人と付き合えて本当によかったなあと思っていて。
こういう性格なんで、イヤなことはすぐ忘れちゃって、楽しかった記憶ばかり残ってる。
ちゃんと誰かとお付き合いするというのがはじめてだったというのもあって
何もかも初めての体験だったし、楽しかった。なによりパートナーがいるって素晴らしいなって知ることができた。
それを知るのと知らないのとでは、人生の見え方が大きく変わってくると思う。それを20代前半のうちに知ることができてよかった。
私、この6年でめちゃくちゃタフになったし、人間的に相当成長したと思う。
別れたことのダメージはもちろんあるけど、でもこの先もまた生きていけるなって感じている。
そして、自分のこともっと好きになれる新しい誰かとまた巡り会いたいなって思ってます。

とりあえず2013年はいろいろチャレンジする年にしたい!
守りに入らずに、アウェイにぶつかっていくことで生まれる何かもあると思うので。
仕事も頑張らなきゃだし、半分仕事半分プライベートで動かしてるプロジェクトも楽しみ。
そしてベース習って麻雀強くなりたい! ジムにも入る。
年明けに一本デカい仕事が待ちかまえていて憂鬱だけど、1月12日&19日のLUNA SEAライブを糧にする。
というわけで皆様、2013年もどうぞよろしくお願いいたします!!

2012年12月23日日曜日

藤原伊織を片手に酒を飲むこと

ついに友人から「サイキッシュでは、洋楽とかオシャレな情報が見たいから、Jの話はいいよ!」と言われてしまいました。
みんなごめんな・・・ごめんな・・・
ときめきが身体の許容量を超えると、口元がニヤつき、震えがおさまらなくなり、対象の素晴らしさについて言語化せずにはいられなくなる体質なので仕方がない。
明日24日はLUNA SEA仙台公演のライブビューイングを見るつもりでいるし。アンストッパブル!
でもその友人から、「はじめてJの顔をちゃんと見たけど、普通にイケメンだね」という言葉も引き出せたのでよしとする。
Jは普通にイケメン! 背が高くて髪がさらっとしてて薄顔のいけめん! ここテストに出るよー!!

で、最近同じくらい情熱を傾けていたのが、藤原伊織作品。
2010年に「テロリストのパラソル」を読んでどハマりして以来、とても好きな作家なのですが
すでに逝去していることもあり、作品数が少ないので、わざとちょっとずつ読んでいたんですよ。
年に2冊のペースなら、5年は楽しめるな・・・と思っていたのですが
ふと思い出したように買った「てのひらの闇」がやっぱりめちゃくちゃ面白過ぎて
毎日すごい勢いで読んで、他の本も買い足して、結局1週間で3冊読んでしまった。
リーダビリティが高いので、すいすい読めてしまうというのも大きいんですけど。
今回読んだ3冊を紹介します。

「てのひらの闇」
飲料メーカーの宣伝部課長で、リストラを2週間後に控えたサラリーマン堀江が主人公。
会長から人命救助の一部始終をとらえたビデオテープを見せられるが、それはCG合成だった。
そのことを指摘した夜、会長は謎の自殺を遂げる。
大昔に会長から受けた恩義に報いるため、堀江は単身ビデオの謎の解明に動き出す……

ザッツ藤原伊織ワールドとでも言うべき、「アル中のくたびれた中年」「でも実は切れ者で強い」「思惑や嘘が絡み合った複雑な謎」「登場人物がそれぞれの信念に基づいて行動している」etc.といった要素に、ウィットに富んだ会話、行間からにじみ出る教養、贅肉のない描写、細部の職業的リアリティが加わって、とにかく小説としての完成度が高い。
主人公が明け方の六本木の路上に酔い潰れていて、雨粒を頬に感じて目覚めるところから始まるのだけど
その冒頭の描写が素晴らしくて、抑えたクールな筆致なのに、何かが始まるぞー!!という期待を呼び起こされる。
終盤の謎解きは若干綺麗にまとまりすぎではあるけど、ひたすら面白かった。
「話を通して主人公が風邪を引いている」っていう設定も、ストーリーのいいアクセントになっている。
酒を飲む描写がいっぱい出てくるので、私の血中ハードボイルド濃度があがり、ここしばらく酔い潰れたい衝動に襲われています。
そして美人部下の大原が可愛すぎるよ。仕事ができて、旦那がいるけど、主人公にも惹かれていて
でもウェットな部分を出さずに、行動で主人公に報いる姿にしびれる。

「名残り火 てのひらの闇Ⅱ」
作者最後の長編となった作品で、タイトル通り「てのひらの闇」の続編。
堀江が会社を辞めて3年後の物語で、大事な人の死の謎を追っていく、というスタイルも前作を踏襲しているけど
前作ではまがりなりにもサラリーマンだった堀江のネジが少しゆるんで、そのぶん狂気に近づいていることが垣間見えて、ハッとさせられる。
藤原伊織はそういう部分のリアリティも手加減をしないというか、主人公を単に格好いいヒーローにはまとめない。
前半に、大原に絡んできたチンピラに暴力をふるうシーンがあるんですが、明らかにやりすぎだしタガが外れている。
でもサラリーマンをやめる=社会の枠組みから離れるということは、作中の言葉を借りるなら堀江の「逸脱」を進めることで
もっと言えば社会性が薄れ、堀江がもともと持っていた本性が表面化してしまっているんだなと。
だからこそ、それを目撃した大原の混乱と、その後の行動もわかるというか。せつないよう!
一方、後半に主人公が別の人と食事しているとき、ふと大原のことを思い出してうろたえるシーンがあって
その人間味も可愛くて、鋭利なバランスの上に立つキャラクターの妙を堪能しました。

「雪が降る」
6作品をおさめた短編集。珠玉の、と言ってしまいたい、小説づくりのお手本のような作品集。
なかでも表題作は出色の出来で、「母を殺したのはあなたですね」というメールを主人公が受け取る衝撃的な冒頭から
せつなさと苦みを感じさせる回想を経て、雪が降った翌朝、澄んだまぶしさに目を細めるようなラストに辿りつく。
最後の、主人公と同期のやり取りが良すぎて。
いつもだらしない格好をしてる不良サラリーマンの主人公に、出世頭の同期であり友人である男がネクタイをしめてくれるんだけど
ふたりのいろんな過去が交差するシーンで、「男のネクタイしめるなんざ、一回で願い下げだ」と笑う同期に私も泣きそうに・・・
一緒に収録されている「紅の樹」が「てのひらの闇」の元になっていることは一目瞭然だけど
この「雪が降る」もかなり「てのひらの闇」に通じる部分があるなと思ったよ。
そして「紅の樹」ですが、元ヤクザの青年が、アパートの隣に引っ越してきたワケありの母娘と仲良くなって
トラブルに巻き込まれた母親を助けに、敵方に単身乗り込む・・・という話で、まさに「これなんてアジョシ?」という感じ。
あとこの文庫は黒川博行による解説がとてもいい。作者「イオリン」に対する愛に溢れている。
「イオリンは頭がよすぎたために芸大には行けず、東大に入って麻雀と学生運動にのめりこんだらしい」
という一文が最高である。藤原作品の主人公そのもの!
亡くなった時の追悼記事 を読むと、ますます納得する。エジプトロケの金をカジノにつぎ込んだって・・・!

私、小説でも音楽でも映画でもそうなんだけど、どちらかというと作品ごとに評価する傾向が強いので、
ひとりの作家やアーティストの作品を全部揃える、ってあまりない。
「ファン」よりも「批評家」目線が強くなりがちだからだと思うんだけど
藤原伊織に関しては、完全に、その世界観というか作者が表現したい価値観というか
もっといえば作者本人の生きざまも含めて、僭越ながら強いシンパシーをおぼえる。
ハードボイルドな物語とはいえ、話の途中で主要なキャラクターを無闇に死なせないところも好き。
情けなさや愚かさも含めて、それでも人生は続いていくっていう諦観と肯定が好き。
藤原伊織は、職人がハモンセラーノを薄く切るように、一瞬の心情や情景を鋭利に切り取る。
白い皿に載せられた、鮮やかな薄ピンクの肉と筋と血管の断面図。
とて も活き活きとしているのに、同時に完成された静謐な美しさがある。
人生の酸いも甘いもほろ苦さもせつなさも、ぎゅっと凝縮されたような・・・
そしてそれをつまみに、また酒が飲みたくなる。

2012年12月13日木曜日

絵になる人

もう皆さん飽きたと思うんですけど、この1~2週間くらいまたLUNA SEAにどハマりして、毎日息が苦しいです。
去年の12月頭に池袋のカラオケ屋でJに一目ぼれしてから、ちょうど1年。
まさかこんなに好きになってしまうとは、さすがの私も予想していなかった。
366日(うるう年だから)、Jのことを考えない日はなかったし、もう本当にずっと好き。
ていうか日を追うごとに好きになっていてヤバい。
大人になってからもこんなに誰かに憧れられるんだ・・・!って思ったよ。

そして、新シングル「The End Of The Dream/Rouge」が発売になったよー!!!
公式発売日前日にタワレコ新宿でフライングゲットした私に一分の隙もなかった。
ポスターもらったので部屋に貼りました。中学生か!
 
両A面シングル。どっちも好きだけど、The End~のほうがストレートなロックで、サビの展開が好み。
ヘッドホンで聴いたときの、最初のバン!っていう音圧にしびれずにはいられない。
Rougeのほうがクセがあって、リフが格好良くて妙に耳に残る。
自分が「リフが」とか言うようになる日がくるとはね。

年明けのLUNA SEA武道館公演は2回行く予定なんですが、年内のZEPPツアーはチケット取れなくて
まあ仕方ないかなと思ってたんだけど、ZEPPに行ける人への羨ましさとJへの恋しさがスパークして
なんと28日、Jソロライブの大阪公演のチケットを押さえてしまった(しかも仕事中に)
遠征とかミッチーにだってしたことなかったのに。
社会人になってからアーティストやアイドルにハマるとヤバい、というのを身をもって実感しています。
ここ最近私が余暇にしていることといえば
・Youtubeでライブ映像を見る
・その映像をいいところで静止してキャプチャーしてjpeg化する
・さらに繋ぎ合わせてGIFアニメを作る
以上!
これまでファッション記事とかも書いてきているように、女優や女性アーティストに対しては
画像への執着があったと思うんだけど、男性に対してこんなに「ファン活動」してるのははじめてだと思います。

以下、LUNA SEA - The Last Count Down (2010.12.31@神戸)より。
顔も髪型もフェイスラインも指も、なにもかも好みすぎて死ぬ!
もう今同じ髪型にしたい気分だからね。
ちなみにこの日の衣装はバルマン。ほかにもリック・オウエンスとかジバンシー着てるんだよ。オシャレすぎ!

BARKSにJ&真矢のインタビューが掲載されているのですが、とても読み応えのある内容です。
Jが真矢を「真矢くん」って呼んでるの萌えるな・・・とかしょうもないことも思いつつ
真矢がJについて語った話がすごく印象的。

俺はJと知り合っていなかったら、もっとドンくさい人間になっていたと思う。ホントにタイコのことばっかりだから、ヘタすると職人さんみたいに一つのこと を追求して「この渋さがいいんだよ」みたいになっちゃったかもしれない。
でも、音楽やるなら、それじゃいけないんだって何回も目を覚まさせてくれたのがJ の存在。すごくファッショナブルで、つねにブリリアントで、着るものも含めて全部がロックしてるからね。
だって、Jがリハで半パンはいてるの見たことないもん(笑)。

そうそう、そういうことなの! と思った。
別の場所で今年のお気に入りを語ってるときに、マカオやKAT-TUNやマドンナを挙げたら
「サイコちゃんはケレンミというか、虚構感のあるものが好きだよね」 って指摘されて
そうだな、私、ナチュラルとか素朴とかいう概念には興味ないなって、すごく思ったんですよ。
それはいいとか悪いとかではなくて、単に好みの問題なんだけど
より正確に言えば、プロ意識が高くて、自分の振舞い方に自覚的な、覇気のある人に惹かれる。
それは音楽ジャンルの話でもなくて、姿勢というかスタイルの話。
だから私はマドンナが好きだしミッチーが好きだしリアーナが好きだし、Jが好きだよ。
彼らこそが、本当の意味でのロックスターなんだと思ってる。

そして、自分もそういう「絵になる人」になりたいなって、最近すごく思っています。
自意識過剰でファッション好きな割に、総合的な外見には無頓着なタイプだったんだけど
覇気のある人間になるには、中身を鍛えるのはもちろん、見た目も説得力がなきゃダメだなって
割と本気で体質改善や猫背矯正を考えているところ。
あとメイクの仕方もちょっと変わった。新しい化粧品を買った影響もあるんだけど
アイメイクよりチークとリップに重点を置いています。
唇にちゃんと色が乗っていると、「綺麗にしてる」っていう感じがパッと伝わるんだよね。
今の時期は、格好はカジュアルでも、赤い口紅にパールのイヤリングとかを合わせたい。

もう2012年が終わりそうだけど、この考え方を含め、大きな意識改革がいろいろあった。
実行に移すのはこれからだけど、前向きに2013年を迎えられそうな気がしているよ。

2012年11月25日日曜日

Big Day

3連休で広島に帰省しておりました。
土曜に友達の結婚式に出席するのが主な目的だったんだけど
東海道山陽新幹線の混み具合やばかった。連休なめてたわ。
行きも帰りも座ることができたけど、通路まで満員で、こうなるとトイレにも行きづらいし売り子も来ないのが難点。
あと新幹線に乗るたびに思ってるんだけど、新横浜から名古屋までの1時間半は、世界でいちばん長い1時間半だと思うわ。
結婚式はANAクラウンプラザというホテルだったんですが、エレベーターでサンフレッチェの選手と乗り合わせた!
もちろん私は気づかなかったけど、結構有名な選手みたいで友達が気づいて、他の乗客も「今日頑張れよ!」と口々に声をかけていた。
選手も「見に来てくださいよ~」などと気軽に喋っていた。広島クオリティ!
そしたらそのあとの試合で見事優勝を決めていた。めでたいね。
結婚式の話に戻るが、新郎新婦ともにお医者さんという、広島カーストでは上位に位置する夫婦だったこともあり
ゴージャスでアダルトな空気に満ち満ちていて新鮮であった。
高砂目の前の円卓が全員新郎新婦の上司である医者のおっさんたちで
隣にいた友人と「威圧感あるね~」「ネルフみたいだな」と話したり。
でも音楽好きだった彼女らしく、Tahiti80の「Big Day」が流れたりして、懐かしいと同時に嬉しかった。
Goo Goo Dollsが一番好きな子だったから、ラストは「Iris」が来るか・・・?と思ってたけど
「弟に貸しっぱなしでCDがなかった」らしく使われなかったのが残念。

しかし実家に帰るとなんもすることがない。まったりの極み!
こたつに入りながら親と一緒に海外ドラマ見て、ちょっとPCいじって・・・くらい。
逆に言えば、普段一人暮らしをしながら、どれだけPCに触れているのか、と思わされるけど。
今、ダイニングにテレビがないので、食事しながらもTwitterしたりしてるからなあ。行儀が悪いのは百も承知なのですが。
でもテレビって複数人で見るほうが絶対楽しいと思うよ。あれは横の人とのコミュニケーションツールだと思う。
ちなみに海外ドラマは、キーラ・セジウィック主演の「The Closer」。
一話完結の刑事ドラマで、「有能だけど良い意味でも悪い意味でも少女のような性格」のヒロインが面白くて可愛い。
しかし親が相当海外ドラマを見ているわ。BSでも見てるし、TSUTAYAでも借りてる。
10年くらい前って、海外ドラマってまだSATCとかERくらいのもんだったよね?
中年以上の層にこれだけ海外ドラマ文化が浸透してるんだから、そりゃ流行るわけだと思ったよ。

あと最近気になってるのはやっぱり選挙ですかね。
民主党は全然好きじゃないけど、安倍ちゃんが自民党総裁になっちゃったのと、野田を結構評価しているのとで、今回は民主党に入れてもいいかなーと思っている。
いやでも迷うな・・・まあ自民党はないわ。
安倍ちゃんってマジでその選択肢ないだろ、と思ってたのに。谷垣か石破ならまだ応援できたのに!
野田は、人柄とかはよく知らないですけど、単純に粛々と実務をこなしてきたところを評価したい。
対応やテンションにアップダウンが少ないのも、上に立つ人間としては強いと思うわ。
当然っちゃ当然の話だけど、それまでの総理大臣がやばかったからなー特に鳩山。

以下、先月、メールフォームからコメントいただいたsweetsweetさまへ。
コメントありがとうございました。お返事が遅くなってしまいごめんなさい!
ウォールビューティーつながりで見ていただいたのですね! 嬉しいです。
インテリア関連の話もまた書いていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。

2012年11月1日木曜日

消してリライトして

相変わらずの不定期更新ですみません。
仕事が今年最後の山場を迎えつつあり、今週末は土日とも出勤の可能性濃厚。
さらに12月下旬まで忙しい時期が続く予定・・・もはや山じゃなくて山脈だな!
しかもプライベートでもいろいろと書く作業が満載で。
11月18日の文学フリマにまた出展するんですが、小説と雑誌を両方作ることになり
なんだかひたすら書いて書いて書いています。
さらにさらに、ライターとしての仕事を久しぶりにやっているんですよ!
というわけで告知。
集英社のマンガ雑誌『別冊マーガレット』の読者ページ内のカルチャー欄
「GIRLS JUST WANT TO HAVE FUN」の音楽コラムを、サイ シキ名義で9月から執筆しております。
発売中の11月号では、「秋の夜長に聴きたいガールソング」というタイトルで
Aimerのアルバム『Sleepless Night』と、リアン・ラ・ハヴァスのアルバム『Is Your Love Big Enough?』をご紹介しております。
ちなみに10月号は「『ウエストサイド・ストーリー』に影響を受けたミュージックビデオ」というテーマで
AKB48「ギンガムチェック」、マイケル・ジャクソン「Beat It」、ベストコースト「Our Deal」などの話を書きました。
700文字弱の小さなコラムですが、毎月テーマを決めて何か書く、というのはすごく大変だし勉強になる。
しかもあの別マ! 音楽誌じゃなくてマンガ誌、しかも若い女の子がメインターゲットなので
あんまりマニアックになりすぎず、かつ「へえ」と思ってもらえるように心がけております。
一応担当は音楽メインなんだけど、別のジャンルを書いてもOKと言われているので
今後はいろいろ広げて書いていきたい。
しっかし、私は集英社がずっと大好きで、ライター時代も持ち込みに行ったくらいで
就職試験も第一希望だったけど二次面接で落ちて、縁がないまま死ぬのか・・・!と思っていたのに
まさかこんな形でチャンスをもらえるとは、という感じ。
10代の私、見てるかー!?と過去に呼びかけたい気分です。
人生とは、どこかでばらまいたフラグを回収して、またばらまいて、の繰り返しなのかもしれない。

そして告知がもうひとつ。
最近、とある若くて才能のあるミュージシャンの女の子と知り合いになりまして・・・
その名も竹井彩夏、20歳!! 
Amazonで音源を無料配信してるんだけど、マジでマジでおすすめ。
「Lullaby」 は力強いサビが印象的な正統派ガールロック。
「Psychology」はグランジっぽさもある、クールでドライな洋楽っぽい一曲。
「Stay」はこのなかでは一番ポップ&キャッチーで、一緒に合唱したくなる感じ。
私と音楽の趣味があう人は、きっと気に入ると思う!
しかもご覧の通り、顔も可愛いという・・・もうどうすりゃいいのって感じですね。
ちなみにAmazonのバイオグラフィー(右下部分)は私が書かせていただきました。
“時代をハイヒールですり抜ける とびきり生意気な赤毛ガール”
出会いの経緯etc.はまた別の機会に詳しく書きます!

2012年10月14日日曜日

花とリボン

んげげ、気づいたら3週間くらい更新してなかったね。すみません。
9月最終週、10月第一週と結婚式が続いたり、なんだかバタバタしておりました。
ドレスの写真はファッションダイアリィに掲載しておりますのでどうぞ!
9月のほうは会社の先輩の結婚式だったのだけど、急遽「ウェルカムボード作って!」となり
私こんなに手先不器用なのになんで・・・と思いつつ、ハンズやユザワヤをはしごして頑張ってみた!



















世界堂でシルバーの額縁を買い、ユザワヤで買った造花を分解して上辺部分に貼りつけ。
花の重さでどうしても下向きになってしまいがちなので、この作業が一番難しかった。
結局リボンに並びで縫い付けて、リボンを額縁に貼りつける形に。
結果的に、会場の飾りつけと雰囲気が似ていたのでよかったです。
中に挟んだ紙はキンコーズで出力。
フォントはTYP OASISというサイトからいただきました。飾り枠みたいなのもここから。
さらに、下に敷いた柄のペーパーも市販の紙ではなく、オリジナルのデザインを出力しました。
コラージュなどに使うための、印刷して使うためのデータを売っているサイトがあるのです。
私が買ったのはこれ。下段右から2番目の柄を台紙に使いました。
大元のEstyというサイトは、いろんなクリエイターがオリジナルの商品をいろいろ売ってるサイトで面白い。
「Printable Paper」で検索すると、この手のコラージュ用の柄がいっぱい出てきます。
ちなみに手前の三角旗もどきも私が作ったんだけど、旗に使った柄の紙も同じデータから。
そのうえに数字の柄のマスキングテープを貼って、「2012 929」と日付を表現。
最初はリボンで吊るそうと思ったんだけど、これまた重くて前に傾いちゃう。
どうしたもんかと思案したあげく、竹串を突き刺すという荒技に出てみました。
支えているビンとペーパーウェイトはフランフランのもの。

この作業と前後して、なんかクラフト熱が急に高まってしまった。
撮影小道具?に使うガーランドを作ってみたり・・・今はハロウィンのガーランドを廊下に飾っています。
自分の家、大きなインテリアはだいたい固定したから、あとは細部に手を入れていきたいんだよね。
季節の飾りだったり、ベッド脇のコーナー作りだったり、そういうのが雰囲気作りの肝だと思うので。
花も長持ちする季節になったしね。
今はとにかくいっぱいフレームが欲しい! 写真とかイラストを飾りたい。
あと全身鏡を買い替えるかどうかで悩んでいます。アンティーク風のやつがほしいー!

そうそう、TOPページの写真はLianne La Havasです。秋らしくて、最近のヘビロテ!

2012年9月23日日曜日

私の00年代

meantimeにて、00年代投票の結果が発表されました!
1位はアレかなアレかな~と思いつつクリックするのが楽しかったです。
はまべさん、投票者の皆さん、お疲れさまでした。

そして私のランキングはこんな感じ!

1 Love At First Sight / Kylie Minogue (02)
2 Umbrella / Rihanna feat. Jay-Z (07)
3 Crazy In Love / Beyonce feat. Jay-Z (03)
4 Just Like A Pill / Pink (02)
5 Who Knew / Pink (07)
6 Through The Wire / Kanye West (03)
7 The Game Of Love / Santana feat. Michelle Branch (02)
8 Bad Romance / Lady GaGa (09)
9 Say It Right / Nelly Furtado (06)
10 Chasing Pavements / Adele (09)
11 Everything You Want / Vertical Horizon (00)
12 My Happy Ending / Avril Lavigne (04)
13 Fill Me In / Craig David (01)
14 Drops Of Jupiter (Tell Me) / Train (01)
15 Lose Yourself / Eminem (02)
16 La Tortura / Shakira feat. Alejandro Sanz (05)
17 Wake Me Up When September Ends / Green Day (05)
18 Unwritten / Natasha Bedingfield (06)
19 I Don't Want To Be / Gavin DeGraw (04)
20 If I Were A Boy / Beyonce (08)
21 Maneater / Nelly Furtado (06)
22 By The Way / Red Hot Chili Peppers (02)
23 Frontin' / Pharrell feat. Jay-Z (03)
24 Suddenly I See / KT Tunstall (07)
25 A Thousand Miles / Vanessa Carlton (02)
26 I Need You / LeAnn Rimes (00)
27 Goin' Crazy / Natalie (05)
28 Rock The Boat / Aaliyah (01)
29 Izzo (H.O.V.A.) / Jay-Z (01)
30 Empire State Of Mind / Jay-Z + Alicia Keys (09)
31 Beautiful Soul / Jesse McCartney (05)
32 Lady Marmalade / Christina Aguilera, Lil' Kim, Mya & Pink (01)
33 No Such Thing / John Mayer (02)
34 Toxic / Britney Spears (04)
35 Fallin' / Alicia Keys (01)
36 Breathe / Michelle Branch (03)
37 Rehab / Amy Winehouse (07)
38 Meant To Live / Switchfoot (04)
39 Here Is Gone / Goo Goo Dolls (02)
40 Last Night / Diddy feat. Keyshia Cole (07)
41 Pump It Up / Joe Budden (03)
42 Run This Town / Jay-Z, Rihanna & Kanye West (09)
43 How You Remind Me / Nickelback (01)
44 Gotta Tell You / Samantha Mumba (00)
45 Wake Up / Hilary Duff (05)
46 1, 2 Step / Ciara feat. Missy Elliott (04)
47 Numb/Encore / Jay-Z/Linkin Park (04)
48 Bleeding Love / Leona Lewis (08)
49 Vertigo / U2 (04)
50 Womanizer / Britney Spears (08)


まさかの「Hands Clean」投票漏れというヘマをやらかしつつ
まあまあ順当な感じのランキングに落ち着いたような気がします。
こうしてみると我ながら本当にメインストリーム好きだなあと思いました。
ちなみに年別でいうと、いちばん投票曲数が多いのが2002年の8曲
いちばん投票曲数が少ないのが2000年、2006年、2008年の3曲です。
全体的に00年代前半のほうがランキング入りしている曲が多いのは
やっぱり2002年から洋楽を聴き始めたっていうのが大きいのかなと思う。
もちろん年を経るごとに詳しくなっているはずなんだけど、思い入れの大きさというか。
あと00年代中盤は南部ラップとかが異常に盛り上がっていた時期だったので
ガールロック流行りの前半に比べると、TOP40を聴いていないというのもありそう。
ついでにアーティストでいうと、一番思い入れがあるのはMichelle Branchだけど
ディケイドを通して最も信頼して聴いていたという意味ではP!nkです。
もうすぐアルバムも出るし、来年のサマソニに来ないかなと地味に期待しているんだけど。

meantimeでは、個人投票結果のページに"私的00's アルバム10選"部門も掲載される予定。
シングルとまた違う結果(女性シンガーソングライターだらけ)なので
そちらもぜひチェックしてみてください!

しかしふと気がつくと、10年前って16歳、高校2年生だったんですよね。
まさに洋楽を聴き始めた年で・・・Dido、Darren Hayes、Kylieあたりに夢中になってた。
さらに16歳の夏は、タイムショック、ファッション甲子園、小論文コンテストと、
各種イベントを荒らしまくっていた季節でもあった。
当時から「なんだこの年!」って思ってたけど、今振り返ってもなかなかどうかしている。
私はあの頃からずっと、人に「この子、何者!?」って思われるような存在になりたくて
少しは近づけたような、でも一方で何かを失ってしまったような、よくわからない気持ちでいる。
でも19位に入れたGavin DeGrawの「I Don't Want To Be」の歌詞を借りるなら
I don't want to be
Anything other than what I've been trying to be lately

以外のなんでもなくて。
どっちにしたって進むしかない。
私は私の00年代を裏切らないよ。そしてこの10年代を生きていく。

2012年9月19日水曜日

麻雀放浪記

この夏の目標のひとつとして「麻雀をおぼえる」というのがあったんですが
連休中に帰省した際、親から無事教わることができました。
どんな帰省だよって話ですが・・・
子どもの頃、正月に祖母の家で祖母、伯母、父、母がジャラジャラやってるのを見て
なんというか「大人の娯楽」って感じで憧れがあったのですよね。
「役満」とか「聴牌(テンパイ)」とか、日常の言い回しでも麻雀用語って出てくるし
たしなみの一環として知っておきたいなあという気持ちもあった。
漢字で書くけど読みはカタカナ、っていう言葉が元々好きというのもある(上海とかも好き)
といいつつ阿佐田哲也が色川武大の別名義だって、今知ったくらいの初心者なんですけど
基本ルールがわかったら、いきなり超楽しい!
一昨日からずっとネットで麻雀ゲームやってる・・・廃人。
今日ははじめて七対子(チートイツ)であがれて嬉しかった!
細かいルールはまだ全然わからないけど、とりあえず場数を踏んで役を覚えたい。

しかし夏に金を使いすぎて、懐がすっからかんだわ。
今日もカードの請求がきていたが、予想を上回っていたので黙って捨てた・・・
香港マカオに加え、国内でも新幹線移動が多かったのと、結婚式用のドレスと
あとはLUNA SEA(武道館4枚で、手数料込みで4万円て)や、サマソニのチケット代が大きなウェイトを占めています。
そう、結婚式。なんと9月、10月、11月と連続であるんですよ。しかもすべて都外。
交通費だけでいくらかかるんや・・・戦々恐々です。
しかもこれからまたリリースラッシュくるでしょ。
Nelly Furtado、P!nk、Lupe Fiasco、Miguelあたりはマストで買う予定です。
特にMiguel!
Nasのアルバム「Life Is Good」(傑作!)にフィーチャーされてて初めて知ったんですが
とても情緒があってセクシーな歌声の男性ソロシンガー。
正直、見た目だけだと食指が動かないタイプなんですが、ボーカルが本当に素晴らしい。
アルバムからの先行シングル「Adorn」は、水底でたゆたっているような雰囲気が最高。
3曲入りEP「Art Dealer Chic Vol.1 EP」がこちらからフリーダウンロードできます。おすすめ!

2012年9月9日日曜日

香港マカオ一人旅⑤

3日目後半

観光を終えてホテルに戻ろうとタクシーを探しますが、何故かいっこうに空車を発見できず・・・
ようやくみつけたタクシー乗り場も列ができていて、なかなか空車が来ない。
来たかと思えば止まらずに去っていったりして・・・謎! 一緒に並んでいた家族連れと顔を見合わせた。
仕方ないので汗だくになりながら、なんとか徒歩で帰宅。
月曜の午後という時間帯なので油断していましたが、夕方の交代の時間帯と重なると
タクシーがつかまらないという話はよくあるらしいので、これから行かれる方はご注意ください。

ホテルに辿りつくとすぐ、汗だくの身体をリフレッシュすべく屋外プールへ!
落ち着いた雰囲気の、リゾート気分な屋外プール。
小さいですがウォータースライダーや、 温水プールもあります。
ベトナムで買って以来、出番のなかったデイジー柄の水着で、プールサイドでのんびり読書。
お供はよく冷えたモヒート! 極楽・・・
ちなみに本は宮内悠介の『盤上の夜』を。
碁や将棋などのボードゲームをテーマにした短編集なので、マカオ=ギャンブルでちょうどいいや、と思って持参したのですが
第一話の主人公は香港旅行中に人身売買に遭って四肢を失う、という設定なので、よく考えたら相当シュールである。
(グロい話ではないので念のため。全編とても面白かったです)

夕食は、ホテル内のカフェ、ベラ・ビスタにて。
本当は飲茶で有名な「陶香居酒家」に行きたかったんだけど、みつけられなかったのよね。
カフェですが食事メニューも充分揃っているし、落ちついた雰囲気で食事できるので、これはこれでよかったです。
旅行中食べ損ねていた春巻きと海南鶏飯もここで食べました。
デザートはポルトガルの伝統スイーツ、セラドゥーラ。
砕いたビスケットとクリームを重ねたデザートです。
割と食べ応えがあるので、コーヒーと一緒にいただくのがおすすめ。

さあ、お腹もいっぱいになったところでいよいよギャンブルへ!
すぐ隣に大型カジノ、サンズは女性でも行きやすいということだったので、ここにしようかなと思っていたんですが
やっぱりマカオに来たからには、グランド・リスボアに行かなければ!ということで
綺麗めワンピース&レースガウン&クラッチに、NARSの赤リップという勝負スタイルでいざ出陣。
(といっても、実際はみんな結構普段着なんですが)
グランドリスボアはギラギラな外見に負けず劣らず、中身もやたら豪華。
ロビーにはばかでかい天然石やら黄金の船の彫刻みたいなのとか・・・
なかでも笑ったのはこれ。
手前はカジノ王スタンレー・ホー、奥は水運か何かに関係ある鳥の首の像。
真正面から撮ると、ホーさんの頭上に載ってるみたいで間が抜けている。
さらにうしろには巨大な金の蓮の花。クレイジー!

カジノ内は撮影禁止なので写真はないのですが・・・
1Fはブラックジャックや大小などの、各テーブルにディーラーがいるタイプのゲームのフロア
B1Fはスロット系のフロア、そして2FはVIPフロアになっていました。
VIPエリアの入り口には、わかりやすくモデルみたいなお姉さんが立っていて目の保養でした。
まずスロットで100HK$×2回。1回目は1.5倍の勝ちで、2回目は負け。
ボタンを押すだけなので初心者でもすぐできるけど、面白みにはやはり欠けるかな。
続いて、1Fの「大小」のテーブルへ。
「大小」とは、3つのサイコロの目が合計11より大きいか小さいかに賭けるゲーム。
目の合計数をピンポイントで指定したり、ぞろ目に賭けたりすると、配当は大きくなります。
普通の中国人のおばさんがいきなり9000HK$(約9万円)を換金するなか、
私はとりあえず300HK$(3000円)を換金、という超しょぼいスタート。
しかもミニマムベットが200HK$なので、最初にハズしたらもう終わり!
画面には直近の履歴が表示されているので、それを元に大か小かを考えます。
とりあえず大に賭けたら、勝ち!
続いてもう一回大にして、これも勝ち!
確か勝ち、勝ち、負け、勝ちと続いて、ちょっとは気が楽になってきたところで
ゲームに参加せずに見てただけの中国人のおじさんが、いきなり私のコインを取り「任せとけって!」と勝手に賭けてしまった。
えー!?と思ってたら負け。次もおじさんがやって、また負け・・・
さらに賭けようとするのを、もうダメ!と身ぶり手ぶりで阻止し、反動でちょっと高いところに賭けたら勝って、配当が倍に。
これがビギナーズラックなのか、何故か勝ちが続き、気づけば元手の倍になっていた。
といっても6000円なんだけど、チキンな私はなんだか恐ろしくなり始め、ここでいったんゲームを降りました。
我ながらほんと小物だわ・・・賭け事に向いてないわ!
しばらくほかのテーブルを見て回ったあと、所詮あぶく銭、元手以上に稼いだ分は今晩使い切ろうと再度「大小」へ。
そしたら今度はあっさり溶かしました。こんなもんですね。
1000円くらい残ったんで、2Fのバーでカクテルのグラスホッパーを頼んで
上からホールの喧騒を見渡しながら、大人気分を味わいました。
中央のステージではセクシー衣装のお姉さんのポールダンスなんかもやってました。
マカオのカジノは24時間営業、きらびやかな灯りが消えることはありません。
クレイジーな夜が更けていく・・・

4日目はほぼ帰国するだけだったので省略。
初の一人旅だったけど、とても楽しく充実していました(食事だけはいかんともしがたいけど)
特にマカオはまたすぐにでも行きたい。
ギラギラした資本主義パラダイスと、異国情緒あふれるアジア・エスニックが混在している。
つまり私が見たかったものがすべてあった。
次回は香港経由ではなく、深セン経由でマカオもいいなーなんて考えてます。

2012年9月1日土曜日

香港マカオ一人旅④

3日目 前半

9時頃起きて、ホテルのカフェ「Cafe Bella Vista」で朝食。
マカオにかつて存在した名ホテル、ベラ・ビスタを模したというインテリアは
白を基調とした上品なコロニアル風で、一目で気に入りました。
テラス席で風に吹かれているだけでバカンス気分・・・

今日は市内をがしがし観光する日。
昨日はセナド広場より北を見ていましたが、今日は南のエリアを歩きます。
まずは有名な牛乳プリンのお店「義順牛奶公司」へ。
牛乳プリンはかなり素朴な味。アズキが入ったのとかもあるみたいで、食べてみたかった。
そこから歩いて5分ほどの「福隆新街」へ。 
白壁と深紅の組み合わせが鮮烈な建物が続くストリート。古い時代に迷い込んだよう。
かつて、マカオきっての歓楽街だったそうで、今はレストランやお店が入っており、オシャレな雰囲気です。

世界遺産3連発。

聖ローレンス教会。イエズス会によって建築された古い教会です。
荘厳な雰囲気だけど、色合いが明るいのがマカオらしい。

ドン・ペドロ5世劇場。ラデュレみたいな色合いがキュート!
ロバート・ホー・トン図書館。
香港の大富豪ホー・トン(何東)の別荘だったそうです。
マカオのカジノ王スタンレー・ホーや、ブルース・リーとも血縁関係がある人物。
中は近代的な建築になっていて、特に4Fまで一本で続く階段が近未来的でとてもよかった。
日本の雑誌やCDが結構置いてありました。くるりを発見して驚いたよ。

マカオという地名の元となった媽閣廟(マーコッミュウ)に参拝したあと
清代の思想家で、李鴻章とも関わりのあった鄭觀應の故居である鄭家屋敷へ。

入場無料ですが、入口でどこから来たか英語で尋ねられるので、Japanと答えればOK。
お姉さん英語上手だった。金魚の飾りがかわいい。 
マカオで見た世界遺産の中で、個人的にはここが一番ツボでした。
基本は中国様式なのですが、パティオ(中庭)があったりと、ところどころ西洋様式が取り入れられています。
大小あわせ60を超える部屋があり、多いときで300人が暮らしたそう。
建築家の一家も、修繕やメンテナンスのために住みこんでいたそうです。
ここは管理している人のセンスがいいのか、飾られている扇子や花まで素敵でした。
静かかつ光が溢れる造りで、1時間くらい余裕でぼーっとしていられそうだった。

出てからお昼を食べようと思ったのだけど、15時という中途半端な時間。
開いていたごく普通の食堂で、つみれ麺をいただきました。
店のおばさんは英語が喋れなかったけど、客?のひとりが英語でいろいろオーダー助けてくれた。
ちゅるちゅるちゅる・・・食堂の麺は、基本やさしい味で美味いです。

香港マカオ一人旅③

2日目後半です

マカオ中心地であるセナド広場まで徒歩で向かう。
セナド広場は噴水を中心とした広場を建物が囲んでいるのですが、ポルトガル色の強い雰囲気で、中国じゃないみたい。
それからまた10分弱歩いて、 マカオ最古の中国茶専門店という「英記茶荘」へ。
写真撮り忘れちゃったんだけど、筆書きのラベルが貼ってある大きな缶が並んでる図が素敵でした。
友達から龍井茶を買ってきてほしいと頼まれていて、日本だと200~300gで3000円くらいと聞いていたのに、ここでは150gで600円だった! 安すぎる。
量り売りはもちろん、小さな缶も可愛いのが揃っていて、ここは楽しかった。
家族経営の小さなお店でしたが、日本語、英語のカタログもあるので安心。
続いて近くにある喫茶店「積木冰室」で一休み。
勝手にかき氷があるのかと思って入ったが、軽食とかも置いてあるような普通の喫茶店だった。
またしても漢字の字面だけ見て適当にオーダーしたら、カットされたパイナップルの入った飲料水が。美味かった。
店内もレトロで可愛かったです。
中と外の湿度が違いすぎて、写真を撮ろうとしてもレンズが曇ってしまう!
右端のポストが可愛い。

その後は、なんとなく地図を見ながら街中をぷらぷら。
坂道が多くて細い路地も多い。ちょっとイスタンブールのウスキュダルを思い出した。
マカオの世界遺産はこのへんにかなり集約されているので、散歩しながら気軽に見ることができます。
これはカテドラル。マカオだけでなく、日本や韓国などの東アジア地区の主教管区を司る教会だったそうです。
しかし、個人的には世界遺産以上に、なんでもないような道にいちいちときめいた。
中国とポルトガルが絶妙に入り混じって・・・コロニアル万歳!!
建物の外観はポルトガル風なんだけど、ぼんぼりやら、ちょっとした細部が中国なんだよね。
アパートの中庭に道教?の祭壇が見えたり。
興奮しすぎて「ここなら! 暮らせる!」とひとり叫んだりもした。

夕食はポルトガル料理「新口岸葡國餐」へ。
旅行前からチェックしていたんだけど、ホテルでTwitterしてたら、
最近マカオに行ったばかりというフォロワーさんからオススメされたのでした。
庶民派の人気店らしく20時過ぎではすぐ入れなかったので、予約だけして近くのリオ・ホテルへ。
トイレだけ借りるつもりが利用客以外は使えない仕様だったので、カフェで食前酒としてビール一杯いただく。
21時頃レストランに入り、ワイン片手に食事スタート。
レタスのニンニク炒めで、久々に野菜をむしゃむしゃ。ムール貝のオーブン焼きもうまーい。
極めつきはもちろん、アフリカンチキン!
アフリカンチキンとは、カレーみたいな独特のスパイスで味付けられたグリルチキン。
大航海時代、ポルトガル人がアフリカの鳥料理とマカオまでの航路で得たスパイスを組み合わせたのが発祥というマカオならではの料理です。
うまいんすよこれ! 赤ワインが進む進む。
店によって味付けが違うそうですが、ここのは割とスパイシー、でもほどよい辛さ。
ハーフサイズにしたのにこんもり出てくるから、このときばかりは一人旅であることを悔やんだ。
店内も活気があって、良い店だったな。しかもホテルまで徒歩5分くらいだったので便利でした。

2012年8月18日土曜日

香港マカオ一人旅②

2日目前半

1日目の食事が麺ばかりだったので、今日は朝から飲茶が食べたい!ということで
「客家好棧(ハッガーホウセン)」というお店へ。
中国のユダヤ民族とも呼ばれる少数民族「客家」の伝統料理を楽しめるレストランとのこと。
客家好きとしては見逃せないお店です(近いうちに福建土楼に行きたい・・・)
広々としていてオシャレな雰囲気。日本語メニューもあります。
客家式海老餃子めちゃくちゃ美味かった。
ゴマ白玉のピーナッツ砂糖がけもめちゃウマ!
頑張って5品頼んだけど、食べきれなかったのが心残り。
でも本場の飲茶が堪能できたので満足!
・・・と言いたいところですが、飲茶といえば最初からお茶がポットで出てくるわけです。
が、何故かどれだけ注いでも透明な液体。 
なぜ?と思ってポットの中を見ると茶葉が入っていない。そりゃただの湯だよ!
茶葉は指定しなきゃいけないのかな?と思って周りを見るも、隣の客は普通に最初からお茶。
店員を呼びとめてポットの中身を指差して身振り手振りするも、2回連続で湯が注ぎ足されただけであった。
意外とチキンなためそれ以上交渉できず、一人旅の壁を思い知りながら白湯をすすりました。

午前中にざっくりとお土産などの買い物をすませ、いざマカオ!
マカオへはフェリーで渡ります。乗船時間は約1時間ほど。
「週末は混んでいてすぐ乗れないことも」とは聞いていたんだけど、本当にすごい人!
外国人旅行客というより、本土の人が遊びに行くんだなという印象。
14時半-15時半の便に乗り込んだんだけど、前日の雨で水量が増していたのもあってか、相当揺れました。
ビジネスクラス(2500円くらい)だったので軽食として出前一丁が出てきたんだけど、とても食べられず・・・
割と乗り物には強いほうなんですが、久々にグロッキーに。
ようやくマカオに辿りついて、ふらふらとアライバルゲートに向かうと、突然「キャー!!」という大歓声が。
え、私いつのまに有名人に?と思ったら、出待ちしてるらしき大勢の若者たちが。
ミーハー心丸出しで一眼レフ構えてる女子に「Who's coming?」って尋ねたら、「Girl's Generation」と・・・
そう、まさかの少女時代とバッティングしたのでした!!
気軽な一人旅だしということで出待ちの列に私も並んで約30分、見事9人の美女たちを拝むことができました。
ユナは花柄のロングワンピースにカーディガンでイメージどおり。赤毛のティパニも可愛かった。

フェリーターミナルからはバスでホテルへ。
マカオは有名ホテルなら必ず10~15分に1本くらいの間隔で送迎バスが出ており、しかも宿泊客でなくても使えるんです。
マカオは主に北の「マカオ半島」と南の「タイパ島」のふたつのエリアに別れていて
私は今回マカオ半島しかいなかったけど、次回いろいろ動くときは送迎バスをうまく利用したい。
で、マカオの宿はこちら。
Grand Lapa Hotel
この旅行の主目的は、このホテルに泊まることと言っても過言ではありません。
繁華街に近くて、屋外プールがあって、日本人一人でも安全に過ごせるラグジュアリーホテル。
エントランスをくぐるなり、なんともいえない花の芳しい香りが漂ってきて、一気にバカンス気分に!
清潔でクラシックでオリエンタルでゴージャスで・・・これこそ私が求めていたもの。
マンダリンオリエンタル系列だけあって、細部まで手入れが行きとどいています。
ポルトガル製ファブリックでまとめられた重厚な客室。
3人は余裕で寝られる広々としたベッド。この写真では見えないけどコーナー部分に使いやすい書きもの机も。
部屋からの眺め。隣の金色の建物は大型カジノホテル、サンズ。
もう、これこそ私の求めていたものや!!

すっかり船酔いも醒め、夕方から街の散策へ。
セナド広場というマカオ中心地に向かいます。グランドラパからは徒歩20分くらい。
近年のマカオはホテルの開業ラッシュらしく、巨大ホテルが林立しているんですが、とにかくその規模のデカさといったら・・・
ラスベガス資本の大型ホテル・ウィンマカオ。奥に見える金銀銅のホテルはMGMマカオ。
ラルク・マカオから出てきてウィンに入って行った黒服の3人組。明らかに堅気ではない。
マカオのホテル王・スタンレー・ホーが経営する老舗ホテル、リスボア。手前がカジノで奥がホテル。
そして新ランドマークとなっているグランド・リスボア。なんと52階建て! 奇妙な形は蓮をイメージしているそう。
こんなホテルが街中にばんばか建っているんですよ・・・島の規模に対して明らかに異常。クレイジー!
歩くだけでギラギラネオンカラーの欲望が伝播して、エミリオ・プッチみたいなドレスが着たくなる。

2012年8月14日火曜日

香港マカオ一人旅①

これまた時間が経ってしまいましたが、7月頭に行った香港・マカオ旅行のことなど。
今年は前半が仕事でずっとばたばたしてて、ゴールデンウィークもちゃんと休んでいなかったので
「有休とってどっか行きたいな~」とぼんやり考えてはいたのですが
ある日ふとスケジュール帳を見て、「来週末、土日に2日足して4連休取れるじゃん!!」ってことに気づき・・・
4日で行けて、観光ができて、かつバカンス気分も味わえて、ひとりでもそれなりに平気で、って考えたところマカオに決定。
プラス香港もつけようかね、みたいな感じの軽いノリです。
時期がギリギリなうえに一人旅なので、パッケージツアーはもう受け付けておらず、エクスペディアでホテルと飛行機を別々に取りました。
国内・海外含めて、ほぼはじめての一人旅でしたが、結論から言えばとても楽しめました。
ちなみに親に一人旅って話したら案の定「危険!」と反対されて
「そんな子まわりにいないでしょ!!」って言われたんだけど
ちょっと見渡しただけでも華月ちゃん、Hrkさん、そして一人旅女王・ナツちゃん・・・
ナツちゃんのウズベキスタンやロシアが難易度4だとしたら、香港マカオなんて難易度1だと思うわ。

スケジュールはこんな感じです。
1日目 成田→香港
2日目 香港→マカオ(フェリー)
3日目 マカオ
4日目 マカオ→香港→成田
飛行機はキャセイパシフィック。行きはほとんど寝てた。帰りは映画『ハンガーゲーム』を見たよ。

1日目 

香港といえば美食と買い物だと思いますが、今回一人旅ということでがっつりグルメは厳しいし、買い物も特に目的がなかったため、
コンパクトに観光できればいいやと思い、宿は利便性をとって尖沙咀の駅近で探しました。
Butterfly on Plat
とてもモダンで使いやすい小奇麗なホテル。無線LAN完備だし、レンジもありました。
ホテルマンもみんな若くて細身のグレーのスーツを着てたのが印象的。
空港からはシャトルバス(いくつかのホテルを回るタイプ)も出てるし、尖沙咀のまんなかなので、なんでもある。

16時頃にホテルに着いて、ぶらぶらしながらまず香港麺で有名な「池記」で腹ごしらえ。
看板メニューの海老ワンタン麺は31HK$。つまり約310円!
香港麺は、細麺でちょっと固めで食べごたえがあるのが特徴。卵の味もする。
プリッとしたワンタンがいっぱい入ってて嬉しかった。
現地の発音で言うと「ワンタンミン」!

しかし香港、とにかく蒸し暑い。
屋内はクーラーがガンガンに効いているのだけど、外は相当湿度高いです。
そんななか、涼しげな女子学生の2人組が目に飛び込んできました。
清楚な雰囲気の水色のワンピースの制服、そしてなんと腕を組んでるんだよ!
百合萌え属性ではないはずの私だが、思わず写真におさめてしまった・・・眼福。

しかし香港、普通に資本主義の都市として栄えすぎていて、東京と変わらなくてお土産に困った。 
滞在が短かったので、ほんとに都心しか見られなかったというのもある。
ただ海や大きな川がある都市が好きなので、海に面した独特の雰囲気みたいなものはよかったです。
ペニンシュラは前をタクシーで通っただけだけど、さすがのクラシックゴージャス!
あと、ちょうど香港返還15周年の時期だったので、過去のニュースとかが流れてたのは面白かった。


女人街の近くの道端で碁に興じるおじさんたち。こういう光景好き。


書店にて。結構日本の書籍も置いてあった。「謎解き~」とか、湊かなえとか。
旅行ガイドもコーナー作ってあって、東京以外だと北海道が人気ある印象。
そしてこの「ビジュアルで見る幕末」みたいな本が結構平積みされてて驚いたよ。
日本でもそれなりに売れてるシリーズだけど・・・そして隣は同じシリーズの三国志! シュール。

夕食は、ホテルの並びにある雲南米線の店に。
ほんとは定食みたいなのが食べたかったんだけど、一番地元の若者が多い店にあえて入ってみた。
雲南米線は雲南省発祥のライスヌードルなんですが、 四川料理に位置するため基本的に辛い。
牛肉入りの米線。一番プレーンなのにしたのに、かっらーい!!
でも独特の美味さ。スープにコクがあって相当美味かった。でも辛かった・・・
檸檬水をすぐ飲みほしてしまったけど、おかわりって言えないので、我慢せざるを得なかった。
ちなみにこの旅行中、料理のオーダーは全部指差しで。
毎回、一人だから最初は地元民だと思われるんだけど、つたない英語で指差ししてると
「あーもう、はいこれ見て!」って感じで無愛想なおばちゃんが外国人用のメニューを突きだしてくる、って感じでした。 

このあとは有名スイーツチェーン「許留山」で、マンゴー白玉を食べてお口直し。
ホテルに戻るついでにぶらっと入った足裏マッサージが、数年ぶりの大ヒットというくらい気持ち良かった。
Watsonsの向かいにあるビルの3Fかなんかにあって、チラシとか配ってて大丈夫かな?と思いつつ
中はおしゃれな雰囲気だし、なにより施術が超上手かった。
肩30分+足裏30分で1500円。翌日も香港泊だったら絶対リピートしてた。
「悠然坊美容保健中心」というお店です。メニューには日本語載ってるよ。

2012年7月29日日曜日

2011 Saicish Music Award

超超超今さらですが、ようやく2011 Saicish Music Awardを更新しました。
2011年っていつだよ?って感じですが・・・7か月前です。すみません。
忘れてたわけじゃなくて、常に気にしつつ、でも向き合って書くエネルギーがなくて、という感じで先延ばしにしてたんですけど、結局気合入れたら3日で書けたわ。今まで何をしていたのか。
ただ見てもらえればわかるんですが、ランクをつけるという観点から言えばあまり面白みのない年でした。
新譜を買う機会が減ったのが一番の原因ではありますが、「これ!!」っていうアルバムがなくて
上位がカバーやミックステープになるという珍しい結果になりました。
Adele「21」もLADY GAGA「Born This Way」も10位以内には入らなかった。
両作品ともそれなりに聴いてるし評価もしてるんですが、面白さという意味では違うかなと。
逆に、トップ10に入れた作品を評する際に、期せずして「時代」「世代」というキーワードを使っていて
やっぱり私は時代が透けて見えるポップミュージックを聴いて楽しみたいんだなと。
というわけでやはり積極的に新譜を買わなければいけないと思い、フランク・オーシャンのアルバムを先週オーダーしたんだけど、どうも本国での生産が追いついていないらしく、出荷遅延の連絡がきてしまったところ。

こういうのを書くとき、1位からもしくは10位からではなく
気の向くままランダムに書くんだけど、書きやすいものから書いちゃうとあとが困るので
自分なりの変な法則みたいなのに従います。これをミスると大抵難航する。
ちなみに順番としては、Beyonce→Drake→Birdy→Katy B→Mateo→James Blake→きゃりーぱみゅぱみゅ→Rihanna→Ed Sheeran→Jでした。
比較的ラクに書けたのはBeyonce、きゃりー、Rihanna、Jあたりかな。
ある程度音楽的なバックグラウンドの知識がないと書けないものは、どうしても時間がかかる。
(いろんなインタビューや記事を参考にしたりするので)
ついでに先に謝っておくが、Jのアルバムだけ異常に文章が長いです。すみませんでした。

そう、そしてそして、LUNA SEA@武道館のチケットが取れたよー!!!
祈るような気持ちで当落発表を見たわ。こんなこと26年生きててはじめて。
しかも知人が1枚譲ってくれることになり、2日行けることになった!
今の時点でもう興奮しすぎて死にそうだけど、とりあえず2013年まで這ってでも生きようと思います。

2012年7月24日火曜日

ウィーアーリビングインザシティ

4時です。変な時間に寝て起きてしまったため、夜中にしぶしぶ起きています。
昨日9時間も寝たのに、異常に眠かったため仕方がない。
気づいたんだけど、というか前から気づいていたんだけど、私は週に3回は9時間眠らないとダメなようです。
6時間睡眠の次の日は、ほぼ確実に寝すぎる。平日だろうと関係ない。
土日なんて用事がなければ平気で10~12時間寝てるしね・・・
「寝すぎる」ことは確実に私の人生を阻害してると思うんだけど、同時に人生における最大の悦びのひとつだからタチが悪い。

meantimeの「00年代投票」、いよいよ順位が発表され始めて、読んでいるだけで楽しい。
http://www.meantime-jp.com/Poll/00sPoll/00sPollMain.html
私の上位曲はまだあまり出てきてないかな。「Say It Right」「Bad Romance」「Just Like A Pill」くらいか。
こうして見てると、私はかなり平均的な投票の仕方をしてるような気がする。
さらに、「誰と票がかぶっているか」を見るのも面白いんだけど
誰も入れないのではと思っていたJoe Buddenの「Pump It Up」がサカキさんとかぶっていて笑った。
パンプ、パンプ、パンピラッ じゃすぶれーーいず!
そして惜しむらくは、アラニスの「Hands Clean」に投票し忘れていたこと!!
何故かすっかりリストから見落としていて、存在に気づかなかったんだよ・・・
本当だったら3位以内に入れていたのに! 後の祭ですが、ここでしっかり主張しておきます。
ランキングが全部出揃ったら、私の投票リストもこちらに載せたいと思います。

最近行ってよかったレストランなど。
幾寅(後楽園)
華月ちゃんに連れて行ってもらったジンギスカンのお店。人生初ジンギスカン!
私、実はずっとジンギスカンって鍋料理だと思ってたんですが、違うんですね。焼き肉ですね。
もやしや玉ねぎと一緒にじゅうじゅう焼いたラム肉がおいしーい。
部位によってはどうかな?と思っていたのですが、どれも美味しく食べられた。
あまり酒を飲まなかったというのもあるけど、腹いっぱい食べてひとり3000円台と、超お手頃価格なのもうれしい。

マヌエル・カーザ・デ・ファド(四谷)
地下にあるポルトガル料理のお店。
マカオでポルトガル料理食べたばかりなのに、たまたま数日のあいだにこの店のことを複数人から聞いて、行くしかない!と。ちなみに2度目です。
スペイン料理と似てるけど、もっと素材感が強くて味付けもやわらかい感じかな。
ワインもとっても美味しい。赤もよかったし、「緑ワイン」というポルトガルならではのワインもおすすめ。
緑色というわけではなく、完熟前のブドウを使ったすっきりした白ワインです。
タイル画があしらわれた上品なインテリアも素敵。

6th バイ オリエンタルホテル(有楽町)
神戸の老舗ホテル、オリエンタルホテルの名を冠したバー&レストラン。
ビックカメラの目の前という好立地で、しかも雰囲気がかなりゴージャス。
暗めのアンティークっぽい照明で、グリーンや船の模型などが飾られ、大人のリゾート感が。
悪く言えばチャラいんだけど、通りに面した席なんてまさにSEX AND THE CITYっぽくて
「トーキョー! オシャレピープル! ウィーアーリビングインザシティ!!」ってな気分になれます。
こういう店で一杯ひっかけて帰ると、大人になった気がしますね。

2012年7月10日火曜日

春夏物プレイバック

半年に一度の恒例企画!
春夏に買ったファッションアイテムで、特に活躍したものを振り返ります。


E hyphen world galleryのデニムシャツ
今年はもう、何はなくともデニムシャツ!というくらい着倒した。
気を抜くと週4とかで着かけてしまうので、意識して抑えていたほど。
このシャツは出張先で時間が余って、なんとなく買ったものなんだけど重宝した。
カーディガンの代わりに羽織ることも多いです。

collect pointのタックパンツ
写真ボケててすみません。9分丈くらいの紺色のパンツです。
シンプルだけど膝から上は余裕があって、大人オシャレなシルエット。
仕事でちょっと綺麗かつ動きやすい格好が必要なときに便利でした。
ベルト付きなのもうれしい。

dholicのバイカラークラッチ

 白と黄色の組み合わせがとても春らしいクラッチ。
クラッチといっても財布、ケイタイ、ティッシュ、ポーチ・・・とひと通りのものが入る大きめサイズ。
上のパンツとよくあわせました。
値段は4000円くらいだったはず。プチプリ!

dholicのリボンサンダル
同じくdholicにて。つい最近、香港旅行に向けて買ったばかりだけど、早速ヘビロテ。
これはとにかくはいたときの姿が可愛いんです!
足首にもリボンがついてるから細く見えるし、しかも歩きやすい。
これから数か月さらにはくことになりそう。

ブランドでいうと、ポイント系列(JEANASIS、collect point、heatherなど)とwho's who chicoにとにかくお世話になった。
自分のツボにことごとくハマるシーズンってあって、次シーズンは案外そうじゃなかったりするから不思議。
引っ越してから新宿に買い物に出やすくなったというのもあるかも。
それにしても、いかに手頃ブランドばかりで買っているか一目瞭然ですね。
最近ますますブランド物に興味がなくて、今シーズン一番高かったものってトレンチ1万5千円とかだと思う。学生か。
いや、学生のときのほうがもっと高いもの買ってたよね。
楽ちんな格好が楽しすぎて、反動がそろそろ怖い。

2012年7月4日水曜日

読者モデルと喪女

ご無沙汰しております。
実は土曜から火曜まで、香港・マカオに一人旅してきました。
いきなり思い立って1週間前にチケットをとってバタバタな感じで。
親には「一人旅なんて!!」と言われたけど、結果から言えばとても楽しい旅でした。
写真もいっぱい撮ったので、旅行記を書こうと思ってたんだけど・・・
成田から帰宅した頃から、なんか気分悪くて、飛行機に酔ったのかな?と思っていたんだけど
どんどん身体が熱くなって、早朝に目覚めて体温計ったら発熱していた。
なので今日は会社をお休みしてしまいました。有休のあとに休むとか情けないけど。
喉が痛いとか咳が出るとかではないんだけど、疲労が一気に出たのかな?
ほとんど何も食べずにひたすら寝ていたので、旅行で増えた体重が落ちたのは幸いだったが。

というわけで旅行に関しては後日詳しく書きます。
ほか最近のトピックとしては、なぜか雑誌に2つも出ることになった。
しかもひとつは女性誌の読者モデル!!
何故お前が?と思うでしょうが(兄にも「間違っている」と言われた)、 たまたま知人の美容ライターさんが担当している特集で、当日欠員が出て、ピンチヒッター的に駆り出されたという。
スキンケアの特集で、乾燥肌をタイプ別に診断して対策する、という感じの内容なので
読モというより読者モニターって言い方のほうが正しいんだけどさ。
ほかの読モちゃんが「使っているスキンケアはアルビオンで~」などと話しているなか
「豆乳イソフラボンシリーズです(キリッ」と言ったら笑われたよ。
もうひとつは週刊誌で、ずばり「喪女特集」。本名や顔は出ない予定。
たまたま重なったとはいえ、同じタイミングで読者モデルと喪女特集両方出る女は、東京中を探しても私くらいのものだと思うわ。

ダレン・ヘイズの新譜『Secret Codes And Battle Ships』がなかなか良いです。
セカンド~サードでちょっと難解なエレクトロ方面に行ってしまったけど、今作は割とメロディに回帰している印象。
サードの名曲「Casey」っぽい路線というか。
しかしダレン今年で40歳だって! 声が全然変わらないなあ。

2012年6月16日土曜日

映画ランキング2011

超今さらなんですが、2011年の映画ランキングを掲載しておこうと思います。
ただし、下半期からほとんど映画を見ておらず、本数自体が少なかったので
ちゃんとランク付けしたのは7位まで。それ以下は「次点」としました。

次点 モールス
怖すぎてマジで半泣きになった。雪深い枯れた街での惨劇。グッロ~!!
でもそのグロさの裏にあるやりきれなさ、どうしようもなさみたいなのも確かに伝わった。
特に少女と“父親”の関係性に想いを馳せずにはいられない。

次点 高校デビュー
意外な掘り出し物。胸キュンなストーリーを楽しくポップに描いてました。
キャストも地味めながらちゃんと選んでる感じで好感。
なにより主役の大野いとが大変がんばっていた。自分の可愛さに頓着してない感じがいい。

次点 アリス・クリードの失踪
騙し、騙され、騙し合い・・・大好きな、“密室心理劇モノ”でした。
この映画の本質は「アリスは解放されるのか」ではなく
「この中で誰が一番悪いのか」である、と気づいたときの興奮は格別。

7位 トゥルーグリット
とにかく画が美しくて。渋くて、壮大で、厳しくて、烈しい西部の大地。
その背景にぴったりなキャストもお見事。ヘイリー・スタインフェルドはハリウッドの蒼井優と呼びたい。
「天罰なんて待ってられない」というキャッチコピーは年間ベスト!

6位 ブラックスワン
これも痛い痛い映画。目を背けたいけど目が離せなくて、終わった瞬間ほっとした。
ナタリー・ポートマンはこれでオスカーを獲れて幸せ者だよ。今後これ以上のハマり役はないのでは。
あと私はヴァンサン・カッセルの出演作選びに信頼を置いている、ということがよくわかった。

5位 アジョシ
下半期のMY流行語大賞のひとつが「アジョシ」でした。うわ言のようにつぶやいていた。
細かい粗など気にならないくらい、ウォンビンのかっこよさ(顔、演技、アクション全部!)に目を奪われっぱなし。
おかげで質屋を見ればアジョシを探す体質になってしまいましたよ・・・

4位 ステイ・フレンズ
2~4位はほぼ順不同です。素晴らしい出来栄えのラブコメディ。こういうのが見たかった。
小道具、音楽、キャラ設定、ファッションなどすべてにイマっぽいキーワードを散りばめ
それらを包括した「街」というものを鮮やかに撮ることが、よいラブコメの肝だなと感じさせられる。
作り手の、ニューヨーク(とLA)への愛着がすごく伝わってくるのです。
ジャスティン・ティンバーレイクとミラ・クニスのあの身軽な感じ、日本人にはないよね。

3位 ソーシャル・ネットワーク 
何もかも上手すぎて、脱帽しかできなかった。描かれているのは天才たちだけど、作ってる人たちの頭もめちゃ切れてる。
演出や構成にまったく無駄がなくて、冒頭10分だけで主人公の性格を理解させられた。
キーを叩く音、ショーン・パーカーの演説じみたメニューをオーダーする声(ここでもジャスティン・ティンバーレイク!)など
脳内麻薬が出る爽快なスピード感とともに、終焉に向かっていく青春。そう、これが青春なんだなって。
 
2位 X-MEN:ファースト・ジェネレーション
ひたすら楽しかった。エンターテイメントかくあるべしな、美男美女の愛憎と策略と活劇!
息をしているだけで場面に意味を与えてしまうマイケル・ファスベンダーには主演男優賞を贈るしかない(ウォンビンと同時受賞で!)
ナチス、キューバ危機など歴史上の出来事のからめ方も上手くて、本当に楽しかった。

1位 塔の上のラプンツェル
正直、出来の良さでいえば前作「プリンセスと魔法のキス」のほうが上だと思うんですが
個人的に本当に好きすぎて、これは文句なしの1位。見終わったときの、甘酸っぱいきらめき。
祝祭感あふれる人生讃歌。私がまさにフィクションに求めるものだった。
映画本編とは別に、ラプンツェルの声を演じたマンディ・ムーア自身の物語も透けて見えるようで
そういう意味でも私の映画であった。
詳しいレビューはこちらに。

あと特別賞的に『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』も。
ミッチー結婚報道の直後に見たもので、微妙に記憶が飛んでるんですが(アホ)、よかった。
助演男優賞はアラン・リックマン以外にいないですよね。

2012年6月11日月曜日

日本ロック界のアベンジャーズ

LUNA SEA武道館公演決定のニュースに発奮していたら、更新を忘れていました。
Jの動きを見るに、今年はLUNA SEA本体でも何かあるんだろうなーとは思っていたけど、まさかこれとは。
次のライブは、見られるならドームでも、と思ってたけど、武道館なんて最高すぎる!
発表された夜はマジで興奮しすぎてまったく寝られませんでした。
しかし心配になるのがチケット・・・争奪戦間違いなしなので。
Jのファンクラブでも先行があるらしいので、そこにかけるしかない。一般はほぼ空売りだろうな・・・

この半年で既に2回Jのライブに行ってるし、夏も2回行く予定なので、J不足ということはないのですが
やっぱりLUNA SEAでのJをこの目で見られるのは嬉しい。
基本はソロのJが好きだし、ついていく!と思ってるけど、LUNA SEAとしての格好よさは別物なんですよね。
5人揃ったときに、バーン!と雷が落ちるような「待ってました感」があるというか。
私はLUNA SEAを日本ロック界のアベンジャーズだと思っているんですけど。
Jも、ソロだとTシャツ&デニム&ヒゲなのに、LUNA SEAだといきなりスーツになったりするという。そのギャップがたまらん!
以前も貼った2007年の「One Night Dejavu」のときの外見が一番好きといいつつ
最近は2010年クリスマスの「黒服ナイト」のJにも悶絶していました。
この映像、ライブが丸々見られるよ! 見始めると夜更かし間違いなしでオススメです。
1:49:44からの「ROSIER」は特に見ていただきたいですね。
私、好きすぎて、いいタイミングで一時停止→画面キャプチャ→ペイントでサイズ調整して
自分だけの画像を作るという不毛な行為を真夜中に繰り広げてしまった。
その一部を公開する!!

間奏の英語詩を歌うJさん。この髪の角度完璧だわ。

「行くぞ東京ドォオオオム!!」 必殺マイクスタンド投げきたー! 
マイクスタンドになりたい!!!

ジャーン!って弾くときのポーズが常に絵になる。

ついでにこれはライブ本編のラスト、退場前に。
 この不敵な笑顔たまらん・・・みんなより先にさっさと退場するキャラもしびれる。

このブログ読んでる人、ついに狂ったと思ってるだろうな。うんマジで!
もし本当にLUNA SEA武道館公演行ったら、失明するんじゃなかろうか・・・

話は変わるがAKB総選挙。
今年も楽しく見ましたが、上位のスピーチは去年のほうが印象に残るものが多かったかなー
表情や語り口を含め、一番惹きつけられたのは8位の板野友美。

皆さんありがとうございます。
去年は沢山悩みました。
私の居場所がここには無いんじゃないかなと思ったり 
一年間悩み続けました。
でも順位が下がったり 他人と比べたりすることじゃなくて
私は私らしく いていいんだよということを教えてくれたのは
この五万という票を投票してくれた皆さんです。
皆さんからは沢山の愛と夢とそして自信をもらいました。

私は歌うのが好きです。
ダンスが好きです。
好きな事が出来る場所が私にはあります。
それはみなさんがいるからだと思います。
友は友らしく 我が道をこれからも歩んでいこうと思います。
そして何年か後にまた皆さんにありがとうと言えるように頑張りたいと思います。
皆さん、友についてきてください。
ありがとうございました。

涙ぐんでいるけど微笑んでいて、淡々としつつもはっきり喋って。
月並みだけど、すごいイイ女になってるなというか
一度落ちた者だけの言葉に、胸を打たれた。

14位峯岸みなみも素晴らしかった。

いつも16位と17位どっちが美味しいですかね?とか
バラエティ班だから順位は関係ないと言ってきたけど
でもいつも頭の中に描いていたのは
一つでも高い順位に上がり
うれし涙でぐちゃぐちゃになる自分でした。
素直になれなくてごめんなさい。
これからもAKBのスパイスとして頑張ります。
今はもうこのまま消えてしまいたいくらい幸せです。(一部略) 

これは私の中の全喪女が号泣した。
可愛い子集団のなかで、ちょっと頭が切れて正統派美少女じゃないという理由で
ピエロポジションをまっとうしてきた女子のせつなすぎる本音だわ。報われてよかったよマジで。

2012年5月27日日曜日

KARASIA!!!

今日はKARAのライブに行ってきました@さいたまスーパーアリーナ。
女の子が多いのかと思ってたけど、男女半々くらいだった。
男子高校生っぽい子たちのグループもいたりして、やっぱりアイドルなんだなーと実感。
1曲目は「Speed Up」。そこから2曲目「Jumpin'」の流れですでに悶絶・・・
前半、各メンバーのソロ、後半、本編ラストの「ミスター」、アンコール2回、という流れでわかりやすい。
衣装チェンジのタイミングに毎回ムービーが流れて小休憩みたいになるのが
K-POPっぽいのかなあと思ったよ。邦楽はあんまりそういうのないよね。
個人的なハイライトは、後半のムービー(新撮らしい、女泥棒チームの映像。スタイリッシュ!)から「Lupin」、「Step」の流れ。
あと本編終盤の「今、贈りたい『ありがとう』」もかなり泣かせる。泣いてるニコルが可愛かった・・・

ソロは全員趣が違っててよかった。
トップバッターのニコルは洋楽っぽいダンスメインの曲。
いったんラストで椅子に座って奈落に降りたかと思いきや、数秒後に別の場所からせり出して登場!
ジャンプの瞬間がかっこよかった。そしてMJ「Beat It」のカバー! アメリカ育ちのニコルらしい。
2番手ジヨンはバックにアコギ1本を従えて、KARA曲のアコースティックVerを歌唱。
さらに「ジヨンはずっとギターを練習してきましたネー」と言って、自らギターを弾きながらギターポップぽい曲を歌ってました。個人的にはこれがいちばん好きだった。
3番目ハラは期待通りのバービー人形ぽいガーリィなソング&ダンス。
4番目ギュリはバンドネオンの音色のなか、真っ赤なドレスでラテンダンスを披露し、ソロ曲へ。
大トリのスンヨンはドレスを着た操り人形として登場し、早着替えで黒のミニに変身。かっこいい系の曲で魅せていた。

我々の席はなんと1階スタンド最前列という超良席で、目の前をトロッコが走って行ったよ。
KARAの素晴らしいところは、5人全員ビジュアルの傾倒が違うこと。
雑誌で例えるとハラはViViとかのギャル系、 ギュリはCLASSYとかの光文社系、スンヨンはnonno、ニコルはNYLONとかJILLEのストリート~モード系。
で、意外とジヨンがCanCamなんだよね。眉がきりっとした男顔美女。
(日本デビュー当時ならSeventeenだと思ってた。つまり徳澤直子、安座間美優ライン)
顔が似通いがちなK-POPグループにおいて、KARAの日本での成功の理由はこのへんも大いに関係していると思う。
ちなみに全員素晴らしく可愛かったですが、生で一番目を奪われたのはスンヨン。
顔立ち自体は好みじゃないんだけど、「最強童顔」の通り名は伊達ではなかった。
かなり小顔! スタイルいい! 発光してるように可愛い!
やっぱり生で見ないとわからないことはたくさんあるなー

5月になって仕事の山を越えたこともあり、最近いろいろライブに行ってるんだけど
我ながらかなり節操がない感じ。
4月・・・KAT-TUN
5月・・・J、レイチェル・ヤマガタ、KARA
6月・・・ミッチー、ゴールデンボンバー
さらに6月は舞台サロメ、六月大歌舞伎も行く。
明日はラナ・デル・レイに行くつもりだったんだけど、手違いでチケット取れず・・・
そして8月はサマソニ!!
リアーナが出る2日目に行こうと思ってたんだが、1日目にネリー・ファータド出演とのことで
これは両日行かなければならない。
サム・スパローあたりも決まってくれないかなー

2012年5月15日火曜日

同期の花嫁

今日の日記はたったひとりのためだけに書くよ。
彼女はこれを読むことはないんだけど。

会社の同期が結婚したことを、今朝メールで本人から知らされました。
付き合ってる彼氏と同居する家を探してるっていうのは聞いてたんで
結婚もそう遠くないだろうとは思っていたけど、まさかこんなに早いとは。
「新しい部署の上司になかなか伝えられなくて、結果、事後報告になっちゃってごめん」と。
それにしても急だねと思っていたら、あとでちゃんと聞いたら実は妊娠もしたらしい。

私の代は8人同期がいて、奇跡的にまだ誰も辞めていなくて
傍から見ると、かなり仲のいい同期だと思う(なかには交流が断絶してる人たちもいますが)。
なかでも彼女と私は4年前の今頃、ふたりで同じ部署に配属されて
それから去年私が異動するまで3年間、本当に一番近しい存在でした。
彼女はもともとその部署を志望していて、逆に私はしていなくて
だから「え、このふたり!?」と驚いたし、やる気に満ちてる彼女に引け目を感じることもあったけど、それは最初だけ。
性格も、関心のある分野も、アプローチの仕方も全然違って、むしろそれが楽ちんで。
料理に例えると、私はフィーリングでちゃちゃっと創作料理を作るタイプ、彼女は伝説の食材を求めて旅に出るタイプ。
お互い特色が違って、やっぱり意外と人事ってのは見てるんだな、って感心さえした。

最初の部署は男だらけで、社内でもちょっと特殊な独立島みたいな場所だったから
ほかの同期にはしにくい相談も、彼女にはできた。
夜中に何度もさし飲みして、健康診断の前日深夜にもうっかり飲んだりして・・・
最初の夏休みにはホテルをとって心ゆくまで飲んだり、2年目は一緒に沖縄旅行して飲んだり
朝の上野のすしざんまいで飲んだり・・・まあとにかくよく飲んでましたよね。
しかもほとんど仕事の話をしていた。お互いこの4年で恋愛もいろいろあったけど
それよりも「仕事でどう勝負するか」「この先をどう考えてるか」みたいなことをいつも話していた。
私が異動してからは、どうしても生活サイクルが合わなくなったりしたけど
去年の夏は、スペシャのフェスに一緒に行ったりもしました。

でもこの4月に彼女も別の部署に異動になって、ついにふたりとも最初の部署から離れて。
フロアも変わっちゃったから、なかなか会いにくくなるなと思っていた矢先の結婚だったので。
結婚したいという話は聞いていたので、そこまで驚きはしなかったけど
今回、諸事情でずっと黙っていたように、これから私に言わないことがもっと増えるだろう。
言葉を選ばずに言えば、よそよそしくもなるだろう。
それが嫌なわけじゃなくて、別に焦るわけでもさみしいわけでもないんだけど
ほんとに、青春はこうやって過ぎて行くんだなって思ってる。
青春って10代で終わったと思ったけど、全然そうじゃなくて、
社会人になって右往左往してた数年間はつい最近のことのはずなのに、思い出すともう懐かしい。
知らない間に一区切りついて、そしてまた次の数年間が始まっている。

同期のことは基本的にみんな好きだけど、彼女とは特別な縁があると勝手に思ってる。
ライバルというよりも同志だったし、感謝してるし、なにより大好きだった。
これからどちらが結婚しようが、出産しようが、退職しようが
女子ふたりで肩を寄せ合って助け合ったこと、私はずっと忘れないと思う。

結婚ほんとうにおめでとう。

2012年5月12日土曜日

meantimeで00年代投票やってます

洋楽ファンサイトmeantimeで、00年代投票をやっています。
00年代のビルボード・TOP40ヒット全1634曲の中から好きな曲を上位50曲を選んで、投票するという壮大な企画。
すけっじ君も書いてたけど、曲一覧リストだけでも資料としてものすごい価値がある。 
00年代頭から最後までコンスタントにヒットを量産してるP!nkとJohn Mayerってすごいなあと感心したり、Taylor SwiftってKaty Perryより先にヒット出してるんだなあと発見したり、リストを見ているだけでも面白い。

私はリストを出力して(20ページ!)、好きな曲にマーカーで印をつけました。
特に好きな曲は☆マークを。
全部見終わったところで「特に好き」が20曲くらいだったので、その曲でまず順位を作り、残り30曲を無印の曲で埋める・・・というやり方で50位まで決めました。
集中力を必要とする作業ですが、暇な日曜とかにはもってこいだと思うよ!

ちなみに1位は超超超迷ったんですが・・・
Kylie Minogue「Love At First Sight」、Beyonce「Crazy In Love」、Rihanna「Umbrella」
この3曲のうちのどれかです。
結果は発表されるまでのお楽しみ!


そんなわけで00年代のヒット曲を振り返っていたんですが、私が洋楽を聴き始めたのが2001年3月なので、まさに自分自身の歴史でもあって。
懐かしくて死にそうになったし、ほんとに洋楽好きだなあと思った。
16歳で聴き始めて、19歳でライターになれたんだから、相当恵まれてたなとも。
ディケイドで区切れば、たぶん00年代以上に「自分らしい」10年は今後きっと現れないと思う。
そういう意味でもこの企画、ぜひたくさんの人に投票してもらいたいなと思っています。


懐かしのビデオたち
 
クリスティーナ・ミリアン「AM to PM」。
黒い子犬みたいな可愛さ! 今じゃありふれたビッチディーバなのに・・・
途中でダンスのブレイクが入るのは、J.Loあたりから流行った手法。

 
Santana feat.Chad Kroeger「Why Don't You And I」
サンタナおじさんの大ヒットアルバムより。せつないけど明るく力強い、男気あふれる名曲。
シングルカットされるとき、なぜかチャドが難色を示し、かわりにThe Callingのアレックス・バンドVerでビデオが作られたという謎の逸話もある。

 
Mya「My Love Is Like Wo」
このビデオは00年代屈指の出来だと思っている。七変化するMyaが可愛すぎて目が離せない。
衣装も全部可愛くて、踊りも最高。

 
Aly&AJ「Potential Breakup Song」
いきなりヒットして驚いたが嬉しかった。妙なテンションで突っ走るクールなティーン・ポップ!
のちに鈴木あみを迎えた意味不明な形で再録音される。

Lil Mama feat.Chris Brown&T-Pain「Shawty Get Loose」
2008年の曲だけど、全然古くないしかっこいい。
今2NE1とかが表現してるかっこよさを、Lil Mamaはひとりで表現している。Lil Mama、もっと長生きすると思ったんだけどな。


 
Miley Cyrus「7 Things」
今も昔もマイリーは別に好きじゃないんだけど(最上級ジョックスビッチ、という尊敬はしている)
この曲は猫も杓子もガールロックだった00年代の最後のビッグヒットという意味でも貴重。 
ハスキーな歌声とバンドサウンドがよく合ってるよね。

2012年4月21日土曜日

Hands Clean


突然ですが・・・
アラニス・モリセットの「Hands Clean」が好きすぎる!!

発売当時(2002年)から好きだったんですが、最近また歌詞を読み返して、ものを思わざるを得ない。
10年経ったけど、間違いなく「人生の10曲」に入る曲。
和訳の斜めの部分は、アラニスが10代前半の頃実際に付き合っていたプロデューサー(妻子持ち)の言葉、
普通の文字の部分は10年後大人になったアラニスの言葉となっています。
(対訳を参考にしつつ、だいぶ意訳してます)
早熟がゆえに(結果として)年上の男性に弄ばれた女の子の歌だけど
身勝手な男に振り回された経験のある女子は、皆この気持ちわかると思うんだよなあ・・・
私は自分が思っていたよりフェミニストだなあと感じることが最近多いんですが
シャーリーズ・セロンの発言「女性がフェミニストじゃなくて、誰がフェミニストになるの?」(意訳)を思い出して
私は最後まで女子の味方でいたいなって思ってる。




Hands Clean/Alanis Morissette

If it weren't for your maturity none of this would have happened
If you weren't so wise beyond your years I would've been able to control myself
If it weren't for my attention you wouldn't have been successful and
If it weren't for me you would never have amounted to very much
君がこれほど成熟してなかったら、こんなことは起こらなかっただろう
君が年齢以上に賢くなければ、僕は自分を制御できただろう
僕が世話しなかったら、君の成功は有り得なかったし
僕がいなければ、君はものになっていなかっただろう

Ooh this could be messy
But you don't seem to mind
Ooh don't go telling everybody
And overlook this supposed crime
ああ、これはスキャンダルになりかねないのに
君は平気みたいだな
ああ、誰にも言っちゃダメだよ
そしてこの世間的に犯罪とされる関係を見逃してくれ

We'll fast forward to a few years later
And no one knows except the both of us
And I have honored your request for silence
And you've washed your hands clean of this
私たちはあっという間に23年先へと駆け抜けてしまう
私たち以外の誰も知らないまま
私は黙っていてほしいというあなたの希望を尊重した
そしてあなたはこの関係からきっぱりと手を洗った

You're essentially an employee and I like you having to depend on me
You're a kind of my protégé and one day you'll say you learned all you know from me
I know you depend on me like a young thing would to a guardian
I know you sexualize me like a young thing would and I think I like it
君は本質的に雇われる側 僕を頼る君が好きだよ
君は僕の被保護者で、いつかすべてを僕から教わったと言う日がくるだろう
幼児が保護者を頼るみたいに僕に依存しているのを知っている
君は若者らしく僕をいやらしい気分にさせる それが好きだよ

Ooh this could get messy
But you don't seem to mind
Ooh don't go telling everybody
And overlook this supposed crime
ああ、これはスキャンダルになりかねないのに
君は全然平気みたいだ
ああ、誰にも言っちゃダメだよ
そしてこの世間的に犯罪とされる関係を見逃してくれ

We'll fast forward to a few years later
And no one knows except the both of us
I've more than honored your request for silence
And you've washed your hands clean of this
私たちはあっという間に23年先へと駆け抜けてしまう
私たち以外の誰も知らないまま
私は黙っていてほしいというあなたの希望を尊重した
そしてあなたはこの関係からきっぱりと手を洗った

What part of our history's reinvented and under rug swept?
What part of your memory is selective and tends to forget?
What with this distance it seems so obvious?
私たちの歴史のどの部分が書きかえられ、綺麗に消されるの?
あなたの記憶のどの部分が選ばれ、忘れられるの?
こんなに離れているのにどうしてこんなにはっきり感じられるの?

Just make sure you don't tell on me especially to members of your family
We best keep this to ourselves and not tell any members of our inner posse
I wish I could tell the world cause you're such a pretty thing when you're done up properly
I might want to marry you one day if you watch that weight and keep your firm body
特に家族には絶対言わないってことを僕に確約してくれよ
ふたりきりの秘密にして、親しい身内の誰にも言わないで
おしゃれしたときの君は本当に可愛いから、できるなら世界中に言いたいよ
君が今の体重と体型を維持するなら、いつか結婚したくなるかもしれないな

Ooh this could be messy and
Ooh I don't seem to mind
Ooh don't go telling everybody
And overlook this supposed crime
ああ、これはスキャンダルになりかねないのに
私ったら平気みたい
ああ、誰にも言わないわ
そしてこの世間的に犯罪とされる関係を見逃してよ